吉川 洋/著 -- 岩波書店 -- 2020.8 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /331.0/5702/2020 7113283212 配架図 Digital BookShelf
2020/09/20 可能 利用可   0

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ISBN 4-00-024830-3
ISBN13桁 978-4-00-024830-3
タイトル マクロ経済学の再構築
タイトルカナ マクロ ケイザイガク ノ サイコウチク
タイトル関連情報 ケインズとシュンペーター
タイトル関連情報読み ケインズ ト シュンペーター
著者名 吉川 洋 /著
著者名典拠番号

110001069630000

出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2020.8
ページ数 11, 354p
大きさ 22cm
価格 ¥8000
内容紹介 なぜ現在のマクロ経済学は、現実の危機に無力なのか。「統計物理学」に学び、ケインズとシュンペーターの遺産を融合することで、現実の経済を解明し有効な処方箋を描ける、マクロ経済学のあるべき姿を提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p325~347
個人件名 Keynes, John Maynard, 1883-1946-entity-00445583,Schumpeter, Joseph A., 1883-1950-entity-00455833
個人件名カナ ケインズ ジョン・メイナード,シュンペーター ヨーゼフ・アロイス
個人件名原綴 Keynes,John Maynard,Schumpeter,Joseph Alois
個人件名典拠番号 120000155350000 , 120000265590000
一般件名 マクロ経済学-ndlsh-00567284
一般件名 マクロ経済学
一般件名カナ マクロ ケイザイガク
一般件名典拠番号

511588300000000

分類:都立NDC10版 331
書評掲載紙 日本経済新聞  2020/11/28   
書評掲載紙2 日本経済新聞  2020/12/26   
資料情報1 『マクロ経済学の再構築 ケインズとシュンペーター』 吉川 洋/著  岩波書店 2020.8(所蔵館:中央  請求記号:/331.0/5702/2020  資料コード:7113283212)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153666187

目次 閉じる

序章
第1章 標準的な「ミクロ的基礎づけ」はなぜ間違っているのか
  1.代表的消費者/企業
  2.「ミクロ的に基礎づけられたマクロ経済学」が仮定する「ミクロ・ショック」-ルーカス・モデル
  3.非自己平均性-現実的な「ミクロ・ショック」の性質
  4.合理的期待
  5.ワルラスの「一般均衡理論」
第2章 統計物理学の考え方とマクロ経済学
  1.マクロの法則
  2.変分原理
  3.マクロとミクロ
  4.エントロピー
  5.具体例-景気循環のモデル
  6.ラムゼー・モデル
  7.マルコフ・モデル
  8.まとめ
第3章 ケインズ経済学のミクロ的基礎づけ
  1.生産性の分布の意義
  2.生産性格差
  3.サーチ理論の限界
  4.不完全競争-屈折個別需要曲線
  5.限界費用
  6.企業の最適行動
  7.労働生産性の分布
  8.職(job)の創造と破壊
  9.生産性の分布を説明する理論モデル
第4章 景気循環
  1.マクロ経済学の誕生
  2.景気循環の原因-RBCへの批判
  3.産業部門別データを用いた分析
  4.Great Recession
  5.「循環」を生み出すメカニズム-投資の役割
  6.まとめ
第5章 需要の飽和と経済成長
  第1節 経済成長の理論
  1.ルイス・モデル
  2.戦後日本の高度成長
  第2節 需要の飽和
  第3節 プロダクト・イノベーションと経済成長
  1.供給サイドと需要サイド
  2.需要と技術革新
  3.プロダクト・イノベーションのモデル化
  4.青木=吉川モデル
第6章 物価と賃金
  第1節 デフレと日本経済
  第2節 金融政策と「期待」
  第3節 価格の決定
  第4節 個別の価格と一般物価
  第5節 賃金
  第6節 まとめ
第7章 金融市場/資産価格と実体経済
  第1節 新古典派的アプローチ
  第2節 資産価格変動の数理
  1.ベキ分布
  2.独立な確率変数の和の極限分布
  3.エントロピー最大化
  第3節 「バブル」について
  第4節 実体経済との違い
  第5節 金融市場の「合理性」
  まとめ
第8章 結論
  1.ミクロの問題とマクロの問題
  2.ミクロの最適行動の詳細を追っても意味はない
  3.景気の変動を決めるのは実質総需要の水準である
  4.需要は「長期」の経済成長でも大きな役割を果たす
  5.物価と賃金
  6.金融市場の役割
  7.おわりに
補論 先駆者たち
  1.チャンパーノウンによる所得分布に関する研究
  2.1930年代の「ロシア学派」
  3.コブ=ダグラス関数のミクロ的基礎
  4.トービンの「確率的マクロ均衡」
  5.物理学者の貢献