和田 純夫/著 -- サイエンス社 -- 2020.9 --

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中央 2F 一般図書 /421.3/5219/2020 7113621285 配架図 Digital BookShelf
2021/02/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-7819-1484-8
ISBN13桁 978-4-7819-1484-8
タイトル 量子力学の解釈問題
タイトルカナ リョウシ リキガク ノ カイシャク モンダイ
タイトル関連情報 多世界解釈を中心として
タイトル関連情報読み タセカイ カイシャク オ チュウシン ト シテ
著者名 和田 純夫 /著
著者名典拠番号

110001096600000

出版地 東京
出版者 サイエンス社
出版者カナ サイエンスシャ
出版年 2020.9
ページ数 6, 187p
大きさ 26cm
シリーズ名 SGCライブラリ
シリーズ名のルビ等 エスジーシー ライブラリ
シリーズ番号 161
シリーズ番号読み 161
価格 ¥2300
内容紹介 量子力学を主題に、著者が支持する「多世界解釈」という流派に属する考え方を解説。波動関数を、共存する実在の表現としていかに理解するか、さまざまな例をあげて説明するほか、測定の問題、量子ベイズ主義なども論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p180~185
一般件名 量子力学-ndlsh-00569870
一般件名 量子力学
一般件名カナ リョウシ リキガク
一般件名典拠番号

511466500000000

分類:都立NDC10版 421.3
資料情報1 『量子力学の解釈問題 多世界解釈を中心として』(SGCライブラリ 161) 和田 純夫/著  サイエンス社 2020.9(所蔵館:中央  請求記号:/421.3/5219/2020  資料コード:7113621285)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153672884

目次 閉じる

第0章 本書の立場
  0.1 本書の主な主張
  0.2 量子力学の公理系
第1章 解釈問題序論
  1.1 ニュートンの運動方程式の「解釈」
  1.2 観測されていないときの波動関数とは?
  1.3 存在確率ではないこと-2スリット実験から
  1.4 コペンハーゲン解釈/標準解釈
  1.5 実証主義と実在主義
  1.6 実在主義的見方その1:隠れた変数の理論
  1.7 実在主義的見方その2:共存から多世界解釈へ
  1.8 経路積分・共存度
  1.9 密度行列(密度演算子)
第2章 共存-1粒子の場合
  2.1 偏光状態の共存
  2.2 偏光板付き2スリット実験:量子消去と遅延選択
  2.3 マッハ-ツェンダー干渉計と遅延選択
  2.4 無相互作用測定
  2.5 ゼノン効果付き無相互作用測定
第3章 エンタングルメント
  3.1 共存とエンタングルメント
  3.2 EPRパラドックスと局所実在論
  3.3 ボーアの視点とアインシュタインの視点
  3.4 隠れた変数の理論
  3.5 2粒子の場合-ベルの不等式
  3.6 実験による検証…第1世代
  3.7 実験による検証…第2世代以降
第4章 2粒子状態の共存
  4.1 HOM干渉計とKSC実験(2光子干渉・量子消去)
  4.2 ZWM実験(MZ干渉計・下方変換)
  4.3 KYKS実験(遅延選択・量子消去)
  4.4 ウォルボーンの実験(2スリット干渉・経路情報・遅延選択)
第5章 GHZ状想と状況依存性
  5.1 GHZ状態
  5.2 GHZ状態の実験による生成
  5.3 バイドマンのGHZゲーム
  5.4 ハーディ-ヨルダンの2光子状態
  5.5 マーミンの魔方陣と状況依存性
第6章 ハーディのパラドックスと弱値
  6.1 ハーディのパラドックス
  6.2 負の「確率」と弱値
  6.3 弱値と弱測定
  6.4 三つ箱のパラドックス
  6.5 2スリット干渉実験での弱値
第7章 確率とボルンの規則
  7.1 統計的確率(頻度主義)と主観確率(ベイズ主義)
  7.2 標準/コペンハーゲン解釈でのボルンの規則の意味
  7.3 相対頻度の直接的導出の手順
  7.4 相対頻度の導出(2モードの場合)
  7.5 相対頻度の導出(多モードの場合)
  7.6 有限粒子系の無限のセット
  7.7 期待値の意味
  7.8 無限自由度の問題
  7.9 なぜ二乗か?
第8章 デコヒーレンス
  8.1 2スリット実験と経路の観測
  8.2 デコヒーレンスの散乱モデル
  8.3 C70分子による干渉実験
  8.4 デコヒーレンスと現境
  8.5 基底の問題
  8.6 一意的な結果の認識
  8.7 密度行列
  8.8 振動子モデル/カルデイラ-レゲット・モデル
  8.9 古典軌道の出現
第9章 量子ベイズ主義(現代的コペンハーゲン解釈)と多世界解釈
  9.1 Qビズムとは
  9.2 Qビズムでの状態の収縮
  9.3 Qビズムと奇妙な遠隔作用
  9.4 Qビズムと多世界解釈
補遺A 多世界解釈への批判
  A.1 主な論点
  A.2 ワインバーグ
  A.3 イエーガー
  A.4 ケント