村松 真理子/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2020.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /902.0/5246/2020 7113246200 配架図 Digital BookShelf
2020/10/20 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-595-32188-7
ISBN13桁 978-4-595-32188-7
タイトル 世界文学の古典を読む
タイトルカナ セカイ ブンガク ノ コテン オ ヨム
著者名 村松 真理子 /編著, 横山 安由美 /編著
著者名典拠番号

110001941870000 , 110003733210000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2020.3
ページ数 311p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク キョウザイ
価格 ¥3500
内容紹介 古代~中世の世界中の名作を、旅・冒険・非日常という共通の観点から読み解く。名場面の翻訳を通して、人間の普遍的な営みとしての旅を考察。さらに口承からテクストへと至る過程を精査し、古典文学のもつ意味を考える。
一般件名 文学-ndlsh-00560981
一般件名 文学
一般件名カナ ブンガク
一般件名典拠番号

511547100000000

分類:都立NDC10版 902
資料情報1 『世界文学の古典を読む』(放送大学教材) 村松 真理子/編著, 横山 安由美/編著  放送大学教育振興会 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/902.0/5246/2020  資料コード:7113246200)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153529203

目次 閉じる

1 古代ギリシア1 『オデュッセイア』
  1.放浪と復讐の二階建て
  2.物語の前提となる「主客の儀」
  3.『オデュッセイア』の主題
  4.知の英雄
  5.「知の英雄」の妻
  6.放浪と復讐をつなぐもの-旅から学んだこと
  <コラム>叙事詩の韻律
2 古代ギリシア2 『オイディプス王』
  1.オイディプス伝説
  2.プロロゴス
  3.第1エペイソディオン
  4.第2エペイソディオン
  5.第3エペイソディオン
  6.第4エペイソディオン
  7.エクソドス(終局)
  8.オイディプスはなぜ目をつぶしたのか
  <コラム>スピンクスの謎
3 古代ローマ1 『アエネイス』
  1.『アエネイス』と『オデュッセイア』
  2.トロイア人の地中海放浪の旅
  3.アンキセスとの再会,冥府下り
  4.未来のローマの地に立つアエネアス
  5.まとめ
  <コラム>ウェルギリウス
4 古代ローマ2 『黄金のろば』
  1.古代の小説の伝統
  2.『黄金のろば』の主人公と作中人物
  3.ルキウスの変身
  4.アモルとプシュケの物語
  5.まとめ
  <コラム>アプレイウス
5 中国1 『游仙窟』
  1.テクストの旅
  2.『游仙窟』のあらすじと河源への旅
  3.仙界における美女との出会い
  4.美文文学としての『游仙窟』
  5.「仙」「真」の意味
6 中国2 『西遊記』
  1.『西遊記』テクストの旅
  2.旅のはじまり-孫悟空の登場
  3.旅の因縁-三蔵と唐の太宗
  4.『西遊記』の構造
  5.『西遊記』の世界観
  6.サルの物語の旅
  <コラム>『西遊記』の作者
7 スペイン1 『わがシードの歌』
  1.シード-流浪する英雄
  2.成り上がる英雄の造形-史実と虚構
  3.越境する英雄-政治と宗教の境界線
  4.テクストの成立と遷移-ラテン語と俗語,口承と書記
  <コラム>『わがシードの歌』のあらすじ
8 スペイン2 『ティラン・ロ・ブラン』
  1.ティラン-中世から脱した騎士
  2.死への旅-恋する英雄
  3.地中海-交流と対立の空間
  4.テクストの伝播-ヨーロッパ,そして大西洋の彼方まで
  <コラム>J.マルトゥレイ
9 イタリア1 『神曲』
  1.冥界をめぐる旅物物語としての『神曲』
  2.語りの仕組み-3人のダンテ
  3.構成-3という数でできたテクスト
  4.旅の行程-風景と地理
  5.ウリッセ
  6.結び
  <コラム>1.ダンテ・アリギエーリ
  2.『神曲』のあらすじ
10 イタリア2 『デカメロン』
  1.再生の旅としての物語
  2.「枠物語」の旅と100話のテーマ
  3.100話の「ノヴェッラ」-多様で水平的な移動と旅
  4.アンドレウッチョのナポリの旅
  <コラム>1.ジョヴァンニ・ボッカッチョ
  2.『デカメロン』のあらすじ
11 フランス1 アーサー王物語と聖杯の探索
  1.遍歴の騎士たち
  2.アーサー王と<円卓の騎士>
  3.聖杯の探索
  4.放浪の意味とテクストの探索
  <コラム>クレチアン・ド・トロワ
12 フランス2 『エセー』
  1.エセーとは何か
  2.野蛮なのは誰か
  3.モンテーニュと旅
  4.人生という旅の終わり
  5.ソクラテスの矛盾
  <コラム>モンテーニュの生涯
13 イギリス1 『カンタベリー物語』
  1.詩人自身の旅の経験
  2.『カンタベリー物語』の「総序」-巡礼と身分風刺
  3.「騎士の物語」-運命の車輪
  4.人生はすなわち巡礼
  <コラム>『カンタベリー物語』の写本
14 イギリス2 『妖精の女王』
  1.テューダー朝とアーサー王伝説
  2.妖精の国-過去と現在が出会う場所
  3.騎士たちの終わりなき探求
  4.妖精国に忍び寄る現実の影
  <コラム>スペンサーとチョーサー
15 テクストと旅
  1.『オイディプス王』と旅
  2.ホラティウスのアッピア紀行
  3.中国知識人たちの旅
  4.旅のテクスト,テクストの旅
  5.テクストの旅-レオパルディとともに
  6.ローマへの憧れと故郷への回帰
  7.古典が生まれる過程-チョーサーの作品をめぐって