位田 絵美/著 -- 和泉書院 -- 2020.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /913.51/5027/2020 7113545601 配架図 Digital BookShelf
2020/11/24 可能 利用可   0

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ISBN 4-7576-0963-1
ISBN13桁 978-4-7576-0963-1
タイトル 挿絵解釈の研究
タイトルカナ サシエ カイシャク ノ ケンキュウ
タイトル関連情報 『大坂物語』を中心に
タイトル関連情報読み オオサカ モノガタリ オ チュウシン ニ
著者名 位田 絵美 /著
著者名典拠番号

110004552490000

出版地 大阪
出版者 和泉書院
出版者カナ イズミ ショイン
出版年 2020.10
ページ数 9, 304p
大きさ 22cm
シリーズ名 研究叢書
シリーズ名のルビ等 ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 525
シリーズ番号読み 525
形態に関する注記 布装
価格 ¥9000
内容紹介 「大坂物語」「嶋原記」において改版の度に挿絵を差し替えるのはなぜなのか。美術史学研究の学際的手法を取り入れて分析し、当時の書肆が作品に対する世論を感知して反映した結果であると考察。新たな解釈を提言する。
一般件名 大坂物語-ndlna-001362608,島原記-ndlna-001362612,絵入り本-歴史-江戸時代-ndlsh-01124307
一般件名 大坂物語 , 島原記 , さし絵-歴史
一般件名カナ オオサカ モノガタリ,シマバラキ,サシエ-レキシ
一般件名典拠番号

530578800000000 , 530578900000000 , 510031810040000

分類:都立NDC10版 913.51
資料情報1 『挿絵解釈の研究 『大坂物語』を中心に』(研究叢書 525) 位田 絵美/著  和泉書院 2020.10(所蔵館:中央  請求記号:/913.51/5027/2020  資料コード:7113545601)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153708041

目次 閉じる

序章
  仮名草子における挿絵研究の停滞と挿絵解釈研究の意義
  従来の小説挿絵の研究と本研究との相違
  従来の『大坂物語』研究と本研究との相違
  「広義の江戸版」の定義
  本書の研究手法
  各章の具体的内容
第一章 『大坂物語』の挿絵分類
  一、挿絵分析の目的と手法
  二、挿絵による『大坂物語』の分類
  三、C明暦松会版『大坂物語』とE毛馬屋版『大坂物語』の特殊性
第二章 上方版『大坂物語』の挿絵
  一、上方(京)版「大坂物語」の挿絵
  二、A寛永版『大坂物語』とB正保版『大坂物語』の概要
  三、A寛永版『大坂物語』とB正保版『大坂物語』の書誌
  四、A寛永版挿絵とB正保版挿絵に共通する場面
  五、A寛永版のみにある挿絵
  六、B正保版が優先した挿絵
  七、B正保版『大坂物語』が選ばれた理由
  八、小結
第三章 江戸版『大坂物語』の形成とその周辺
  一、「広義の江戸版」について
  二、D本屋版・E毛馬屋版・F問屋版・G松会版の書誌
  三、B正保版の挿絵とC明暦松会版の挿絵
  四、「秀頼の天王寺出馬」の挿絵をめぐる諸版の関係
  五、「越高城攻め」の挿絵をめぐる諸版の関係
  六、「松平出羽守の若武者姿」の挿絵をめぐる諸版の関係
  七、「遺児斬首」の挿絵をめぐる諸版の関係
  八、「頸帳」をめぐる諸版の関係
  九、小結
第四章 寛文年間刊行の『大坂物語』の挿絵・「頸帳」比較
  一、挿絵による『大坂物語』解釈の意義
  二、寛文年間刊行の四つの『大坂物語』
  三、「関ケ原合戦」の挿絵をめぐる四種の特徴
  四、F問屋版挿絵にみられる本文との整合性
  五、「家康出陣」の挿絵にみえるd安田版挿絵の特殊性
  六、「大坂城落城」の挿絵にみえるd安田版挿絵の特殊性とその意図
  七、連続挿絵にみえるd安田版挿絵の特殊性とその意図
  八、G松会版挿絵にみられる普遍性
  九、小結
第五章 延宝頃版『大坂物語』と寛文十三年山本版『嶋原記』の挿絵
  一、H延宝版『大坂物語』の特殊性
  二、山本版『嶋原記』とH′中之島本『大坂物語』のそれぞれの概要と両者の関係
  三、山本版『嶋原記』とH′中之島本『大坂物語』の書誌
  四、挿絵の流用箇所と補修の有無
  五、作為的な挿絵補修が一部確認される事例
  六、明白な挿絵補修が確認できる事例
  七、H′中之島本「大坂物語」の「頸帳」分析
  八、小結
第六章 西村屋版『大坂物語』の「頸帳」と本文と挿絵
  一、I西村屋版『大坂物語』の概略と本章の分析方法
  二、I西村屋版『大坂物語』の書誌
  三、I西村屋版の「頸帳」分析
  四、I西村屋版の本文簡約化の概略と傾向
  五、I西村屋版の本文における要約文(部分)の入れ方
  六、I西村屋版で削除された挿話
  七、I西村屋版の本文に増補された記述
  八、I西村屋版の挿絵の概要とその特徴
  九、「関ケ原合戦」と「秀頼と大坂方武将図」の挿絵をめぐるI西村屋版挿絵の特徴
第七章 『嶋原記』挿絵考
  一、仮名草子『嶋原記』の成立と『大坂物語』との関係
  二、『嶋原記』諸本の系統分類
  三、無刊記版『嶋原記』の書誌と挿絵の特徴
  四、山本版『嶋原記』の挿絵の特徴
  五、服部版『嶋原記』の書誌と挿絵の特徴
  六、「山田右衛門作」の挿絵をめぐる諸版の特徴
  七、無刊記版『嶋原記』の挿絵にみえる敗者(弱者)贔屓
  八、小結
第八章 服部九兵衛版『天草物語』系統の挿絵の変遷
  一、『嶋原記』の挿絵系統の確認と本章の目的
  二、服部版『嶋原記』・萬屋版『嶋原記』・岩瀬文庫本『嶋原記』の書誌
  三、萬屋版『嶋原記』で削除された挿絵
  四、岩瀬本『嶋原記』で削除された挿絵
  五、小結
終章