志茂 碩敏/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.3 --

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中央 3階A 一般図書 /222.6/5061/2021 7114362357 配架図 Digital BookShelf
2021/08/10 可能 利用可   0
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ISBN 4-13-021085-0
ISBN13桁 978-4-13-021085-0
タイトル モンゴル帝国史研究完篇
タイトルカナ モンゴル テイコクシ ケンキュウ カンヘン
タイトル関連情報 中央ユーラシア遊牧諸政権の国家構造
タイトル関連情報読み チュウオウ ユーラシア ユウボク ショセイケン ノ コッカ コウゾウ
著者名 志茂 碩敏 /著, 志茂 智子 /著
著者名典拠番号

110002339370000 , 110007816110000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.3
ページ数 29, 895, 10p
大きさ 22cm
価格 ¥26000
内容紹介 モンゴル帝国史研究上、決定的に重要なペルシア語史書を統轄的に検証。フレグ・ウルス全時代にわたる遊牧諸部族軍の興亡・盛衰を明確に提示することにより、モンゴル帝国の普遍的政権構造を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p848~887
一般件名 蒙古民族-ndlsh-00567787,モンゴル帝国-ndlna-00979792
一般件名 モンゴル-歴史
一般件名カナ モンゴル-レキシ
一般件名典拠番号

520046110160000

一般件名 モンゴル
一般件名カナ モンゴル
一般件名典拠番号 520553800000000
分類:都立NDC10版 222.6
資料情報1 『モンゴル帝国史研究完篇 中央ユーラシア遊牧諸政権の国家構造』 志茂 碩敏/著, 志茂 智子/著  東京大学出版会 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/222.6/5061/2021  資料コード:7114362357)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153785551

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本書の眼目
  一 『序節』、『正篇』の内容と問題点
  二 今後の展望
序章 『モンゴル史』原典と『集史』「モンゴル史」原典の峻別
  一 カザン・カンの『モンゴル史』
  二 ガザン・カンの『モンゴル史』の理解を妨げた決定的な要因
  三 『集史』「モンゴル史」原典系統の写本の特定
  四 『正篇』における考察結果
  五 T写本欠落部分のIN写本
第一部 IN写本における節・句・単語の変化
第一章 T写本「チンギス紀」欠落部分
  一 増補と削除
  二 言い換え
第二章 「チンギス・カンの後継者達の歴史」
  一 増補と削除
  二 言い換え
第三章 「フレグ・ウルス史」
  一 増補と削除
  二 言い換え
第一部の総括
  一 『モンゴル史』原典の『集史』「モンゴル史」原典における改変
  二 『モンゴル史』原典、『集史』「モンゴル史」原典の爾余の諸写本における変化
  三 「チンギス・カンの後継者達の歴史」におけるL1写本以降の諸写本での変化
第二部 IN写本における長文の削除
序章 「第二部」の考察にあたり弁えておくべきこと
  一 『モンゴル史』と『集史』「モンゴル史」の特質
  二 チンギス・カン没後のモンゴル帝国の政治的展開の概要
第一章 オゴデイ・カアンとその一門の行状に関する長文の欠落記事
  一 「オゴデイ紀」第三章「オゴデイ・カアン言行録」中の多くの欠落記事
  二 オゴデイ・カアン及びその一門の名誉、不名誉な記事
  三 オゴデイ家が保持するカアン位(統治権)とカアン位継承に関わる記事
  四 重要表題の削除
  五 『集史』「モンゴル史」への改変とモンゴル帝国の「国是」、「大原則」
第二章 各王家間及び王家内部における対立・抗争に関する記事の削除
  一 トルイ家のオゴデイ家からのカアン位(統治権)纂奪
  二 クビライのアリク・ブケ・カアンからのカアン位簒奪
  三 チャガタイ家のバラクの西征と敗走
第三章 『正篇』で指摘したのと同じ趣旨の削除
  一 トルイ家(フレグ家・クビライ家)の不名誉となる記事、都合の悪い記事の削除
  二 ガザン・カンを際立たせるための他の諸王達賞讃の記事の削除
  三 遊牧地に関する記事の削除
第二部の総括
第三部 フレグ・ウルス史上における『当面』「モンゴル史」の編纂
第一章 I写本に対するT写本・IN写本での「長文削除」
  一 T写本での「長文削除」
  二 IN写本での「長文削除」(T写本欠落部分)
第二章 『集史』「モンゴル史」原典における「長文削除」
  一 トルイ家を「チンギス家本流」に直結する唯一の王統として際立たせるための削除
  二 フレグ家・クビライ家にとって好ましくない記事の削除
  三 王族の「国是」に悖る行状の記事の削除
  四 文章を整えるための削除・改変
第三章 『集史』「モンゴル史」における改変の全容と爾後の諸写本
第四章 ガザン・カン政権の政権構造と『モンゴル史』の編纂
  一 ガザン・カン主導による『モンゴル史』の編纂
  二 『モンゴル史』「部族史」、「王室世系表」、「后妃表」を参照してはじめて判明するガザン・カン時代の諸相
  三 フレグ・ウルス成立後の「西方鎮守府軍」起源の軍隊の興亡・盛衰
  四 フレグ家以外の王家から徴発されてフレグ遠征に加わった部族軍
  五 一連の内訌とフレグ家「姻族」の興亡・盛衰
  六 ガザン・カン没時に至るまでのフレグ・ウルスのモンゴル諸部族の興亡・盛衰の概要
第五章 『集史』「モンゴル史」編纂時におけるオルジェイト・カン政権の政権構造
  一 『オルジェイト史』「ご家人序列一覧」
  二 『集史』「モンゴル史」編纂時におけるオルジェイト・カン政権の政権構造
終章 『集史』「モンゴル史」についての総括
『序説』、『正篇』、『完篇』の総括