池松 玲子/著 -- 勁草書房 -- 2020.12 --

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中央 2F 一般図書 /367.2/5793/2020 7113776402 配架図 Digital BookShelf
2021/01/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-326-60331-2
ISBN13桁 978-4-326-60331-2
タイトル 主婦を問い直した女性たち
タイトルカナ シュフ オ トイナオシタ ジョセイタチ
タイトル関連情報 投稿誌『わいふ/Wife』の軌跡にみる戦後フェミニズム運動
タイトル関連情報読み トウコウシ ワイフ ワイフ ノ キセキ ニ ミル センゴ フェミニズム ウンドウ
著者名 池松 玲子 /著
著者名典拠番号

110006793050000

出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2020.12
ページ数 9, 346p
大きさ 22cm
価格 ¥7000
内容紹介 高度成長期に創刊された投稿誌『わいふ/Wife』に着目し、戦後日本社会の主婦と呼ばれる女性たちに、主婦というあり方を相対化するメッセージがいかに伝えられたのかを解明。戦後フェミニズム運動に新たな視点を提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p332~338
一般件名 Wife (雑誌)-ndlna-001153984,女性問題-日本-歴史-1945-ndlsh-00966981,主婦-日本-ndlsh-001153815
一般件名 女性問題-歴史 , 主婦-歴史 , wife
一般件名カナ ジョセイ モンダイ-レキシ,シュフ-レキシ,ワイフ
一般件名典拠番号

511341610100000 , 510903910010000 , 530498900000000

分類:都立NDC10版 367.21
資料情報1 『主婦を問い直した女性たち 投稿誌『わいふ/Wife』の軌跡にみる戦後フェミニズム運動』 池松 玲子/著  勁草書房 2020.12(所蔵館:中央  請求記号:/367.2/5793/2020  資料コード:7113776402)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153751842

目次 閉じる

序章 研究目的と研究枠組
  1.研究目的と問題意識
  2.主婦を相対化する当事者運動
  3.研究対象と研究方法
第1章 主婦の投稿誌というメディア
  1.『わいふ/Wife』の位置づけと研究意義
  2.『わいふ/Wife』の概要
  3.『わいふ/Wife』会員のプロフィール
第2章 『わいふ』の誕生
  1.『わいふ』を立ち上げた女性たちと創刊の経緯
  2.運営と活動
  3.誌面とその特徴
  4.考察:『わいふ』第1期のもった意味
第3章 主婦を問い始めた女性たち
  1.第2期の開始
  2.第2期の中心人物
  3.考察:主婦を問い始めた女性たち
第4章 「養われる主婦」という問い
  1.助走期の言説における傾向と主婦論争の分析方法
  2.論争の概要と投稿の相互関係
  3.主婦は養われる存在かという問い
  4.主婦の経済力をめぐる議論
  5.主婦を批判する言説への抵抗
  6.編集部による介入
  7.考察:助走期の主婦論争における言説およびコミュニケーションの特徴
第5章 飛躍的発展の要因とその時代背景
  1.背景としてのバブル経済・国際婦人年・「女性センター」
  2.財政難の市民運動から持続可能な「食える市民運動」へ
  3.編集者のパートナーシップと特徴的な編集方針
  4.質の良い「書き手」の生まれるメカニズム
  5.「主婦の再就職」支援
  6.マスメディアによる注目
  7.考察:『わいふ』の潜在的可能性と「女性の自立」言説
第6章 「主婦の逆襲」と投稿の質的変化
  1.助走期と拡大期の誌面構成比較
  2.拡大期には何が語られたか
  3.編集方針を具現する特徴的な投稿の分析
  4.考察:拡大期における変化の意味
第7章 多角化する活動の意味
  1.「食える市民運動」の実現
  2.出版という言論活動
  3.『ファム・ポリティク』創刊
  4.「老人ホーム情報センター」開設
  5.ニュー・マザリングシステム研究会発足
  6.考察:4つの活動のもつ意味
第8章 多様化する経験表象
  1.成熟期の3つの主婦論争における言説の傾向
  2.「三歳児神話」論争
  3.「専業主婦と『侵略戦争』」論争
  4.「逆鱗」論争
  5.浸透するフェミニズムの言説
  6.考察:成熟期の多様化する経験表象および既存の主婦論争との比較
第9章 会員にとっての『わいふ』
  1.問いを支える『わいふ』の構造的特徴
  2.分析資料・データの特徴
  3.主婦を相対化する視点
  4.自己に向きあう場としての『わいふ』
  5.多様な会員にとっての『わいふ』の意味
  6.問われ続ける主婦
終章 主婦を問い直した女性たちのフェミニズム運動
  1.主婦を問い続けた『わいふ』の軌跡
  2.「主婦を問う」態度はいかに伝えられたか
  3.フェミニズム運動としての『わいふ』
  4.今後の課題