河野 真理江/著 -- 森話社 -- 2021.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /778.2/7287/2021 7114039352 配架図 Digital BookShelf
2021/04/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-86405-157-6
ISBN13桁 978-4-86405-157-6
タイトル 日本の<メロドラマ>映画
タイトルカナ ニホン ノ メロドラマ エイガ
タイトル関連情報 撮影所時代のジャンルと作品
タイトル関連情報読み サツエイジョ ジダイ ノ ジャンル ト サクヒン
著者名 河野 真理江 /著
著者名典拠番号

110006520590000

出版地 東京
出版者 森話社
出版者カナ シンワシャ
出版年 2021.2
ページ数 283p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 戦前・戦後を通じて国民的人気のあった日本映画のジャンル<メロドラマ>はどのように成立し、どこへ行ったのか。スタジオ・システムのなかで量産された作品を分析し、日本的<メロドラマ>の歴史的・文化的特殊性を解明する。
一般件名 映画-日本-歴史-昭和時代-ndlsh-00948081
一般件名 映画-日本
一般件名カナ エイガ-ニホン
一般件名典拠番号

510506520290000

分類:都立NDC10版 778.21
書評掲載紙 中日新聞・東京新聞  2021/12/25   
資料情報1 『日本の<メロドラマ>映画 撮影所時代のジャンルと作品』 河野 真理江/著  森話社 2021.2(所蔵館:中央  請求記号:/778.2/7287/2021  資料コード:7114039352)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153784430

目次 閉じる

序論 日本映画における<メロドラマ>の発掘
  1 なつかしの面影
  2 メロドラマ映画研究の現在
  3 ローカル・ジャンルと範例的作品
  4 <メロドラマ>からメロドラマを再考する
第一章 プロトタイプ・メロドラマ
  1 『愛染かつら』の神話から<メロドラマ>の歴史化に向けて
  2 「メロドラマ」の映画言説への浸透
  3 日本映画を対象とする「メロドラマ」批評の実践
  4 プロトタイプとしての「松竹大船調メロドラマ」の誕生
  5 <メロドラマ>の停滞、そして復活へ
第二章 『新道』(一九三六)
  1 女性映画として読む
  2 受難と天罰
  3 「女性的男性」としての上原謙のスター・イメージ
  4 折衝する視覚的快楽と道徳規範
第三章 すれ違い映画
  1 「戦後最大のメロドラマ」
  2 『君の名は』の模造品たち
  3 映画・ラジオ・週刊誌の連携
  4 ロマンティックな帝国、植民地としての異国
  5 階級論争から「通俗」言説へ
第四章 映画『君の名は』三部作(一九五三-一九五四)
  1 通俗的で感傷的なものの再評価に向けて
  2 結びつきの絶対的宙吊りとしての「すれ違い」
  3 「倒れること」と「待つこと」
  4 夢と現実のパラドクス
  5 「虚脱」という現実
  6 「すれ違い」の超越的な力
第五章 文芸メロドラマ
  1 女性向け文芸映画の流行
  2 中間小説と文芸映画
  3 よろめきブームとジャンルの成熟
  4 松竹女性映画の変容
  5 モラル・パニックと男性観客性
  6 『妻は告白する』(一九六一)
第六章 『猟銃』(一九六一)
  1 文芸メロドラマとハリウッド・ファミリー・メロドラマ
  2 権力の表象とその主題化
  3 「壺」と「銃」
  4 イデオロギー的矛盾と批評言説
  5 サーク的スタイル、あるいは五所的スタイル
第七章 リバイバル・メロドラマ
  1 <メロドラマ>のリメイクの流行
  2 再映画化ブーム(一九五四-一九六〇)
  3 リバイバル・ブーム(一九六二~一九六七)
  4 ゴシップの快楽
第八章 『続・愛染かつら』(一九六二)
  1 『愛染かつら』四度目のリメイク
  2 再現とアップデート
  3 バックステージ・メロドラマとして読む
  4 自己言及性と不可逆性
  5 グロテスク美とリバイバルの不可逆性
結論 <メロドラマ>映画の身体
  1 <メロドラマ>の歴史化
  2 ローカル・ジャンルからクラスター・ジャンルへ
  3 日本映画とメロドラマの現在