大山 英樹/著 -- 晃洋書房 -- 2020.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/ナ6/857 7112893754 配架図 Digital BookShelf
2020/05/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-3260-6
ISBN13桁 978-4-7710-3260-6
タイトル 夏目漱石と帝国大学
タイトルカナ ナツメ ソウセキ ト テイコク ダイガク
タイトル関連情報 「漱石神話」の生成と発展のメカニズム
タイトル関連情報読み ソウセキ シンワ ノ セイセイ ト ハッテン ノ メカニズム
著者名 大山 英樹 /著
著者名典拠番号

110007674590000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2020.3
ページ数 5, 273, 2p
大きさ 22cm
価格 ¥4200
内容紹介 「漱石像」が作られた過程を「職業作家以前」「専業作家時代」「死後の名声」の3期に分けて分析。他の作家と較べて漱石の何が特異であったか、いかにして卓越的存在と成り得たのかを、帝国大学との関わりをたよりに追究する。
書誌・年譜・年表 文献:p263~273
個人件名 夏目, 漱石, 1867-1916-entity-00054222
個人件名カナ ナツメ, ソウセキ
個人件名 夏目 漱石
個人件名カナ ナツメ ソウセキ
個人件名典拠番号 110000737940000
団体件名 東京帝国大学-entity-00259406,東京帝国大学-entity-00259406
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『夏目漱石と帝国大学 「漱石神話」の生成と発展のメカニズム』 大山 英樹/著  晃洋書房 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ナ6/857  資料コード:7112893754)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153532866

目次 閉じる

序章 日本近代文学の象徴「漱石」
第Ⅰ部 漱石の文壇登場とその認知のされ方
第一章 英国留学と神経衰弱
  第一節 近代の時代病「神経衰弱」
  第二節 英国留学の意義の構築
  第三節 英国留学の実態と「倫敦消息」の創作
第二章 ホトヽギス派の俳人作家
  第一節 写生文から小説へ
  第二節 漱石登場時の文壇の概況
  第三節 漱石初期作品の評価のされ方
  第四節 俳句的小説『草枕』
第三章 自然主義陣営との偶発的対立
  第一節 一九〇六(明治三九)年の文壇を賑す三作家
  第二節 漱石対自然主義の構図から観測される文壇の姿
  第三節 現実生活を直視せぬ「余裕派」
第Ⅱ部 帝国大学出身者だけを描く作家
第四章 『野分』白井道也の造形
  第一節 白井道也は漱石の分身か?
  第二節 白井道也と大町桂月
  第三節 白井道也とマシュー・アーノルド
  第四節 悲観的な結末と「茶番的の印象」
第五章 『三四郎』に描かれる学歴貴族の生態
  第一節 学歴貴族の圏域
  第二節 帝国大学「文科」と「理科」の立身出世とイルーシオの構築
  第三節 美禰子の結婚戦略と三四郎の恋愛観念との懸隔
  第四節 現実の「三四郎」たちと大正教養主義、漱石からの逆照射
第六章 新聞小説家漱石の担うべき役割
  第一節 <失敗作>『行人』を巡る論争
  第二節 <新聞連載小説=家庭小説>という図式
  第三節 漱石に寄せられた学生読者たちの期待
第Ⅲ部 漱石死後の神話生成
第七章 漱石神話の生成と発展
  第一節 「則天去私」神話の発生
  第二節 小宮豊隆、「漱石神社の神主」というレッテル
  第三節 昭和二年刊行円本「夏目漱石集」の編集方針
  第四節 漱石門下と人格主義、彼らと「文壇」との距離
  第五節 小宮説から江藤説へと引き継がれた漱石イメージ
第八章 漱石評価の確立期
  第一節 『坊っちやん』と『抗夫』の主人公の共通点
  第二節 漱石は特殊な作家という認識
  第三節 「作品論」の確立と漱石の正典化