野島 那津子/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2021.2 --

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中央 1F医療 一般図書 /490.1/5993/2021 7113971283 配架図 Digital BookShelf
2021/03/12 可能 利用可   0
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ISBN 4-7664-2726-4
ISBN13桁 978-4-7664-2726-4
タイトル 診断の社会学
タイトルカナ シンダン ノ シャカイガク
タイトル関連情報 「論争中の病」を患うということ
タイトル関連情報読み ロンソウチュウ ノ ヤマイ オ ワズラウ ト イウ コト
著者名 野島 那津子 /著
著者名典拠番号

110007665740000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.2
ページ数 218, 16p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 生物医学的エビデンスを欠くため、病気の実在性に疑義が呈されている「論争中の病」。3つの「論争中の病」を取り上げ、患者へのインタビュー調査から、彼らが抱える困難や病名診断が当事者に与える影響を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p5~16
一般件名 社会医学-ndlsh-00571863,診断学-ndlsh-00571013,患者心理-ndlsh-001287623
一般件名 患者 , 診断学 , 医療社会学
一般件名カナ カンジャ,シンダンガク,イリョウ シャカイガク
一般件名典拠番号

510599100000000 , 511014500000000 , 511826900000000

分類:都立NDC10版 490.145
資料情報1 『診断の社会学 「論争中の病」を患うということ』 野島 那津子/著  慶應義塾大学出版会 2021.2(所蔵館:中央  請求記号:/490.1/5993/2021  資料コード:7113971283)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153772871

目次 閉じる

序章 患い・診断・論争
第1章 「論争中の病」をめぐる問題
  1 「病い」から「論争」へ-医療社会学のアポリア
  2 医療社会学の分析視角
  3 「論争中の病」とは何か
  4 「論争中の病」をめぐる問題
  5 おわりに
第2章 診断を社会学的に研究するということ
  1 診断とは何か
  2 医療社会学における診断の布置
  3 診断の社会学に向けて
第3章 「病名がないより病名をもらえた方が嬉しい」
  1 はじめに
  2 「痙攣性発声障害」を患うことの困難
  3 「病気」の社会的実在性を担保するものとしての診断
  4 患いの社会化と診断のポリティクス
第4章 「何もできることはないけど愚痴なら聞きに来ます」
  1 はじめに
  2 「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」を患う人びとの病気行動
  3 相手にされることのない患い
  4 「活動的な患者」を引き受ける
第5章 「そんな病気はありません」
  1 はじめに
  2 「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」および「線維筋痛症」の当事者における診断の効果と限界
  3 診断のパラドックス-周囲の人びとによる患い/苦しみの脱正統化
  4 おわりに
第6章 「論争中の病」と診断
  1 「論争中の病」の診断が当事者に及ぼす影響
  2 正統化をめぐるポリティクス
  3 希望をめぐるポリティクス
終章 「論争」からシティズンシップへ
  1 生物学的シティズンシップを記述する
  2 想像的な希望と可能的な希望
  3 生きるための/肉の政治
  4 「非市民化」への抵抗