岡出 美則/著 -- 明和出版 -- 2021.2 --

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中央 2F 一般図書 /372.3/5231/2021 7114104174 配架図 Digital BookShelf
2021/05/07 可能 利用可   0
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ISBN 4-901933-44-5
ISBN13桁 978-4-901933-44-5
タイトル ドイツ「スポーツ科」の形成過程
タイトルカナ ドイツ スポーツカ ノ ケイセイ カテイ
著者名 岡出 美則 /著
著者名典拠番号

110003199720000

出版地 東京
出版者 明和出版
出版者カナ メイワ シュッパン
出版年 2021.2
ページ数 6, 465p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 1980年と1999年のドイツのNRW「スポーツ科」の学習指導要領改訂時に見られた、近代スポーツ種目主義から脱近代スポーツ種目主義への移行過程を検討。「スポーツ科」の学習指導要領の変容過程と理由を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p439~458
一般件名 体育-ドイツ-歴史-ndlsh-00602154
一般件名 保健体育科 , ドイツ-教育
一般件名カナ ホケン タイイクカ,ドイツ-キョウイク
一般件名典拠番号

511375200000000 , 520058110040000

分類:都立NDC10版 372.34
資料情報1 『ドイツ「スポーツ科」の形成過程』 岡出 美則/著  明和出版 2021.2(所蔵館:中央  請求記号:/372.3/5231/2021  資料コード:7114104174)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153781031

目次 閉じる

序章 問題の所在
  第1節 体育の危機の中で問われる体育カリキュラムの社会的構成過程
  第2節 我が国における体育の目標論の変遷
  第3節 諸外国に見る体育の目標論の変遷
  第4節 体育科カリキュラムの社会的構成過程に関する理論
  第5節 ドイツの「スポーツ科」を検討対象にすることの意義
  第6節 ドイツの「スポーツ科」学習指導要領研究の動向
  第7節 NRWを対象とすることの意義
  第8節 研究の目的と検討課題
第1章 ドイツの「スポーツ科」に見る脱近代スポーツ種目主義への移行
  第1節 ドイツの「スポーツ科」を取り巻く状況
  第2節 ドイツの「スポーツ科」の学習指導要領に見る脱近代スポーツ種目化現象
  第3節 「スポーツ科」学習指導要領の教科内容構成の変化を促したスポーツ教育学の論議
第2章 1980年NRW「スポーツ科」学習指導要領の目標と内容構成
  第1節 ドイツの「スポーツ科」の目標を先導するNRW
  第2節 1980年学習指導要領の目標と内容構成
  第3節 体操/ダンス領域の内容構成
  第4節 球技領域の内容構成
  第5節 スポーツに関する知識の教科内容体系
第3章 1999年NRW「スポーツ科」の学習指導要領の目標と内容構成
  第1節 1999年NRW「スポーツ科」の学習指導要領上の位置づけ
  第2節 学校スポーツを方向づける教育学的視点と内容構成,授業論
  第3節 基礎学校の学習指導要領(1999)に見る目標並びに内容領域構成
  第4節 基礎学校学習指導要領に見る身体の位置づけ
  第5節 中等段階Ⅰギムナジウム新学習指導要領に見る目標並びに内容領域構成
  第6節 中等段階Ⅱギムナジウム上級段階新学習指導要領に見る目標並びに内容構成構成
第4章 第二次大戦後のドイツに見られた学校スポーツをめぐる5つの勧告
  第1節 第二次大戦後のドイツの学校スポーツを方向づけた5つの勧告
  第2節 学校体育促進勧告(1956年)
  第3節 ボン協定(1972年)
  第4節 学校スポーツ促進勧告(1972年)
  第5節 第二次学校スポーツ促進勧告(1985年)
  第6節 学校スポーツ促進に必要な外的諸条件整備に関するドイツスポーツ連盟の指針(2000年)
  第7節 スポーツに対する価値観の変容に対応した「スポーツ科」設定の論拠の提案
第5章 スポーツの中の行為能力論の形成過程
  第1節 「スポーツ科」で期待できる意味が問われた背景
  第2節 第二次大戦後のドイツにおける「スポーツ科」の理念の変遷
  第3節 スポーツの中の行為能力論に見るスポーツの意味論の形成過程
  第4節 ドイツ教育審議会答申に見るスポーツの意味論:運動とプレイの保証を前提とした構想の提示
  第5節 Waldhäuser-Ostでのプロジェクト総括報告書に見られるスポーツの意味論
  第6節 Kurzの教授資格論文に見られたスポーツの意味論
  第7節 「スポーツ科」の理念論争で提示されたスポーツの意味論の教育学的根拠
  第8節 スポーツの意味論の変遷の示唆
第6章 Ommo Grupeに見る身体論と運動の意味論
  第1節 Ommo Grupeの理論の位置づけ
  第2節 Grupeに見る過去の身体論批判
  第3節 Grupeの依拠した理論
  第4節 Grupeに見る身体性の理論
  第5節 Grupeに見る運動の意味論
  第6節 プレイ論への批判的検討とその教育的可能性
  第7節 Grupeの提案したスポーツ授業の目標論
第7章 身体の経験としてのスポーツ授業登場の背景とその実践
  第1節 ドイツの「スポーツ科」に見る「身体」の位置づけの変遷-身体の軽視からの脱却-
  第2節 1980年指導要領の目標と内容領域編成に見る身体の位置づけ
  第3節 1999年指導要領の目標と内容領域編成に見る身体の位置づけ
  第4節 NRW「スポーツを通した学校内での健康教育」手引き書(1989)に見る身体の位置づけ
  第5節 Bielefeld実験学校に見るカリキュラム改革への取り組み-近代スポーツ批判,学校批判からの出発-
  第6節 実践から見た身体の経験としてのスポーツ授業の実態
  第7節 身体の経験としてのスポーツ授業の提示した可能性と問題点
第8章 1999年NRW「スポーツ科」学習指導要領の改訂過程に見られた行政内の論議
  第1節 1999年「スポーツ科」学習指導要領改訂に至る過程
  第2節 1999年学習指導要領改訂に向けての審議過程の論点
  第3節 1999年「スポーツ科」学習指導要領作成過程に見る脱近代スポーツ種目主義
  第4節 1999年「スポーツ科」学習指導要領改訂に向けたKurzの提案
  第5節 1999年「スポーツ科」学習指導要領改訂に向けたワーキンググループ報告書の内容
  第6節 ギムナジウム上級段階のコース課程でのスポーツ授業づくりのための2つの提案
終章 研究の成果と課題:交渉の場から見たNRW「スポーツ科」学習指導要領の変遷過程
  第1節 教科としての「スポーツ科」の変容過程を検討する問題意識
  第2節 官制的再文脈化領域に見られたNRW「スポーツ科」学習指導要領の記述の変容
  第3節 第一次領域で生み出されたスポーツ観の変容
  第4節 教育的再文脈化領域に見られたスポーツ教育学の提案
  第5節 第二次領域で派生した実践の変化
  第6節 官制的再文脈化領域における1980年「スポーツ科」学習指導要領に対する評価
  第7節 交渉の場から見たNRW「スポーツ科」学習指導要領の変遷過程
  第8節 「スポーツ科」の変容を促す継続的なコミュニティ形成の必要性