須永 哲思/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2020.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /375.3/5478/2020 7112897987 配架図 Digital BookShelf
2020/05/11 可能 利用可   0

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ISBN 4-8140-0272-6
ISBN13桁 978-4-8140-0272-6
タイトル 桑原正雄の郷土教育
タイトルカナ クワバラ マサオ ノ キョウド キョウイク
タイトル関連情報 <資本の環>の中の私達
タイトル関連情報読み シホン ノ ワ ノ ナカ ノ ワタクシタチ
著者名 須永 哲思 /著
著者名典拠番号

110007674470000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2020.3
ページ数 10, 420p
大きさ 22cm
シリーズ名 プリミエ・コレクション
シリーズ名のルビ等 プリミエ コレクション
シリーズ番号 105
シリーズ番号読み 105
価格 ¥4800
内容紹介 社会科は、子どもの目に映ったチンドン屋の仕事を、どのように教えるのか。近代化で大きく変貌する郷土の現実から、社会の生きたメカニズムを伝えようとした教師の実践の記録。
書誌・年譜・年表 文献:p341~361 略年表:p401~405
個人件名 桑原, 正雄, 1906--entity-00038869
個人件名カナ クワハラ, マサオ
個人件名 桑原 正雄
個人件名カナ クワバラ マサオ
個人件名典拠番号 110000375170000
一般件名 郷土教育-歴史
一般件名カナ キョウド キョウイク-レキシ
一般件名典拠番号

510671210020000

分類:都立NDC10版 375.3
資料情報1 『桑原正雄の郷土教育 <資本の環>の中の私達』(プリミエ・コレクション 105) 須永 哲思/著  京都大学学術出版会 2020.3(所蔵館:中央  請求記号:/375.3/5478/2020  資料コード:7112897987)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153540918

目次 閉じる

序章
  第1節 郷土が消えていく時代の郷土教育-<資本の環>の中の私たちを考えるために
  第2節 「生活者」からの資本主義観
  第3節 戦後郷土教育の「新しさ」-先行研究の批判的検討
  第4節 本書の構成
第1章 一九四五年以前における「郷土」の位置
  第1節 明治期・大正期の教育課程における郷土
  第2節 一九三〇年代における郷土教育運動とそれへの批判的言説の隆盛
  第3節 「郷土ノ観察」の実施
第2章 戦後に連続する同心円的な郷土概念
  第1節 残された問題構図-戦後における「郷土の観察」の再開
  第2節 「学習指導要領(試案)」における「郷土」と「地域」
  第3節 一九四〇年代後半~一九五〇年代における「郷土」を冠した教育関係出版物
第3章 郷土全協の成立過程
  第1節 郷土全協創設者・桑原正雄
  第2節 郷土教育全国連絡協議会の成立
  第3節 「新しい民族教育」としての戦後郷土教育
  第4節 生活綴方と「科学」、「問題解決学習」との論争
第4章 フィールドワークを通じた「自由労働者」の教材化
  第1節 戦前の郷土教育・地理教育への批判の深化
  第2節 第三回郷土教育研究大会での「パタヤ部落」のフィールドワーク
  第3節 社会科副教材の中の「自由労働者」-関根・桑原の副教材の比較検討
第5章 小学校社会科教科書『あかるい社会』の編纂
  第1節 第三期「学習指導要領」(一九五五年~)-「自分の属する町や村」より広い範域として-
  第2節 一九五五年度小学校社会科教科書の比較分析-『あかるい社会』を中心に
  第3節 『あかるい社会』と桑原正雄
  第4節 「生活綴方的教育方法」と「郷土教育的教育方法」の交錯
  第5節 『あかるい社会』と『綴方風土認別巻』
  第6節 「資本家」ではなく「資本」を問題にする視点
  コラム1 桑原正雄『郷土をしらべる』(国土社、一九五五年)
  「機械の力9 戦争のかなしみ朝鮮の人たち」
  「はたらく人びと 10 わたしたちのくらし農村のくらし」
第6章 戦後「郷土教育論争」再考
  第1節 第四期学習指導要領(一九五八年~)-行政区画としての都道府県へ-
  第2節 「郷土教育論争」の展開と背景
  第3節 「郷土教育論争」における論点
  第4節 論争後の副教材に見る、地域社会の「資本」をめぐる生活現実
  コラム2 桑原正雄『町やむらをしらべよう』(国土社、一九六三年)
  「さまざまな土地さまざまな生活 水田の村 2 コンクリート畦畔」
  「さまざまな土地さまざまな生活 水田の村 5 田植え」
  「さまざまな土地さまざまな生活 水田の村 6 クワとスキ」
終章 桑原正雄の郷土教育の今日的可能性
  第1節 なぜ地域でなく「郷土」だったのか
  第2節 資本主義社会のあり方を教育の問題として考えるために-事実への主体的認識と共感的理解
  第3節 戦後史の中の郷土教育-桑原の試みを周縁化させたもの
  第4節 今後の課題