荒 哲/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /224.8/5022/2021 7113925422 配架図 Digital BookShelf
2021/03/05 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-026168-5
ISBN13桁 978-4-13-026168-5
タイトル 日本占領下のレイテ島
タイトルカナ ニホン センリョウカ ノ レイテトウ
タイトル関連情報 抵抗と協力をめぐる戦時下フィリピン周縁社会
タイトル関連情報読み テイコウ ト キョウリョク オ メグル センジカ フィリピン シュウエン シャカイ
著者名 荒 哲 /著
著者名典拠番号

110007800130000

並列タイトル The Japanese Occupation of Leyte Island,Philippines:Resistance and Collaboration at the Periphery of Wartime Philippine Society
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.1
ページ数 240, 89p
大きさ 22cm
価格 ¥9400
内容紹介 フィリピン地方における日本占領の実態をレイテ島の実例を手がかりに検討。対日協力と対日抵抗をめぐって揺れ動く住民の対応を中心に、エリートのみならず民衆の行動も対象に入れながら考察する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p31~45
一般件名 フィリピン-歴史-20世紀-ndlna-01091228,フィリピン-外国関係-日本-歴史-20世紀-ndlna-031282831,レイテ島-ndlna-00629434
一般件名 フィリピン-歴史 , 太平洋戦争(1941~1945) , レイテ島
一般件名カナ フィリピン-レキシ,タイヘイヨウ センソウ,レイテトウ
一般件名典拠番号

520038510200000 , 511126300000000 , 520050800000000

一般件名 フィリピン
一般件名カナ フィリピン
一般件名典拠番号 520038500000000
分類:都立NDC10版 224.8
書評掲載紙 読売新聞  2021/04/18  2207 
資料情報1 『日本占領下のレイテ島 抵抗と協力をめぐる戦時下フィリピン周縁社会』 荒 哲/著  東京大学出版会 2021.1(所蔵館:中央  請求記号:/224.8/5022/2021  資料コード:7113925422)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153767676

目次 閉じる

序章
  はじめに
  一 日本占領下のフィリピンとレイテ島
  二 フィリピン史記述の変遷と本研究における位置づけ
  三 日本占領下のフィリピンに関する諸研究
  四 本書の視角と考察の方法
  五 分析の方法と本書の構成
第一章 戦前期のレイテ島社会
  一 レイテ地方史記述の特色
  二 レイテ島の戦略上の地誌
  三 スペイン時代とアメリカ植民地期初期のレイテ島
  四 アメリカ植民地体制の確立と現地エリートの台頭
  五 ビサヤ文化の保全とフィリピン独立への想い
  六 戦前期の農業状況
  七 教育及び選挙権保有状況
  八 レイテ島住民の生活
  おわりに
第二章 日本占領の始まりとゲリラ組織化をめぐる暴力
  はじめに
  一 レイテ島への日本侵攻軍の動き
  二 駐留日本軍の下での対日協力
  三 対日協力の動機と「山賊的」ゲリラに対する姿勢
  四 ゲリラ組織化の諸相
  五 ミランダグループによる政治領域の形成
  六 「体制派」ゲリラ勢力カンレオンによるLAC
  七 LACによるミランダ排除の動き
  おわりに
第三章 町村部における日本占領と住民間暴力の激化
  はじめに
  一 レイテ島東部における対日協力活動の活発化
  二 アブヨグ町の対日協力における住民の参画
  三 準軍事組織の設立と暴力を伴う対日協力
  四 オルモック町の自警団(ホームガード)
  五 アランアラン町の住民間暴力
  六 村長の暴力と反米サクダル運動との関連
  七 町内政治抗争後の対日協力と日本への傾倒
  八 ビリラン島における対日協力
第四章 経済をめぐる住民の動き
  はじめに
  一 食糧調達と統制経済へ向けての動員と統制
  二 日本軍による食糧調達における経済活動
  三 木材並びに必要物資の調達と暴力
  四 貧困層から台頭した企業家による物資調達
  五 憲兵隊組織におけるスパイ行為とビジネス
  六 慰安婦の調達とスパイ行為に関与した女性住民
  おわりに
第五章 戦争終結後のレイテ島の社会変化
  はじめに
  一 米軍上陸後のレイテ島の混乱
  二 特別国民裁判所の設立
  三 レイテ島の対日協力問題処理
  四 ベローソ・サラサール派の継続
  五 下位中間層から台頭した企業家たちの戦後
  六 新興中小エリートの台頭マラヤの例
  七 ゲリラと他の対日協力町長との収斂と和解
  八 その後のカンレオンとミランダ
終章
  一 体制維持と「山賊」排除の歴史
  二 住民間暴力の恣意的忘却
  三 日本占領下レイテ島の民衆暴力と戦後の暴力
  四 抑圧された戦時暴力のエネルギー
  五 未完のフィリピン革命と暴力