浜井 和史/著 -- 吉川弘文館 -- 2021.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /369.3/7793/2021 7113791140 配架図 Digital BookShelf
2021/01/26 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-03900-0
ISBN13桁 978-4-642-03900-0
タイトル 戦没者遺骨収集と戦後日本
タイトルカナ センボツシャ イコツ シュウシュウ ト センゴ ニホン
著者名 浜井 和史 /著
著者名典拠番号

110005609020000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.1
ページ数 5, 301, 5p
大きさ 22cm
価格 ¥9500
内容紹介 アジア・太平洋戦争における海外戦没者約240万人のうち、100万を超える遺骨が今なお現地に残る。「遺骨収集事業」をめぐる諸外国との交渉や政策決定過程、国内の議論を分析し、歴史的に考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p274~293
一般件名 遺骨収集-ndlsh-01205939,太平洋戦争 (1941-1945)-戦没者-ndlsh-00602129
一般件名 遺骨収集
一般件名カナ イコツ シュウシュウ
一般件名典拠番号

511854200000000

分類:都立NDC10版 369.37
資料情報1 『戦没者遺骨収集と戦後日本』 浜井 和史/著  吉川弘文館 2021.1(所蔵館:中央  請求記号:/369.3/7793/2021  資料コード:7113791140)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153754776

目次 閉じる

序章 海外戦没者処理問題への視線
  一 本書の課題
  二 先行研究と本書の視角
  三 「海外戦没者」と「遺骨収集」の用語について
  四 本書の構成
第一章 「英霊の凱旋」から「空の遺骨箱」へ
  はじめに
  一 「遺骨帰還」という「伝統」の形成
  二 「英霊の凱旋」という記憶
  三 「空の遺骨箱」という記憶
  おわりに
第二章 「象徴遺骨」の収容という選択
  はじめに
  一 占領期における海外戦没者処理の検討
  二 海外戦没者処理問題への国民的関心の高まり
  三 遺骨収集団の派遣をめぐる日米交渉と「象徴遺骨」の収容方針
  おわりに
第三章 「相互性」の模索
  はじめに
  一 英連邦戦死者墓地をめぐる交渉の開始と「相互性」の問題
  二 英連邦地域への遺骨収集団派遣をめぐる交渉
  三 墓地協定交渉と「相互性」のゆくえ
  四 オーストラリア本土の日本人墓地の維持管理問題
  おわりに
第四章 「無縁」化する戦没者
  はじめに
  一 占領期における戦没者の納骨施設をめぐる議論
  二 戦没者の「墓」建立に向けた政府の検討
  三 「墓」の建立場所をめぐる議論と日本遺族会の立場
  四 「象徴遺骨」の納骨が意味するもの
  五 「象徴性」の後退と曖昧な性格の定着
  おわりに
第五章 可視化された海外戦没者
  はじめに
  一 遺骨収容の「概了」方針と「再開」への道
  二 民間ベースによる遺骨収容と政府の対応
  三 遺骨収容方針をめぐる日米交渉と「国の責任」
  四 遺骨野ざらし問題と海外戦没者処理のゆくえ
  おわりに
第六章 冷戦下の慰霊と外交
  はじめに
  一 ソ連地域の墓参をめぐる対ソ交渉
  二 北方領土の墓参をめぐる対ソ交渉
  三 小笠原諸島の墓参をめぐる対米交渉
  四 ソ連地域および北方領土の墓参をめぐるその後の展開
  おわりに
第七章 復帰前沖縄の南洋群島引揚者による「慰霊墓参団」派遣問題
  はじめに
  一 南洋群島における遺骨収容および慰霊要求と「実現を阻む厚い壁」
  二 「慰霊墓参団」としての派遣実現へ
  おわりに
終章 「遺骨収集」とは何だったのか