中野 裕考/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /134.2/5157/2021 7114014470 配架図 Digital BookShelf
2021/03/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-016042-1
ISBN13桁 978-4-13-016042-1
タイトル カントの自己触発論
タイトルカナ カント ノ ジコ ショクハツロン
タイトル関連情報 行為からはじまる知覚
タイトル関連情報読み コウイ カラ ハジマル チカク
著者名 中野 裕考 /著
著者名典拠番号

110007183020000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.2
ページ数 6, 315, 34p
大きさ 22cm
価格 ¥8200
内容紹介 カント哲学における知覚経験の理論をめぐり、「自己触発」という主題を手がかりに現代哲学の文脈から捉え直す。現象学や英米圏哲学などとの比較検討を通じて、カント哲学の核心部をなす純粋悟性概念の演繹の解釈に迫る。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p6~14
個人件名 Kant, Immanuel, 1724-1804-entity-00445131
個人件名カナ カント イマヌエル
個人件名原綴 Kant,Immanuel
個人件名典拠番号 120000150720000
分類:都立NDC10版 134.2
資料情報1 『カントの自己触発論 行為からはじまる知覚』 中野 裕考/著  東京大学出版会 2021.2(所蔵館:中央  請求記号:/134.2/5157/2021  資料コード:7114014470)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153780923

目次 閉じる

序論 「乗り越える」とは別の仕方で
  第一節 本書の狙い
  第二節 本書の方法論
第一部 自己触発
第一章 超越論的感性論における自己触発
  第一節 カントのライプニッツ批判
  第二節 あらゆる直観の継起的覚知の条件としての自己触発
第二章 超越論的演繹論における自己触発
  第一節 ゲオルク・モーアの解釈
  第二節 「まったく受動的に与えられた素材」という想定の難点
  第三節 受容性と自発性の無媒介な相互関係
第三章 カントのエナクティヴィズム
  第一節 カントのエナクティヴィズム
  第二節 テクスト上の根拠
  第三節 予想される反論に答える
第四章 現象学の自己触発論との関係
  第一節 ハイデガーの自己触発論とカント
  第二節 メルロ=ポンティ
  第三節 デリダ
  第四節 アンリ
第二部 意識に与えられたものの内容
第五章 概念主義論争におけるカントの位置
  第一節 ハナの非概念主義的解釈
  第二節 マクダウェルの概念主義的解釈
  第三節 カントの知覚論
第六章 「直観の形式」と「形式的直観」
  第一節 「形式的直観」とは何か
  第二節 概念主義論争、再び
  第三節 形式的直観と感性論の関係
  第四節 直観の形式と形式的直観
  第五節 「カント的二元論」再説
第七章 時間の超越論的観念性
  第一節 現象としての自己
  第二節 「私」はいかにして現象するか
  第三節 時間の超越論的観念性
第八章 カントの実在論
  第一節 「根源的受動性」と「知的直観」
  第二節 自己規定
  第三節 私の現存在の時間規定の条件
  第四節 自己を越えた世界に内在する主体
  第五節 カントの実在論
第三部 カテゴリーの超越論的演繹
第九章 『純粋理性批判』初版と『プロレゴメナ』の問題点
  第一節 初版の演繹論
  第二節 『プロレゴメナ』
  第三節 第二版演繹論
第一〇章 『純粋理性批判』第二版演繹論前半の証明構造
  第一節 ストローソン的解釈に伴う三つの困難
  第二節 第二版演繹論前半の証明構造に関する対案
第一一章 『純粋理性批判』第二版演繹論後半の証明構造
  第一節 演繹論後半の目的
  第二節 第二六節の論証
  第三節 第二版演繹論の全体像
結論 行為からはじまる知覚