霜鳥 慶邦/著 -- 松柏社 -- 2020.7 --

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中央 3階C 一般図書 /930.2/5750/2020 7113149233 配架図 Digital BookShelf
2020/08/06 可能 利用可   0
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ISBN 4-7754-0270-2
ISBN13桁 978-4-7754-0270-2
タイトル 百年の記憶と未来への松明(トーチ)
タイトルカナ ヒャクネン ノ キオク ト ミライ エノ トーチ
タイトル関連情報 二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶
タイトル関連情報読み ニジュウイッセイキ エイゴケン ブンガク ブンカ ト ダイイチジ セカイ タイセン ノ キオク
著者名 霜鳥 慶邦 /著
著者名典拠番号

110005218580000

出版地 東京
出版者 松柏社
出版者カナ ショウハクシャ
出版年 2020.7
ページ数 448p
大きさ 20cm
価格 ¥3800
内容紹介 第一次世界大戦百周年とは、それ自体が目的化した空虚なパフォーマンスにすぎなかったのか。第一次世界大戦百周年をめぐる世界的動向を踏まえた視座から、21世紀英語圏文学・文化における大戦の記憶の諸相を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p391~425
一般件名 英語文学-歴史-21世紀-ndlsh-001267283,世界戦争 (1914-1918)-文学上-ndlsh-001308874
一般件名 英文学 , 世界大戦(第一次)
一般件名カナ エイブンガク,セカイ タイセン(ダイイチジ)
一般件名典拠番号

510510000000000 , 511037400000000

分類:都立NDC10版 930.27
資料情報1 『百年の記憶と未来への松明(トーチ) 二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶』 霜鳥 慶邦/著  松柏社 2020.7(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5750/2020  資料コード:7113149233)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153637812

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序章 百年の記憶、百年目の責任
  一 悪霊が再びヨーロッパを排徊している
  二 記憶のグローバル化のために
  三 記憶のキー・コンセプト
  四 二十一世紀の記憶の風景
  五 「未来への松明」を構成する九つ(+α)の章
第一章 <イギリス>永遠のウィルフレッド・オウェン
  一 歴史の理解、記憶の継承、詩の功罪
  二 「戦争の悲哀」と二十世紀
  三 二十一世紀のオウェン(たち)
  四 戦争報道、他者の苦痛、憐憫
  五 シリアからの「警告」
第二章 <イギリス>最後のトミー、すべてのトミー
  一 <最後のトミー>、逝く
  二 牧歌的故郷
  三 西部戦線、塹壕、泥
  四 中間地帯を越境する動物たち
  五 国境を越えた絆、あるいは「苦しみの共同体」
  六 「我々」の記憶
  七 記憶の関与者たち
  八 <最後のトミー>、神話へ
第三章 <イギリス><大戦世代>不在の時代に
  一 <大戦世代>不在の時代へ
  二 時代の終わり
  三 詩、記憶、傷
  四 傷の詩的治癒の(不)可能性
  五 ひび割れた慰霊碑
第四章 <ベルギー>三万回の「ラスト・ポスト」が鳴り響くとき
  一 メニン・ゲート-「ラスト・ポスト」の儀式
  二 記憶の場における「我々」と「彼ら」
  三 記憶の場におけるツーリストへの/からのまなざし
  四 三万回の「ラスト・ポスト」が鳴り響くとき-記憶の未来と歴史からの問いかけ
第五章 <カナダ>癒やしと和解への長い旅路
  一 ヴィミー・リッジ-国家が生まれた場所
  二 カナダ史の「悲しい一章」
  三 円環の記憶/記憶の円環
  四 「悲しい」トリックスター
  五 癒やしと和解への長い旅路
第六章 <オーストラリア>歴史のトリアージ
  一 アンザック化する記憶
  二 二つの結末をめぐって
  三 寓話化する歴史
  四 権威と選択
  五 膜
  六 歴史のトリアージ
  七 越境者たち
第七章 <アイルランド>異教徒たちだけが存在する世界で
  一 忘却から和解への遙かなる路
  二 「サイド・バイ・サイド」の夢
  三 「サイド・バイ・サイド」の可能性
  四 中国人労働者
  五 アルジェリア兵
  六 アイルランド兵
  七 ベルギー人女性
  八 異教徒たちだけが存在する時代に
第八章 <パキスタン>二十一世紀のヘロドトスたちとスキュラクスたち
  一 ムスリムたちの「忠誠」
  二 戦争と「忠誠」
  三 二十世紀のスキュラクスたち
  四 非暴力の記憶
  五 世界を憐れむ仏陀のまなざし
  六 失われた物語を求めて
第九章 <イギリス>二十一世紀の『イン・メモリアム』
  一 ミレニアムの「夢」
  二 「精神病の世紀」の天使たち
  三 二十世紀のアエネーアースたち
  四 二十世紀の『イン・メモリアム』
  五 二十一世紀の『イン・メモリアム』
終章 『土曜日』の気分、『秋』の気配、未来への松明
  一 『土曜日』の気分
  一 『秋』の気配
  三 未来への松明