資料詳細

目次

第1部 国語仮名表記史の研究-目的・用語・資料・方法-

第2部 仮名資料の文字調査

  第1章 仮名資料の文字調査-「花散里」67伝本の数的調査-

  第2章 「漢字含有率」と「仮名字種数」から分かること-「花散里」61写本の分類から-

  第3章 文字調査に基づく『源氏物語』伝本の分類-「花散里」の分類実例-

  第4章 文字調査に基づく専修大学蔵為秀本「桐壺」の位置

  第5章 「漢字含有率」「仮名字種数」と「改行位置」-二つの正徹本『源氏物語』の関係-

第3部 語と用字

  第1章 ハの仮名の用字傾向-米国議会図書館蔵『源氏物語』の場合-

  第2章 語の表記に使用される仮名字種の「偏り」と「揺れ」-「ケハヒ」と「カタハライタシ」の用字-

  第3章 ハの仮名字種から分かること-『足利本仮名書き法華経』の場合-

  第4章 仮名写本に使用される漢字字種-『足利本仮名書き法華経』の場合-

  第5章 仮名写本に使用される漢字字体の変形-漢字「候」の省略字体-

第4部 字体認識・書写態度の展開

  第1章 『悦目抄』類の「位置による仮名の使い分け」-仮名字体の誤認の拡大-

  第2章 明治期の書写態度-麦生本『源氏物語』の転写本から-

  第3章 明治期の字体認識-第一号表と『仮名字類集』の「いろはがな」-

  第4章 傍記から訳文へ-『新編紫史』と『源氏物語評釈』-

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