吉田 直哉/著 -- ふくろう出版 -- 2021.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /376.1/6412/2021 7114429518 配架図 Digital BookShelf
2021/09/03 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-86186-805-4
ISBN13桁 978-4-86186-805-4
タイトル 「伝えあい保育」の人間学
タイトルカナ ツタエアイ ホイク ノ ニンゲンガク
タイトル関連情報 戦後日本における集団主義保育理論の形成と展開
タイトル関連情報読み センゴ ニホン ニ オケル シュウダン シュギ ホイク リロン ノ ケイセイ ト テンカイ
著者名 吉田 直哉 /著
著者名典拠番号

110006262320000

出版地 岡山
出版者 ふくろう出版
出版者カナ フクロウ シュッパン
出版年 2021.3
ページ数 7, 138p
大きさ 21cm
価格 ¥1545
内容紹介 「伝えあい保育」のうち、その基礎・基盤をなす人間認識、人間観に着目。「伝えあい保育」が育てることを目指してきた人間像と、その人間が構築することになるだろう社会像を明らかにする。
一般件名 保育-日本-歴史-1945-ndlsh-031390747
一般件名 保育
一般件名カナ ホイク
一般件名典拠番号

511374300000000

分類:都立NDC10版 376.11
資料情報1 『「伝えあい保育」の人間学 戦後日本における集団主義保育理論の形成と展開』 吉田 直哉/著  ふくろう出版 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/376.1/6412/2021  資料コード:7114429518)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153784869

目次 閉じる

第1章 乾孝・伝えあい保育を支える理論的基盤
  「伝えあい保育」草創期のリーダー
  新教育への批判という動機
  「伝えあい」の原型としての「相談型」コミュニケーション
  伝達型コミュニケーションと対極をなすものとしてのパヴロフ学説
  他者とのコミュニケーション過程の内面化としての思考
  「伝えあい保育」がもつ集団主義的性格
  自己変革から社会変革への昇華:湯川和夫の民主主義論からの影響
  第1章の参考文献
第2章 天野章・伝えあい保育のめざす人間関係
  異端の「保父」にして理論家
  集団性を支える「コトバ」の獲得
  「個別・個人主義」・「自然成長論」への批判
  集団主義保育の基本理念:その発達観と集団観
  第2章の参考文献
第3章 近藤薫樹・伝えあい保育のめざす子ども像
  理論と実践のインターフェイスをめざして
  近藤の人間学の基本枠組み(1):ヘッケル説の翻案
  近藤の人間学の基本枠組み(2):ポルトマン説の翻案
  層化論を媒介とした人間観と脳科学の接合
  人間論と保育論のカップリング:「層化論」という近藤独特の論理構成
  近藤における子どもの道徳性の発達の把握:「情操」教青というキーワード
  情緒と情操の区別、知的教育と情操教育の止揚
  第3章の参考文献
第4章 高橋さやかの文学教育論
  「ことば」と「人格形成」を繫ぐ文学教育論
  言葉の獲得に対する高橋の認識:「こころ」と「コミュニケーション」の重視
  言葉の機能の三側面と子どもにおける言葉の能力の発達
  子どもと文学のメディア/触媒としての保育者
  文学教育の出発点/到達点としての「こころ」
  文学による身体運動の触発
  文学教育の基盤としての「生活」
  文学教育の目的としての統一性ある人格
  第4章の参考文献
第5章 斎藤公子の身体表現論
  生物学・医学とのインターフェイス
  リズムあそびの発案の機縁としての障害児保育
  乳幼児期からのリズムあそびにおける進化論的メタファーの導入
  リズムあそびの四つの源流:生物進化と歴史=文化のインターフェイスとしてのリズムあそび
  第5章の参考文献
第6章 安部富士男の自然保育論
  集団活動の舞台としての園外環境デザイン
  安部の保育環境観とその具現化としての飼育・栽培活動
  システムとしての園内環境と地域との相互作用
  安部の人格発達のイメージ
  安部の労働観と遊び観
  安部の提示する保育構造論の特質
  第6章の参考文献
第7章 かこさとしの子ども文化論
  子ども文化論への展開
  既存の遊び絵への批判:還元論から文化絵への転換
  加古による遊びの特質の分析
  子どもの発達と遊びの関連の層化構造
  第7章の参考文献
第8章 宍戸健夫の保育構造論
  伝えあい保育=集団主義保育理論の集大成
  宍戸の保育構造論の前駆としての久保田浩・安部富士男
  宍戸の保育構造論の中核としての集団生活
  保育構造論提示の直前における影響:城丸章夫と名倉啓太郎
  1980年代初頭における宍戸自身の保育構造論の提示
  2000年代以降における保育構造論の更新:「プロジェクト活動」の導入
  第8章の参考文献