伊藤 智樹/著 -- 晃洋書房 -- 2021.1 --

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中央 1F医療 一般図書 /493.64/5019/2021 7113876444 配架図 Digital BookShelf
2021/02/16 可能 利用可   0
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ISBN 4-7710-3427-3
ISBN13桁 978-4-7710-3427-3
タイトル 開かれた身体との対話
タイトルカナ ヒラカレタ シンタイ トノ タイワ
タイトル関連情報 ALSと自己物語の社会学
タイトル関連情報読み エーエルエス ト ジコ モノガタリ ノ シャカイガク
著者名 伊藤 智樹 /著
著者名典拠番号

110005403300000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2021.1
ページ数 9, 184p
大きさ 22cm
価格 ¥2300
内容紹介 日本ALS協会富山県支部の初代支部長を務めた清水忠彦さんが語る体験を自己物語としてとらえ、その変化を分析。難病とともに生きなくてはならない混沌とした現実を「物語」へおとしこんでとらえる。
書誌・年譜・年表 文献:p179~183
一般件名 筋萎縮性側索硬化症-ndlsh-01127913
一般件名 筋萎縮性側索硬化症
一般件名カナ キンイシュクセイ ソクサク コウカショウ
一般件名典拠番号

511917600000000

分類:都立NDC10版 493.64
資料情報1 『開かれた身体との対話 ALSと自己物語の社会学』 伊藤 智樹/著  晃洋書房 2021.1(所蔵館:中央  請求記号:/493.64/5019/2021  資料コード:7113876444)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153762013

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第1章 ALSをめぐる情況
  1 ALS=終末期?-揺らぎの時代-
  2 ALSの経験がもつ「喪失」の側面
  3 ALSの経験がもつ規範的な側面-生存と自己決定-
  4 研究方法としてのナラティヴ・アプローチ
  5 まとめ-ふたつの問い-
  コラム1 社会学および関連領域における物語論的研究
  コラム2 アーサー・フランク
  コラム3 筋とキャラクター
第2章 中断された自己物語,物語の混沌
  1 発病のプロセスについて
  2 中断される物語-2006年9月研修会にて-
  3 中間考察-物語の混沌を許容すること-
第3章 生きることへの問いかけ
  1 診察の前に
  2 人工呼吸器装着をめぐるやりとり
  3 頑健な物語の模索に向けて
  コラム4 神経難病とセカンド・オピニオン
  コラム5 患者の「自己管理」がもつ意味
  コラム6 時間設定と会話のきっかけ
  コラム7 語りにおける動機の語彙と物語の声,モチーフ
第4章 物語における家族
  1 忠彦さんから広子さんへの性格づけ
  2 今井医師から広子さんへの性格づけ
  3 中間考察-家族の性格づけ,キャラクター変容の提言-
第5章 前向きな変化を語る
  1 忠彦さんとピアとの交流-日本ALS協会富山県支部設立-
  2 村上達是さんとの交流(2007年4月25日)
  3 体験発表がもつ意味-今井医師との2回目の診察でのやりとり-
  4 介護を家族に頼らないこと,広子さんの変化
  5 胃ろう造設
  6 コミュニケーション・エイドを使うようになる
  7 講演の内容とその変化
  8 中間考察-物語の筋,キャラクターの変化-
  コラム8 コミュニケーション・エイド
第6章 自己物語の軋み
  1 モチーフとしての一枚の写真
  2 症状の進行と人工呼吸器に関する思い
  3 キャラクター変容の要請と埋まらない溝-今井医師との3回目の診察でのやりとり-
  4 変わる家族の性格づけ-広子さんとの関係について-
  5 居場所づくりの苦労
  6 難病合同相談会にて
  7 事前指示書
  8 春の雪-別れの日々-
  9 中間考察
第7章 考察と結論
  1 自己物語の模索と聞き手たち
  2 規範的な亀裂と自己物語のキャラクター
  コラム12 病いによるピアの聞き手としての多様性-伊藤(2009)との比較-
  コラム13 家族療法との類似と相違