米田 達郎/著 -- 武蔵野書院 -- 2020.9 --

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中央 3階C 一般図書 /912.39/5011/2020 7113433122 配架図 Digital BookShelf
2020/10/27 可能 利用可   0
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ISBN 4-8386-0733-4
ISBN13桁 978-4-8386-0733-4
タイトル 鷺流狂言詞章保教本を起点とした狂言詞章の日本語学的研究
タイトルカナ サギリュウ キョウゲン シショウ ヤスノリ ボン オ キテン ト シタ キョウゲン シショウ ノ ニホンゴガクテキ ケンキュウ
著者名 米田 達郎 /著
著者名典拠番号

110004890200000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2020.9
ページ数 7, 299p
大きさ 22cm
価格 ¥8500
内容紹介 狂言詞章を日本語史の中でどう位置づけるか。1716年から1724年にかけて筆写された鷺流狂言詞章保教本を中心に、待遇表現やそれにかかわる終助詞の観点から、18世紀以降における狂言詞章の様相を考究する。
一般件名 日本語-歴史-江戸中期-ndlsh-001218311,狂言-歴史-江戸中期-ndlsh-001359590
一般件名 狂言-歴史 , 日本語-文法-歴史
一般件名カナ キョウゲン-レキシ,ニホンゴ-ブンポウ-レキシ
一般件名典拠番号

510668910050000 , 510395114980000

分類:都立NDC10版 912.39
資料情報1 『鷺流狂言詞章保教本を起点とした狂言詞章の日本語学的研究』 米田 達郎/著  武蔵野書院 2020.9(所蔵館:中央  請求記号:/912.39/5011/2020  資料コード:7113433122)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153693065

目次 閉じる

第一章 対称詞から見た狂言詞章の変遷-鷺傅右衛門派の場合-
  一 はじめに
  二 先行研究概観
  三 対称詞から見た鷺傳右衛門派の変遷
  四 変遷の様相
  五 まとめ
第二章 日本語史資料としての江戸時代中後期狂言詞章-鷺流狂言保教本を起点として-
  一 はじめに
  二 1当代型に属する語-接続詞デモを中心に-
  三 2古語型・3新古語型に属する語-オリヤル・オリヤラシマスを中心に-
  四 まとめ
第三章 鷺流狂言詞章保教本の対称詞について-オマエを中心に-
  一 はじめに
  二 問題の所在
  三 保教本におけるオマエの待遇価値
  四 他流派の狂言詞章との比較
  五 保教本成立当時における口頭語資料で使用されるオマエ
  六 保教本の筆写態度
  七 まとめ
第四章 江戸時代の狂言台本詞章における一人称詞オレについて-保教本を中心に-
  一 はじめに
  二 問題の所在
  三 狂言詞章におけるオレ
  四 狂言詞章でのオレが減少した背景
  五 まとめ
第五章 江戸時代中後期狂言詞章の丁寧表現について-マシテ御座ルを中心に-
  一 はじめに
  二 狂言詞章の丁寧表現概観-問題の所在-
  三 保教本でのマシテ御座ルについて
  四 マシテ御座ル多用の背景
  五 保教本以降の狂言詞章におけるマシテ御座ル
  六 まとめ
第六章 保教本に使用される(ウ)ズルについて-2古語型として使用される語について-
  一 はじめに
  二 先行研究の検討
  三 虎明本における(ウ)ズルの使用者
  四 保教本における(ウ)ズル
  五 保教本以降の鷺流狂言における(ウ)ズル
  六 口頭語資料における(ウ)ズルについて
  七 まとめ
第七章 江戸時代中後期狂言詞章に見られる終助詞ワイノについて-鷺流狂言保教本を中心に-
  一 問題の所在
  二 保教本におけるワイノについて
  三 保教本以外の狂言詞章におけるワイノ
  四 江戸時代口頭語資料におけるワイノについて
  五 再び保教本へ
  六 まとめ
第八章 江戸時代中後期狂言詞章の終助詞トモについて-鷺流狂言保教本を中心に-
  一 問題の所在
  二 先行研究でのトモについて
  三 保教本におけるトモについて
  四 保教本にトモが使われた背景について
  五 まとめ
第九章 江戸時代中後期狂言詞章における終助詞ナアについて-鷺流狂言保教本を中心に-
  一 問題の所在
  二 保教本における終助詞ナアとナについて
  三 保教本以前に成立した狂言詞章における終助詞ナアについて
  四 保教本以降に成立した狂言詞章における終助詞ナアについて
  五 保教本に使用されている背景について
  六 まとめ
第一〇章 鷺流狂言詞章に使用される応答表現「デ御座ル」について-保教本を中心に-
  一 はじめに
  二 先行研究の検討及び問題の所在
  三 鷺流に使用される応答表現としてのデ御座ル
  四 応答表現としてのシヤア
  五 デ御座ルの使用された背景について
  六 まとめ
付章 大蔵流狂言虎明本における(サ)シメから見た要求・依頼表現-保教本における要求・依頼表現との比較を見据えて-
  一 問題の所在
  二 先行研究等における(サ)シメ
  三 虎明本における(サ)シメの待遇価値・用法について
  四 虎明本における要求・依頼の表現について
  五 保教本の要求・依頼の表現について
  六 まとめ