城戸 亜希子/著 -- 川島書店 -- 2020.8 --

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中央 1F医療 一般図書 /493.75/5331/2020 7113620706 配架図 Digital BookShelf
2021/01/20 可能 利用可   0
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ISBN 4-7610-0937-3
ISBN13桁 978-4-7610-0937-3
タイトル 認知症の社会文化的表象
タイトルカナ ニンチショウ ノ シャカイ ブンカテキ ヒョウショウ
タイトル関連情報 メディア・文学作品の分析にみる<恐怖>の正体
タイトル関連情報読み メディア ブンガク サクヒン ノ ブンセキ ニ ミル キョウフ ノ ショウタイ
著者名 城戸 亜希子 /著, 長田 久雄 /監修
著者名典拠番号

110007729050000 , 110001536680000

出版地 東京
出版者 川島書店
出版者カナ カワシマ ショテン
出版年 2020.8
ページ数 12, 271p
大きさ 22cm
価格 ¥4400
内容紹介 認知症に対する<恐怖>とは。認知症とそのイメージがメディアや文学作品を媒介としてどのように広まり、受容され、病気に対する認識や偏見を作り出してきたのかを解明。認知症に関する表現を歴史と社会の流れと共に読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p257~264
一般件名 認知症-ndlsh-00954862
一般件名 認知症 , 小説(日本)
一般件名カナ ニンチショウ,ショウセツ(ニホン)
一般件名典拠番号

511147600000000 , 510950800000000

分類:都立NDC10版 493.758
資料情報1 『認知症の社会文化的表象 メディア・文学作品の分析にみる<恐怖>の正体』 城戸 亜希子/著, 長田 久雄/監修  川島書店 2020.8(所蔵館:中央  請求記号:/493.75/5331/2020  資料コード:7113620706)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153672703

目次 閉じる

第1章 認知症とは何か
  1.認知症とは何か-医学領域における概念とその研究-
  2.「痴呆」の定義と病名の一般化について
第2章 明治から昭和初期における「痴呆」
  1.明治期における「痴呆」という語とその意味
  2.大正期から昭和初期の「痴呆」に関する報道
第3章 戦後の痴呆,認知症表象
  1.病名の一般化について
  2.社説で取り上げられた内容
  3.読者の声(投書)に見る痴呆,認知症
  4.戦後の痴呆,認知症に対する年代別問題意識の変化
第4章 老いと「狂気」
  1.作品と時代背景
  2.青山半蔵の病
  3.周囲の反応と心情
第5章 「痴呆症」と嫌悪
  1.作品と時代背景
  2.為雄の症状とその描写
  3.患者と家族の環境
  4.患者への治療と精神病院
  5.他の作品における痴呆症患者
第6章 非人間化される認知症高齢者
  1.丹羽文雄『厭がらせの年齢』に描かれたうめ女
  2.うめ女を取り巻く状況と家族の反応
  3.精神病院における老耄性痴呆症の母-安岡章太郎『海辺の光景』
第7章 表出される老いの恐怖
  1.はじめに-時代背景-
  2.認知症の恐怖と老醜のイメージ
  3.認知症に対する誤解
  4.中年期の視点と映画の『恍惚の人』
第8章 本人視点による認知症の自己表出
  1.若年認知症をテーマとした小説の登場
  2.若年認知症患者が感じる異変
  3.告知後の反応
  4.自分が壊れていく過程
  5.恐怖の対象-記憶とアイデンティティ-
終章 変わりゆく認知症のイメージ
  1.漫画に描かれた認知症
  2.情報小説で発信される認知症