山口 えり/著 -- 塙書房 -- 2020.2 --

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中央 3階A 一般図書 /210.30/5953/2020 7112836640 配架図 Digital BookShelf
2020/04/14 可能 利用可   0
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ISBN 4-8273-1309-3
ISBN13桁 978-4-8273-1309-3
タイトル 古代国家の祈雨儀礼と災害認識
タイトルカナ コダイ コッカ ノ キウ ギレイ ト サイガイ ニンシキ
著者名 山口 えり /著
著者名典拠番号

110005327430000

出版地 東京
出版者 塙書房
出版者カナ ハナワ ショボウ
出版年 2020.2
ページ数 8, 550, 15p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 日本古代の国家が自然現象とどのように向き合ってきたのかを明らかにすることを目的として、祈雨儀礼の展開に表象される古代国家の災害認識のあり方について考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p541~546
一般件名 日本-歴史-古代 , 雨乞 , 旱害 , 風水害
一般件名カナ ニホン-レキシ-コダイ,アマゴイ,カンガイ,フウスイガイ
一般件名典拠番号

520103814270000 , 510503400000000 , 511497000000000 , 511349600000000

分類:都立NDC10版 210.3
資料情報1 『古代国家の祈雨儀礼と災害認識』 山口 えり/著  塙書房 2020.2(所蔵館:中央  請求記号:/210.30/5953/2020  資料コード:7112836640)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153520646

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序章 本書の視座と構成
  一、本書の視座
  二、自然・自然現象の崇拝-神祇信仰の源流
  三、仏教と陰陽道の登場
  四、日本古代の祈雨儀礼について
  五、本書の構成
第一部 自然環境と神祇祭祀
第一章 広瀬大忌祭と龍田風神祭の成立と目的
  はじめに
  一、『日本書紀』に見える広瀬大忌祭・龍田風神祭
  二、広瀬社・龍田社と方位の問題
  三、広瀬・龍田の地域的特徴
  四、広瀬大忌祭・龍田風神祭の祭神
  五、広瀬大忌祭・龍田風神祭の成立過程
  おわりに
第二章 広瀬大忌祭と龍田風神祭の祝詞とその意図
  はじめに
  一、延喜祝詞式広瀬大忌祭条と龍田風神祭条の構成
  二、広瀬大忌祭の祭神
  三、龍田風神祭の創始
  四、龍田風神祭と広瀬大忌祭の背景
  おわりに
第三章 奈良時代の祈雨儀礼
  はじめに
  一、『続日本紀』における祈雨・止雨記事
  二、水害・旱害の原因
  三、祈雨における神祇儀礼の位置づけ
  おわりに
第四章 延喜臨時祭式祈雨神祭条の編纂をめぐって
  はじめに
  一、延喜祈雨神祭条と『日本三代実録』貞観元年九月四日・八日条との比較
  二、祈雨奉幣の対象社
  三、貞観元年の問題
  四、祈雨神祭条の成立
  おわりに
第五章 祈雨儀礼の多様化と災害認識
  はじめに
  一、「予防」の出現
  二、仏教と祈雨儀礼
  三、陰陽寮の展開
  四、大中臣朝臣淵魚と「予防」の奉幣
  おわりに
第二部 雨僧正仁海と請雨経法
第一章 日本古代の仏教祈雨儀礼
  はじめに
  一、『覚禅抄』「請雨法」
  二、請雨経法開始以前-読経による祈雨
  三、請雨経法の開始
  四、請雨経法の展開
  おわりに
第二章 仁海の血脈意識と空海の神泉苑請雨説話の成立
  はじめに
  一、仁海の血脈意識
  二、空海の神泉苑請雨説謡の変遷
  三、非長者仁海と請雨経法
  おわりに
第三章 請雨経法に用いられる経典について
  はじめに
  一、請雨経と請雨経法
  二、請雨経法の儀式次第に見える「龍」
  おわりに
第四章 雨僧正仁海と五龍祭
  はじめに
  一、仁海の請雨経法の特徴
  二、五龍祭と請雨経法のかかわり
  三、仁海による請雨経法の体系化-龍穴の場所を手がかりに
  おわりに
付章 仁海の出自と生年について
  はじめに
  一、仁海の出自
  二、仁海の生年
  おわりに
第三部 天文変異と災害認識
第一章 日本古代における災因の変遷
  はじめに
  一、旱害・水害の原因
  二、旱害・水害の災因と対応法-「不徳」の場合
  三、旱害・水害の災因と対応法-「祟」の場合
  おわりに
第二章 日本古代における「理運」の思考
  はじめに
  一、日本における「理運」の出現
  二、陰陽寮による災因の特定
  三、神祇官による「理運」の採用
  おわりに
第三章 陰陽寮の三合歳算定法
  はじめに
  一、『日本三代実録』に見える三合の計算
  二、三神の相合について
  三、三合への対応
  おわりに
第四章 『三合勘文部類』の紹介と翻刻
  はじめに
  一、諸本について
  二、原『三合勘文部類』の作成
  三、原『三合勘文部類』と諸写本との関係
  おわりに
  東山御文庫本『三合勘文部類』翻刻
終章 日本古代の祈雨儀礼の変遷と災害認識
  一、研究の成果
  二、今後の展望