岡崎 弘樹/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /313.6/5101/2021 7113910312 配架図 Digital BookShelf
2021/02/25 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-026169-2
ISBN13桁 978-4-13-026169-2
タイトル アラブ近代思想家の専制批判
タイトルカナ アラブ キンダイ シソウカ ノ センセイ ヒハン
タイトル関連情報 オリエンタリズムと<裏返しのオリエンタリズム>の間
タイトル関連情報読み オリエンタリズム ト ウラガエシ ノ オリエンタリズム ノ アイダ
著者名 岡崎 弘樹 /著
著者名典拠番号

110007433260000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.1
ページ数 7, 289, 82p
大きさ 22cm
価格 ¥8400
内容紹介 近代社会においてアラブ人知識人が「専制主義」をめぐりいかなる議論を繰り広げてきたかを考察。アラブ人が特定の歴史的文脈の中でどのような観念を獲得したかを追体験し、彼らが為しえたより客観的、普遍的な貢献を発見する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p69~82
一般件名 政治思想-イスラム圏-歴史-19世紀-ndlsh-031276298,専制政治-ndlsh-00570749
一般件名 専制政治
一般件名カナ センセイ セイジ
一般件名典拠番号

511086500000000

分類:都立NDC10版 313.6
資料情報1 『アラブ近代思想家の専制批判 オリエンタリズムと<裏返しのオリエンタリズム>の間』 岡崎 弘樹/著  東京大学出版会 2021.1(所蔵館:中央  請求記号:/313.6/5101/2021  資料コード:7113910312)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153766143

目次 閉じる

序章 問題の所在
  一 『専制の性質』再考
  二 二つのアプローチで強調される専制の「不可避性」
  三 両アプローチへの反論
  四 三つの視覚からみるナフダ第二世代の新たな専制批判
  五 本書の構成
第一部 「公正な専制者」からメカニズムの理解へ
第一章 独自性論の背景
  一 独自性論の背景
  二 ズルムからイスティブダードへ
  三 一八七〇年代以降の帝国主義と批判勢力のネットワーク
第二章 ムハンマド・アブドゥにおける二つの認識体系
  一 はじめに
  二 ウラービー革命時代の専制批判
  三 敗北から亡命時代
  四 再び体制内改革派として
  五 観念論と実体論の並存
第三章 観念化する専制批判
  一 共通の努力、共通のつまづき
  二 ジャマールッディーン・アフガーニーの専制批判
  三 ハリール・ガーニムの専制批判
  四 観念化する専制批判
第四章 アディーブ・イスハークにおける自由と専制主義
  一 実践から理論へ
  二 イスハークの政治的実践
  三 イスハークにおける<政治的規範>としての自由
  四 「抑圧のシステム」としての専制主義
  五 帝国主義の中の専制権力
  六 鏡としての<自由>と<専制>
第二部 専制システムの解体理論
第五章 進化論的アプローチによるアラブの専制批判
  一 <共通の精神>からみるアラブの進化論受容
  二 アラブ近代思想における進化論の受容と専制批判
  三 改革実践のための進化論的アプローチ
第六章 アブドゥッラー・ナディームにおける<金持ちの専制>批判
  一 民衆の立場から
  二 政治評論とフィクション
  三 『笑いと泣き』における特権層批判
  四 「狂信者」とのレッテルに抗して
  五 中流意識と生産階級の視角
  六 エリートの言語支配に抗して
第七章 『専制の性質』再考
  一 西欧の影響とアラブの共通精神
  二 『専制の性質』の政治的背景
  三 専制批判の理論的発展
  四 自己批判から政治固有の論理へ
結論 ナフダ時代の専制批判から学ぶもの
  一 二つの循環論的な閉域
  二 民族主義、イスラーム主義、マルクス主義思想の閉塞性
  三 オリエンタリズムと<裏返しのオリエンタリズム>の間