小河 孝/著 -- 文理閣 -- 2020.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /395.8/5014/2020 7112862874 配架図 Digital BookShelf
2020/05/11 可能 利用可   0

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ISBN 4-89259-861-6
ISBN13桁 978-4-89259-861-6
タイトル 満州における軍馬の鼻疽と関東軍
タイトルカナ マンシュウ ニ オケル グンバ ノ ビソ ト カントウグン
タイトル関連情報 奉天獣疫研究所・馬疫研究処・100部隊
タイトル関連情報読み ホウテン ジュウエキ ケンキュウジョ バエキ ケンキュウジョ ヒャクブタイ
著者名 小河 孝 /著
著者名典拠番号

110007654430000

出版地 京都
出版者 文理閣
出版者カナ ブンリカク
出版年 2020.3
ページ数 10, 123p
大きさ 22cm
価格 ¥2200
内容紹介 満州における「鼻疽」の研究と防疫対策を分析。奉天獣疫研究所、馬疫研究処、100部隊(関東軍軍馬防疫廠)の設立の背景、鼻疽に関する研究と防疫活動、関係者を含む各機関の相互のつながりなど、実態を解き明かす。
一般件名 うま(馬) , 家畜伝染病 , 人畜共通感染症 , 細菌戦 , 関東軍
一般件名カナ ウマ,カチク デンセンビョウ,ジンチク キョウツウ カンセンショウ,サイキンセン,カントウグン
一般件名典拠番号

510009300000000 , 510543200000000 , 511664100000000 , 510834000000000 , 210000333530000

分類:都立NDC10版 395.8
資料情報1 『満州における軍馬の鼻疽と関東軍 奉天獣疫研究所・馬疫研究処・100部隊』 小河 孝/著  文理閣 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/395.8/5014/2020  資料コード:7112862874)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153516205

目次 閉じる

第1章 鼻疽とは何か
  鼻疽と鼻疽菌
第2章 奉天獣疫研究所(獣研)と鼻疽研究
  獣研の創設と満鉄傘下の12年
  獣研の鼻疽研究と鼻疽診断液の製造
  獣研をとりまく政治・軍事情勢の変化
  満州における軍馬の鼻疽汚染
  鼻疽の新たな研究態勢の確立へ
  獣研の大陸科学院移管と馬疫研究の移譲
第3章 鼻疽の実験室内感染と新聞報道
  伊地知季弘氏の感染・殉職(1931年5月)
  豊島武夫氏と古賀為三郎氏の感染・殉職(1936年1月・2月)
  実験室内感染の原因
  マウスの感染試験をなぜ実施?
  実験室内感染を報じた満州日日新聞
  「鼻疽予防法の発見」の虚構
  小学生に向けた細菌戦教育
第4章 鼻疽の疫学調査と軍馬防疫廠の成立過程
  軍隊・警察による匪賊討伐
  鼻疽血清反応の統計学的観察
  関東軍の軍馬防疫(田崎報告)
  満州軍馬の鼻疽(渋谷報告)
  臨時病馬収容所から軍馬防疫廠へ
第5章 関東軍による馬疫研究処の設立と鼻疽対策
  日中戦争と戦時体制の始まり
  研究処のキーパーソン・安達誠太郎
  研究処の設立(1937年2月)と目的
  研究処における鼻疽研究は前途遼遠
  研究処の研究成果のゆくえ
  第10回日満家畜防疫会議(1938年11月)
  満州における鼻疽対策の混迷
第6章 100部隊(軍馬防疫廠)を支援した安達誠太郎
  安達が供述書を書くまでの経緯
  安達「供述書」の検討
  「自筆供述書」(1954年7月3日)
  「供述書」(1954年7月10日)
  「供述書」(1954年8月16日)
  鈴木元之の安達誠太郎告発資料(1953年9月26日)
第7章 三友一男と100部隊の3年半
  軍馬防疫廠(100部隊)の創設・任務・編制
  “研究課題は細菌戦の準備でなかった”は詭弁
  本格的な「軍事研究」開始は1941年頃
  三友が配属された実験室・第23号
  実験室・第23号での業務
  モルモットを用いた炭疽菌分離
  新設第6科の新たな役割
  デュアルユースと鼻疽菌
第8章 三友一男の「細菌戦謀略の対応」とハバロフスク軍事裁判
  「細菌戦謀略の対応」は虚像
  「兵要地誌調査」要員の派遣作戦
  「細菌戦資料室」の存在
  三友の予審尋問での駆け引き
  三田正夫の自筆供述書(1954年6月22日)
  三友の公判における法廷尋問