宮本 裕子/著 -- 水声社 -- 2020.6 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /778.7/5625/2020 7113114908 配架図 Digital BookShelf
2020/07/28 可能 利用可   0

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ISBN 4-8010-0497-9
ISBN13桁 978-4-8010-0497-9
タイトル フライシャー兄弟の映像的志向
タイトルカナ フライシャー キョウダイ ノ エイゾウテキ シコウ
タイトル関連情報 混淆するアニメーションとその空間
タイトル関連情報読み コンコウ スル アニメーション ト ソノ クウカン
著者名 宮本 裕子 /著
著者名典拠番号

110007706020000

出版地 東京
出版者 水声社
出版者カナ スイセイシャ
出版年 2020.6
ページ数 293p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 「ベティ・ブープ」や「ポパイ」による成功の傍ら、混淆する映像空間に拓かれたフライシャー・アニメ-ションの創造力を、当時のアメリカの社会情勢や映像技術から現代日本アニメーションまで射程を広げつつ展望する。
書誌・年譜・年表 文献:p263~270 フライシャー兄弟年表:p283~286
個人件名 Fleischer, Max, 1883-1972-entity-00439699,Fleischer, Dave, 1894-1979-entity-001355493
個人件名カナ フライシャー M.,フライシャー デイヴ
個人件名原綴 Fleischer,Max,Fleischer,Dave
個人件名典拠番号 120002190840000 , 120001814950000
分類:都立NDC10版 778.77
資料情報1 『フライシャー兄弟の映像的志向 混淆するアニメーションとその空間』 宮本 裕子/著  水声社 2020.6(所蔵館:中央  請求記号:/778.7/5625/2020  資料コード:7113114908)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153624143

目次 閉じる

序章 フライシャー兄弟の映像的志向
  1 研究の背景と経緯-フライシャー兄弟の「異なる道」
  2 理論的な枠組みと研究の方法
  3 作品選定と各章構成
第一章 フライシャー兄弟とその作品
  1 アニメーション制作以前
  2 「インク壺」シリーズの時代
  3 フライシャー・スタジオ設立
  4 「ベティ・ブープ」シリーズ
  5 「ポパイ」シリーズとColor Classicsシリーズ
  6 長編アニメーションへの挑戦
第二章 「インク壺」シリーズにおける異なる空間の隣接
  1 アメリカにおける最初期のアニメーション
  2 「インク壺」シリーズ作の基本構成
  3 シリーズ前期-初期アニメーション的な表現の継続と抽象的な空間の隣接
  4 シリーズ中期-「手」の存在と映画的虚構空間の拡張
  5 シリーズ後期-隣接する空間の形式化
  6 描くもの、描かれるものの闘争と「手」のトポス
第三章 動きの次元における異質なものの混淆
  1 「ベティ」シリーズにおけるキャブ・キャロウェイ
  2 キャロウェイ三部作
  3 ロトスコープ映像の不気味さ
  4 ロトスコープの露出的な使用と抑圧構造
  5 キャロウェイの表象とブラックフェイス・ミンストレル
  6 キャロウェイ三部作の「原初性」
第四章 ステレオプティカル映像における階層性と質感の不統一
  1 階層化による三次元的なアニメーション映像
  2 「ポパイ」スペシャル版におけるステレオプティカル映像
  3 テロッテによる議論とアラビア的空間
  4 ステレオプティカル映像の脱階層性
  5 ステレオプティカル使用の変遷と東西の遠近法
第五章 映像的志向性の帰結するところ
  1 長編アニメーション二作に対する評価
  2 フライシャー的な技術の総動員
  3 異種族の混在と「特撮」的な風景のスペクタクル
  4 『バッタ君』のナイーブなムードとフライシャーの映像的志向性
  5 映像に内在する制作現場
  6 巨大な「手」による幇助
終章 混淆する映像の系譜と二項対立の攪乱
  1 英語圏における実写とアニメーションの混淆
  2 日本のアニメーションに見られる不統一性
  3 フライシャーの映像的志向性とPMR
  4 二項対立を越えて