資料詳細

目次

第1章 ドイツにおけるIFRSへの適度な接近

  はじめに

  1 「国際的会計基準」概念の構築

  2 「資本市場指向」概念の構築

  3 「規制緩和」概念の構築

  4 ドイツにおける国際的会計基準の適用状況

  おわりに

第2章 IFRS対応に向けたEUの会計戦略

  はじめに

  1 「指令」による域内の会計調和化

  2 EUの公的文書にみるIFRSへの接近

  3 エンドースメント・メカニズムの形成

  おわりに

第3章 EUにおける国際的会計基準適用の法的根拠

  はじめに

  1 EUにおける国際的会計基準の形成

  2 エンドースメントの関与機関と手続きの強化

  おわりに

第4章 国際的会計基準の法的側面をめぐるドイツの議論

  はじめに

  1 国際的会計基準の法的側面

  2 国際的会計基準の解釈の特殊性

  おわりに

第5章 「資本市場指向」概念に基づくEUのIFRS対応

  はじめに

  1 “4区分のマトリックス”に基づくIFRS対応

  2 EUにおける「資本市場指向」概念の形成

  3 エンドースメントの強化に関する改革

  4 EUの新たな指令と中小企業版IFRS

  おわりに

第6章 「資本市場指向」概念に基づくドイツのIFRS対応

  はじめに

  1 ドイツにおける「資本市場指向」概念の形成

  2 2000年の改正による新第292a条

  3 EUのIAS適用命令へのドイツの対応

  4 BilReGによる国際的会計基準の適用条項

  5 BilMoGによる「資本市場指向」概念の成文化

  6 「資本市場指向」概念に基づく会計エンフォースメント

  おわりに

第7章 ドイツにおける会計法現代化法の特徴

  はじめに

  1 会計法現代化法(BilMoG)以前の規制緩和措置

  2 BilMoGによる規制緩和措置

  おわりに

第8章 ドイツにおける非資本市場指向の会計制度改革

  はじめに

  1 最小規模資本会社会計法修正法(MicroBilG)の特徴

  2 EUにおける新会計指令の制定

  3 会計指令転換法(BilRUG)の特徴

  おわりに

第9章 ドイツにおける公正価値会計への対応

  はじめに

  1 EUの公正価値指令への対応

  2 BilMoGによる公正価値会計への対応

  3 公正価値会計にかかわるドイツ特有の概念

  おわりに

第10章 ドイツにおける非財務報告への対応

  はじめに

  1 EUのCSR指令の要点

  2 ドイツのCSR指令転換法の特徴

  3 非財務報告をめぐる不確定法概念

  おわりに

第11章 欧州裁判所の判例が支えるドイツの会計思考

  はじめに

  1 ドイツの係争を扱った3つの判例

  2 GIMLE判決の内容

  3 ドイツからみたGIMLE判決の意味

  おわりに

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