資料詳細

目次

上編

はじめに

第1章 宗教と政治

  第1節 宗教と政治

  第2節 宗教と政党

  第3節 宗教と政権

  第4節 宗教と政府

第2章 宗教と法治

  第1節 中国の宗教立法及びその法治化

第3章 宗教と社会

  第1節 宗教と社会との関係に対する、マルクス主義の主要な思想家の見解

  第2節 宗教の社会的機能に対する評価

  第3節 国際社会と中国社会における宗教

結論

下編

1 現代中国の宗教研究:問題と構想

第1章 現実の宗教に対する問題意識

  第1節 宗教の発展の勢いに対する評価

  第2節 宗教及びその信徒の分布状況の分析

  第3節 宗教と政治の関係に対する関心

第2章 宗教学術研究の構想

  第1節 「宗教観」の探求

  第2節 「宗教学体系」の構築

  第3節 「理論」研究と「現実」的措置の相互作用

  第4節 「学際的」な共同構築と「異文化間」対話の進路

2 現代宗教現象の認識と再考

3 現代の中国社会の変遷と宗教の再構築

第1章 序論

第2章 現代中国の社会的変遷

  第1節 「グローバル化」と中国の「WTOへの加盟」が、現在の中国の政治・経済・文化の構造に影響を与えている

  第2節 「一国二制度」と多様な経済体制の共存もまた、現代中国社会変遷の一つの明らかな証である

  第3節 社会構造と階層に多重的な変遷が出現している

  第4節 社会文化・価値・意識形態の「多元化」は争えない事実である

  第5節 中国の社会・文化を再構築する中で、「中国」意識は蘇ることができるのか

第3章 現代中国の宗教再構築

  第1節 「組織性」を持つ宗教の枠組みの再構築

  第2節 宗教の「非組織化」の発展

第4章 まとめ

4 宗教と文化に対する現代中国人の理解

第1章 「宗教」と「文化」の位置付け

第2章 一部の中国の学者が認識している、宗教と中国の文化の相違点

第3章 キリスト教と中国文化の関係

第4章 中国の文化生活における宗教の道徳的機能

第5章 「宗教を文化とみなす」という思想

5 宗教理解に対する宗教学研究の貢献

第1章 はじめに

第2章 宗教学研究における宗教認識の回顧

  第1節 20世紀初頭における中国に「宗教」及びその概念が存在するか否かについての議論

  第2節 20世紀後半における、宗教に対する中国大陸学術界の理解と研究

第3章 宗教研究を「心を探求する」学問とする

  第1節 「天と人の関係を極める」宗教研究

  第2節 「文化の本質を探る」宗教研究

第4章 宗教研究を「事の実現を図る」学問とする

  第1節 宗教と「グローバル化」

  第2節 宗教と政治

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