野田 実希/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2021.3 --

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中央 2F 一般図書 /366.9/5184/2021 7114075798 配架図 Digital BookShelf
2021/04/27 可能 利用可   0
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ISBN 4-8140-0330-3
ISBN13桁 978-4-8140-0330-3
タイトル 「働くわたし」を失うとき
タイトルカナ ハタラク ワタシ オ ウシナウ トキ
タイトル関連情報 病休の語りを聴く臨床心理学
タイトル関連情報読み ビョウキュウ ノ カタリ オ キク リンショウ シンリガク
著者名 野田 実希 /著
著者名典拠番号

110007818500000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2021.3
ページ数 7, 233p
大きさ 22cm
シリーズ名 プリミエ・コレクション
シリーズ名のルビ等 プリミエ コレクション
シリーズ番号 115
シリーズ番号読み 115
価格 ¥3100
内容紹介 「働くわたし」が「働けないわたし」に変わる時、人は何を体験するのか。メンタルヘルス不調による病休体験を臨床心理学の観点で、本人の語りから読み解く書。休職者本人にとっての“あるべき姿”を目指す支援のあり方を探る。
書誌・年譜・年表 文献:p215~230
一般件名 産業心理学-ndlsh-00570136,医学的心理学-ndlsh-00563905,精神衛生-ndlsh-00570401
一般件名 産業心理学 , 労働衛生 , 精神衛生
一般件名カナ サンギョウ シンリガク,ロウドウ エイセイ,セイシン エイセイ
一般件名典拠番号

510852200000000 , 511482400000000 , 511060400000000

分類:都立NDC10版 366.94
資料情報1 『「働くわたし」を失うとき 病休の語りを聴く臨床心理学』(プリミエ・コレクション 115) 野田 実希/著  京都大学学術出版会 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/366.9/5184/2021  資料コード:7114075798)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153788867

目次 閉じる

序章 「働くわたし」への探究
  1 働くことと自己
  2 働く人の心のいま
  3 働く人の心の問題はどのように考えられてきたか
  4 「わたしが働くこと」への問い
  5 病休の語りへの関心
  6 本書の目的
第1章 病休にともなう「わたし」の体験
  1 職場のメンタルヘルスに対する取り組み
  2 休職者への理解と支援の現状
  3 先行研究からみる休職者の主観的な体験
  4 現在の休職者支援と研究における課題
第2章 「働くわたし」という自己の揺らぎ
  1 職業人の受療を妨げるものは何か
  2 どのように心の病いに気づいて休職へと向かうのか
  3 「働けないわたし」との出会い
  4 揺らぐ自己を支える受療支援
  5 理想の職業人像に潜むリスクを見据えて
第3章 「働かないわたし」から新しい「働くわたし」へ
  1 休職後にどのような「わたし」が生きられるのか
  2 「働かないわたし」から照射される「働くわたし」
  3 病休における「回復」の問い直し
  4 病休を通した自己の変容
第4章 頻回病休を生きる「わたし」
  1 頻回病休と自己との関連
  2 頻回病休はどのように体験されているのか
  3 さまざまな自己の様相と自己像間の分極
  4 頻回病休における「働くわたし」の喪失
  5 自己全体が抱えられるための支援
  6 頻回病休を生きる「わたし」へのまなざし
第5章 語りにならない病休の語りを聴くために
  1 「語り」へのアプローチ
  2 対話的な語りの視点
  3 対話として聴きとる頻回病休の語り
  4 語りを対話的に捉えることの臨床的意義
  5 新たなナラティヴヘの展望
第6章 「語り」を通して見えてくる病休体験の意味
  1 これまでのまとめと展開
  2 病休の語りを「知ること」から「聴くこと」へ
  3 語り生きられる「わたし」へのまなざし
  4 病休を生きる「わたし」への臨床的アプローチ
終章 「働くわたし」が語るとき
研究ノート1 質的研究は臨床心理学においてどのように語られてきたか
研究ノート2 従来のナラティヴ分析における語りの認識
研究ノート3 語りにおける応答と責任