深町 悟/著 -- 溪水社 -- 2020.3 --

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中央 3階C 一般図書 /930.2/5744/2020 7112894180 配架図 Digital BookShelf
2020/05/25 可能 利用可   0
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ISBN 4-86327-511-9
ISBN13桁 978-4-86327-511-9
タイトル 「侵攻小説」というプロパガンダ装置の誕生
タイトルカナ シンコウ ショウセツ ト イウ プロパガンダ ソウチ ノ タンジョウ
著者名 深町 悟 /著
著者名典拠番号

110007549890000

出版地 広島
出版者 溪水社
出版者カナ ケイスイシャ
出版年 2020.3
ページ数 5, 218p
大きさ 22cm
価格 ¥2800
内容紹介 1871年に英国で誕生した「侵攻小説」。そのオリジナルとして知られる「ドーキングの戦い」に加え、未だ研究のなされてこなかった数々の作品を取り上げ、そのジャンルの英国での受容を論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p202~207
一般件名 イギリス文学-歴史-ヴィクトリア女王 (1837-1901)-ndlsh-00991175,プロパガンダ-イギリス-歴史-ヴィクトリア女王 (1837-1901)-ndlsh-001361026
一般件名 小説(イギリス) , プロパガンダ-歴史
一般件名カナ ショウセツ(イギリス),プロパガンダ-レキシ
一般件名典拠番号

510948000000000 , 511862210010000

分類:都立NDC10版 930.26
資料情報1 『「侵攻小説」というプロパガンダ装置の誕生』 深町 悟/著  溪水社 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5744/2020  資料コード:7112894180)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153532921

目次 閉じる

序章
  Ⅰ ヴィクトリア朝後期の民衆へのプロパガンダと「侵攻小説」
  Ⅱ 「ドーキングの戦い」と「侵攻小説」について
  Ⅲ 「ドーキングの戦い」以降の一八七〇年代の侵攻小説について
  Ⅳ 「海峡トンネル危機」と侵攻小説について
第一部 「ドーキングの戦い」(“The Battle of Dorking”)
第一章 「ドーキングの戦い」(“The Battle of Dorking”)-前編-
  はじめに
  Ⅰ 「ドーキングの戦い」のプロットについて
  Ⅱ アラーミズムを利用する作者
  Ⅲ メディアの批判と作者の弁明
  Ⅳ 軍事演習とアラーミズムの収束
  おわりに
第二章 「ドーキングの戦い」(“The Battle of Dorking”)-後編-
  はじめに
  Ⅰ 批判対象の設定
  Ⅱ 揺れる批判対象
  Ⅲ 無視された抑止力
  Ⅳ 作品のコメディーとしての側面
  Ⅴ 改変前と改変後の作品の比較
  Ⅵ 見えない侵攻軍
  おわりに
第二部 「ドーキングの戦い」以降、一八七〇年代の侵攻小説作品
第三章 『五十年が過ぎ』と『トルコの分割』(Fifty Years Hence)(The Curving of Turkey)
  はじめに
  Ⅰ 両作品のプロットについて
  Ⅱ 問題にされない英国の軍備
  Ⅲ 『五十年が過ぎ』に登場する二種類の悪
  Ⅳ 『トルコの分割』における倒すべき悪
  Ⅴ 両作品の異なるトルコへの見方
  おわりに
第四章 『一八八三年の侵攻』(The Invasion of 1883)
  はじめに
  Ⅰ 作品のプロットについて
  Ⅱ 改革の主役である読者
  Ⅲ 防衛力の主力になる得るボランティア隊
  Ⅳ 皆を不幸にする戦争
  おわりに
第五章 『海峡トンネル、つまり英国の破滅』(The Channel Tunnel;or,England's Ruin)
  はじめに
  Ⅰ 作品のプロットについて
  Ⅱ 効果的に使われる「議題設定」
  Ⅲ 無理に始まる仏独の戦争
  おわりに
第三部 一八八二年の「海峡トンネル危機」における侵攻小説作品
第六章 『いかにジョン・ブルはロンドンを失ったか』(How John Bull Lost London)
  はじめに
  Ⅰ 作品のプロットについて
  Ⅱ 敵意を隠すフランス
  Ⅲ 賛成派と反対派の立場
  Ⅳ 責任を負わされる民衆
  おわりに
第七章 「海峡トンネルの話」(“The Story of the Channel Tunnel”)
  はじめに
  Ⅰ 作品のプロットについて
  Ⅱ 登場回数の少ない作品のヒーロー
  Ⅲ 敵国ではなく英国内に存在する悪役
  Ⅳ 資本家ワトキンへの個人攻撃
  Ⅴ トンネル建設における議論
  おわりに
第八章 『ブローニュの戦い』(The Battle of Boulogne)
  はじめに
  Ⅰ 作品のプロットについて
  Ⅱ 否定される反対派の言説
  Ⅲ 正義の英国軍と不義をはたらくフランス軍
  Ⅳ 英仏の国民性の違いから喚起される愛国心
  おわりに
結章
  はじめに
  Ⅰ 第一部「ドーキングの戦い」のまとめ
  Ⅱ 第二部「ドーキングの戦い」以降、一八七〇年代の侵攻小説作品のまとめ
  Ⅲ 第三部一八八二年の「海峡トンネル危機」における侵攻小説作品のまとめ
  おわりに