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目次

序章 スポーツ、遊び、ゲーム、そしてルール

第1章 すべてのスポーツはゲームである?

  はじめに

  ルールから始める

  ルールは禁止する

  プレイは何を目指す?

  パフォーマンスとゲーム

  ルール、レフェリー、ジャッジ

  ゲームとスキル

  理想とスキル

  まとめ

第2章 採点競技の地平

  はじめに

  パフォーマンスに構成的ルールはあるはず

  パフォーマンスの前ゲーム的目標

  飛込の前ゲーム的目標は?

  難しさと美しさ、二つの基準

  二つの目標到達

  美しさが目標になる

  パフォーマンスはゲームではないと考えざるを…

  まとめ

第3章 新体操はスポーツである

  はじめに

  新体操の概要

  一九九〇年代までの採点規則

  スポーツとしてあることと難度

  新体操の大変革、採点規則<二〇〇一>

  柔軟性偏重の時代

  柔軟性批判論

  イデオロギー化した柔軟性偏重

  まとめ

第4章 新体操は何を競うのか

  はじめに

  難度重視批判と芸術性

  スポーツ化の先の非スポーツ化

  柔軟性主義イデオロギーの罠

  美の再定義

  難度への翻訳

  新体操の美は見る者に届く表現である

  自己への問い

  美しさありき

第5章 テクノフィリアの襲来

  はじめに

  スポーツのエートス

  誤審とテクノロジー

  プラティニとゴールラインテクノロジー

  テクノフィリアの台頭

  不在の審判

  審判という標的

  まとめ

第6章 サッカーは二度見する

  はじめに

  VARと監視

  従属する主体としてのプレイヤー

  VARとPK

  誤審の可能性

  審判の二つの役割

  VARとGLT

  まとめ

第7章 見るテクノロジーと誤審

  はじめに

  証拠としての写真

  一九五五年と一九五六年の距離

  テレビと写真判定

  写真判定と新聞

  一回性と取り直し

  ビデオ判定一年前の熱量

  写真判定への期待感

  一九六九年三月写真判定採用決定報道

第8章 テニスとフェティシズム

  はじめに

  ホークアイとビデオ判定

  ホークアイ・フェティシズムと無謬性

  フェティシズム装置としての動画

  ホークアイ動画の娯楽性

  正確な判定を求める態度

  倫理的態度とフェティシズムの共犯

  決定不能であること

  有限のゲームと無限のゲーム

第9章 スポーツの彼岸

  はじめに

  非スポーツとしてのプロレス

  かつてのデスマッチ

  有刺鉄線との出合い

  痛さ、流血、凶器

  流血のリアルとギミック

  パロディという視点

  自立するデスマッチアイテム

  デスマッチからもう一つのプロレスへ

終章 スポーツがテクノロジーを愛しても、テクノロジーがスポーツを愛するわけではない

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