貴志 俊彦/著 -- 国際書院 -- 2021.2 --

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中央 3階A 一般図書 /222.07/5259/2021 7114362894 Digital BookShelf
2021/07/27 可能 協力貸出中 2024/07/03 0
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ISBN 4-87791-308-3
ISBN13桁 978-4-87791-308-3
タイトル アジア太平洋戦争と収容所
タイトルカナ アジア タイヘイヨウ センソウ ト シュウヨウジョ
タイトル関連情報 重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から
タイトル関連情報読み ジュウケイ セイケンカ ノ ヒシュウヨウシャ ノ ショウゲン ト コクサイ キュウサイ キカン ノ キロク カラ
著者名 貴志 俊彦 /著
著者名典拠番号

110003013660000

出版地 東京
出版者 国際書院
出版者カナ コクサイ ショイン
出版年 2021.2
ページ数 259p
大きさ 21cm
シリーズ名 アジア環太平洋研究叢書
シリーズ名のルビ等 アジア カンタイヘイヨウ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 第4巻
シリーズ番号読み 4
価格 ¥3500
内容紹介 20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマに、戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証。人間の命と尊厳を考究する。
書誌・年譜・年表 略年表:p248~249
一般件名 太平洋戦争 (1941-1945)-捕虜-ndlsh-00602132,強制収容所-中国-ndlsh-031324714
一般件名 日中戦争(1937~1945) , 世界大戦(第二次) , 捕虜
一般件名カナ ニッチュウ センソウ,セカイ タイセン(ダイニジ),ホリョ
一般件名典拠番号

510393400000000 , 511037500000000 , 511378100000000

分類:都立NDC10版 222.075
資料情報1 『アジア太平洋戦争と収容所 重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から』(アジア環太平洋研究叢書 第4巻) 貴志 俊彦/著  国際書院 2021.2(所蔵館:中央  請求記号:/222.07/5259/2021  資料コード:7114362894)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153785257

目次 閉じる

序論 対象と視角/意義と方法/基礎資料
第Ⅰ部 戦時中国における日本人捕虜
第1章 日中戦争前期における日本人捕虜収容所の概況(1937-1941)
  1 軍政部の収容所と試行錯誤の捕虜教育
  2 「在華日本人民反戦革命同盟」の成立から解散へ
第2章 アジア太平洋戦争勃発による日本人捕虜の境遇の変化(1941-1944)
  1 第二捕虜収容所(鎮遠)内部の矛盾
  2 軍政部捕虜集中営(重慶)をめぐる思惑
第Ⅱ部 国際的な救済活動:YMCA国際戦俘福利会(WPA)と赤十字国際委員会(ICRC)
第3章 中央アジアを超えたヨーロッパ系被収容者の証言(1937-1941)
  1 ベンツ、YMCAのWPA事業に参画
  2 1930年代末中国西北部で起こった逮捕劇
  3 逮捕劇の背景にあったソ連の影響
第4章 ベンツによるWPAの救済事業記録Ⅰ(1943)
  1 初めての敵国人収容所訪問
  2 次に戦争捕虜収容所へ
  3 続いて宣教師たちの布教指定区へ
  4 疲労と病で倒れたベンツ
第5章 ベンツによるWPAの救済事業記録Ⅱ(1944)
  1 甘粛省の収容施設に集められたドイツ系コミュニティ
  2 重慶の軍政部捕虜集中営の改革
  3 第二捕虜収容所でも立ち上げられた聖書教室
  4 雲南と重慶のドイツ人たちを見て
第6章 センによるICRC救済事業記録(1943-1945)
  1 初年度の活動報告書から(1943)
  2 2年目の活動報告書から(1944)
  3 センによる最後の報告書(1945)
第Ⅲ部 アジア太平洋戦争後の捕虜たちの処遇
第7章 「終戦」直前の捕虜たちの姿(1945)
  1 重慶にいた日本人捕虜の立場の変化
  2 日本人捕虜も聞いた「日本降伏」のニュース
第8章 「終戦」直後の状況の変化(1945-1947)
  1 追いつめられる日本人捕虜
  2 国民党イデオロギーの強化
  3 解放されない人びと
  4 戦後に続く捕虜政策
結論:本書の成果と課題
  1 国際法に準拠する人道的措置の対象とは?
  2 収容されなかった人びとの存在
  3 「敵僑」=「捕虜」か?
  4 「異邦人」としてのベンツ、センの存在