水野 卓/著 -- 汲古書院 -- 2020.3 --

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中央 3階A 一般図書 /222.03/5152/2020 7112836604 配架図 Digital BookShelf
2020/04/14 可能 利用可   0
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ISBN 4-7629-6055-0
ISBN13桁 978-4-7629-6055-0
タイトル 春秋時代の統治権研究
タイトルカナ シュンジュウ ジダイ ノ トウチケン ケンキュウ
著者名 水野 卓 /著
著者名典拠番号

110004957870000

出版地 東京
出版者 汲古書院
出版者カナ キュウコ ショイン
出版年 2020.3
ページ数 7, 392, 19p
大きさ 22cm
シリーズ名 汲古叢書
シリーズ名のルビ等 キュウコ ソウショ
シリーズ番号 156
シリーズ番号読み 156
価格 ¥11000
内容紹介 「左伝」や「繁年」の資料問題を念頭に置きつつ、春秋時代の統治権、その中身や実体化していたもの、継承法や統治を正当化していたものなど、統治権の具体的な要素を解明。中国古代史における春秋史の位置づけを描く。
書誌・年譜・年表 文献:p353~385
一般件名 統治権-ndlsh-00573428,中国-歴史-春秋時代-ndlna-00573840
一般件名 中国-歴史-春秋戦国時代
一般件名カナ チュウゴク-レキシ-シュンジュウ センゴク ジダイ
一般件名典拠番号

520389911430000

一般件名 中国
一般件名カナ チュウゴク
一般件名典拠番号 520389900000000
分類:都立NDC10版 222.03
資料情報1 『春秋時代の統治権研究』(汲古叢書 156) 水野 卓/著  汲古書院 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/222.03/5152/2020  資料コード:7112836604)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153520642

目次 閉じる

序章 春秋史研究の現状と課題
  第一節 中国古代史、特に先秦史のなかの春秋史の位置づけ
  第二節 春秋史研究の学説史整理
  第三節 本書の課題
  第四節 本書の主要資料-『左伝』『繫年』-に対する学界の状況と本書の立場
  第五節 本書の構成
第一部 伝世文献から見る春秋時代の統治権
第一章 春秋時代の君主
  はじめに
  第一節 君主殺害の加害者
  第二節 君主殺害の現場
  第三節 君主殺害時の盟と朝廟
  第四節 君主の出奔と捕虜
  おわりに
第二章 春秋時代における統治権の変容
  はじめに
  第一節 統治権と「器」
  第二節 周の封建と「器」
  第三節 「器」と天命の伝授
  おわりに
第三章 春秋時代の諸侯即位
  はじめに
  第一節 『左伝』に見える「立」と「即位」
  第二節 「即位」の意味
  第三節 『左伝』に見える「葬」
  第四節 『春秋』の「葬」
  おわりに
第四章 春秋時代の太子
  はじめに
  第一節 太子の役割
  第二節 太子と君主
  第三節 太子の“地位”
  第四節 太子と嫡子
  第五節 太子と長子
  第六節 太子と「立」
  おわりに
第五章 春秋時代における諸侯の身体
  はじめに
  第一節 古代中国における「君身」
  第二節 「君身」と周王朝
  第三節 「君身」に対する認識の変化
  第四節 「君身」と「父」
  おわりに
第六章 春秋時代の周王
  はじめに
  第一節 諸侯への干渉
  第二節 周王朝の内乱
  第三節 二人の周王
  第四節 周王と祖先
  おわりに
第二部 出土文献『繫年』の春秋時代の統治権研究への寄与と展望
第一章 『繫年』より見た春秋時代の新君即位
  はじめに
  第一節 『繫年』の「立」
  第二節 『繫年』の「即位」
  第三節 新君誕生における前君
  第四節 『繫年』の「即世」
  おわりに
第二章 『繫年』より見た周の東遷
  はじめに
  第一節 伝世文献が伝える王位の継承
  第二節 『繫年』が描く東遷期
  第三節 京師という場の性格
  おわりに
第三章 『繫年』が記す東遷期の年代
  はじめに
  第一節 『繫年』記載の年代
  第二節 『繫年』の「周」
  第三節 「立二十又一年」の解釈
  第四節 西暦との対応
  おわりに
第四章 『繫年』の資料的性格
  はじめに
  第一節 『繫年』の君主殺害と太子
  第二節 『繫年』の君主称謂
  第三節 『繫年』の編纂目的
  第四節 『繫年』の原資料
  第五節 『繫年』と『左伝』
  おわりに
終章 春秋期における統治権の特色と展開
  第一節 春秋時代の統治権
  第二節 前後の時代とのつながり
  第三節 春秋史の資料としての『左伝』と『繫年』
  第四節 先秦史研究における本書の位置づけ