永岡 崇/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2020.10 --

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中央 3階C 一般図書 /178.9/5022/2020 7113545174 配架図 Digital BookShelf
2020/11/24 可能 利用可   0
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ISBN 4-8158-1005-4
ISBN13桁 978-4-8158-1005-4
タイトル 宗教文化は誰のものか
タイトルカナ シュウキョウ ブンカ ワ ダレ ノ モノ カ
タイトル関連情報 大本弾圧事件と戦後日本
タイトル関連情報読み オオモト ダンアツ ジケン ト センゴ ニホン
著者名 永岡 崇 /著
著者名典拠番号

110004924650000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.10
ページ数 6, 337, 7p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 近代日本最大の宗教弾圧、大本事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。教団による平和運動を導くとともに、「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示する。
書誌・年譜・年表 戦後大本関連年表:p324~329
団体件名 大本教-entity-00640828
一般件名 大本教
一般件名カナ オオモトキョウ
一般件名典拠番号

510451600000000

分類:都立NDC10版 178.9
資料情報1 『宗教文化は誰のものか 大本弾圧事件と戦後日本』 永岡 崇/著  名古屋大学出版会 2020.10(所蔵館:中央  請求記号:/178.9/5022/2020  資料コード:7113545174)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153707980

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序章 大本弾圧事件の戦後
  一 事件の残骸
  二 <事件>が切りひらく世界
  三 読みの運動と解釈共同体
  四 協働表象が生じる場
  五 結節点としての大本七十年史編纂会
  六 本書の構成
  七 戦前期大本の歩み
第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」
  はじめに
  一 大本の平和運動をとらえるためのふたつのスケール
  二 七王も八王も王が世界に在れば…
  三 出口伊佐男の世界連邦主義
  四 人類愛善-世界連邦運動の展開
  五 人類愛善-原水禁運動のはじまり
  六 出口榮二の平和思想
  七 人類愛善運動とアジア主義
  八 平和運動の軋み
第2章 <事件>をめぐる対話
  はじめに
  一 「神さまの摂理」としての<事件>
  二 大本邪教説の再構成
  三 予備調査へ
  四 <事件>をめぐる対話
  おわりに
第3章 宗教文化は誰のものか
  はじめに
  一 大本七十年史編纂会の形成
  二 “民衆宗教”という表象
  三 教祖の人間化
  四 戦争と平和
  五 <事件>は誰のものか
  六 『大本七十年史』とその後
  おわりに
第4章 “民衆”の原像
  はじめに
  一 アイヌへのまなざし
  二 “土”の文化と縄文
  三 「万教同根」とアジア主義
  四 読みの運動のなかの『出口なお』
  五 無意識としての神
  六 筆先の「改編」
  七 “民衆”の原像
  おわりに
第5章 “民衆宗教”の物語の起源
  はじめに
  一 新宗教研究と複数の経路
  二 単層的な教祖像
  三 深層への遡行
  おわりに
第6章 反倫理的協働の可能性
  はじめに
  一 高橋和巳の衝動とひのもと救霊会
  二 ひのもと救霊会の構造
  三 <事件>の変奏
  四 協働の反倫理性
  おわりに
終章 批判的宗教文化への視角
  一 “いま”を生きる大本
  二 苦闘の軌跡へ
  三 捻じれた連続性
  四 “本質”をめぐる解釈闘争
  五 戦後社会のなかの“民衆宗教”
  六 分析的介入の課題