代田 清嗣/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2020.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /322.1/5527/2020 7112863236 配架図 Digital BookShelf
2020/06/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-8158-0980-5
ISBN13桁 978-4-8158-0980-5
タイトル 徳川日本の刑法と秩序
タイトルカナ トクガワ ニホン ノ ケイホウ ト チツジョ
著者名 代田 清嗣 /著
著者名典拠番号

110007656350000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.2
ページ数 7, 365, 10p
大きさ 22cm
価格 ¥6300
内容紹介 江戸の裁きにおいて、罰せられるべき者はいかにして決まったのか。具体的な凡例から江戸期固有の法理を探り出し、西洋法を規範とする刑法理解を塗り替えるとともに、幕政を基礎づけた統治原則をも浮き彫りにする。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p5~10
一般件名 法制史-日本 , 刑法-歴史
一般件名カナ ホウセイシ-ニホン,ケイホウ-レキシ
一般件名典拠番号

511388820190000 , 510689210060000

分類:都立NDC10版 322.15
資料情報1 『徳川日本の刑法と秩序』 代田 清嗣/著  名古屋大学出版会 2020.2(所蔵館:中央  請求記号:/322.1/5527/2020  資料コード:7112863236)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153516296

目次 閉じる

序章 徳川幕府刑法の形成
  一 徳川幕府における判例法
  二 判例法理の形成
  三 判例法理の研究動向
  四 本書の目的と構成
第一部 犯罪行為とその責任
  はじめに-刑事責任の捉え方
第一章 身分責任としての不念-過失と不作為を包含するもの
  一 公事方御定書成立以前
  二 公事方御定書成立以後
  三 不念の用法と身分責任
第二章 怪我とはなにか-望まぬ結果についての責任
  一 公事方御定書成立以前
  二 公事方御定書成立以後
  三 怪我と不念との関係
  四 怪我とあやまちとの関係
  おわりに-不念・怪我が映し出す近世の刑事責任
第Ⅱ部 集団と個人の責任-共犯の諸問題
  はじめに-共犯の研究史
第三章 首と従としての頭取と同類
  一 頭取と同類の関係
  二 御定書に規定ある頭取・同類
  三 御定書に規定なき頭取・同類
  四 頭取不明の場合の取扱いと強訴・徒党の特性
  五 頭取・同類と律の共犯規定
  六 頭取・同類の用法
第4章 頭取のいない共犯関係-「共同正犯的処分方式」の再検討
  一 頭取の不存在
  二 同類全員が実行行為を共同した場合
  三 同類の一部が実行行為以外の加功をなした場合
  四 盗における頭取なき同類の特殊性
  五 頭取なき同類の用法
第五章 下手人は誰か-人殺の特殊性と共犯
  一 共犯処罰と下手人
  二 御定書の規定による場合
  三 御定書の規定によらない場合
  四 人殺における共犯処罰の特徴
  おわりに-共犯処罰に映る刑事責任
第Ⅲ部 問われる被害者
  はじめに-なぜ被害者が問われるのか
第六章 人殺と被害者の身分責任
  一 御仕置御免願と刑責の減免
  二 被害者の行為と刑責の減免
  三 被害者の身分と刑責の減免
  四 正当防衛「的」法理の正体
第七章 盗・巧事と被害者のあるべき姿
  一 盗の被害と財物の保管
  二 かたり事・ねたり事における油断
  三 謀書・謀判における被害者の不念
  四 財産的損害を伴う犯罪と被害者の責任
第八章 密通と男女のあるべき姿
  一 被害者たる女性の責任
  二 被害者たる夫の責任
  三 密通処罰と被害者の責任
  おわりに-被害者という身分
終章 近世から近代へ-固有法理とそのゆくえ
  一 刑事責任の本質-本書の結論
  二 近代法への転換と刑事責任観