梅田 孝太/著 -- 法政大学出版局 -- 2021.3 --

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中央 3階C 一般図書 /134.9/5408/2021 7114110940 配架図 Digital BookShelf
2021/04/28 可能 利用可   0
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ISBN 4-588-15117-0
ISBN13桁 978-4-588-15117-0
タイトル ニーチェ
タイトルカナ ニーチェ
タイトル関連情報 外なき内を生きる思想
タイトル関連情報読み ソト ナキ ウチ オ イキル シソウ
著者名 梅田 孝太 /著
著者名典拠番号

110006013190000

並列タイトル Nietzsche:Philosophie der Lebensbejahung
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2021.3
ページ数 10, 301, 11, 5p
大きさ 22cm
価格 ¥3700
内容紹介 苦しみに満ちた「この生」を、人はどのように肯定できるのか。ニーチェの生きた哲学的問いを「夢」「自由」「意志」の主題に即して語り直し、ニヒリズムの克服を可能にするセラピーとしての哲学の力を探る。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p1~11
個人件名 Nietzsche, Friedrich Wilhelm, 1844-1900-entity-00451342
個人件名カナ ニーチェ フリードリヒ・ヴィルヘルム
個人件名原綴 Nietzsche,Friedrich Wilhelm
個人件名典拠番号 120000217190000
分類:都立NDC10版 134.94
資料情報1 『ニーチェ 外なき内を生きる思想』 梅田 孝太/著  法政大学出版局 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/134.9/5408/2021  資料コード:7114110940)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153794918

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序論 「外なき内」とは何か
第一部 夢の哲学者ニーチェ
  第一部のための予備考察
第一章 哲学者ニーチェの出発点
  第一節 生成という絶望
  第二節 ニーチェのアナクロニズム
  第三節 ニーチェ哲学の前形式
第二章 夢のなかでいかにして夢だと気づくか
  第一節 『悲劇の誕生』のテーマ
  第二節 仮象感覚という出発点
  第三節 外なき内でいかにしてこれは仮象だと気づくか
  第四節 ディオニュソス的真理
第三章 歴史に内在する生
  第一節 ニーチェの歴史学批判
  第二節 想起と忘却は連動する
  第三節 外なき内としての地平
第二部 外なき内における自由
  第二部のための予備考察
第一章 外なき内に自由はあるか
  第一節 ニーチェの両立論をめぐって
  第二節 過去への妄執からの自由意志説の誕生
  第三節 外なき内における必然性の肯定
  第四節 ニーチェの両立論再説
第二章 外なき内の世界の自然化
  第一節 『人間的、あまりに人間的』におけるエゴイズム
  第二節 『曙光』と『悦ばしき知識』における道徳の自然化の試み
第三章 セラピーとしての哲学
  第一節 セラピーとしての哲学の伝統
  第二節 中期ニーチェ思想におけるエピクロス的ケア
第三部 ニーチェの意志の心理学
  第三部のための予備考察
第一章 なぜ世界は外なき内になったのか
  第一節 ニーチェのニヒリズム概念の由来
  第二節 外なき内としての生、あるいはニヒリズムの到来
  第三節 病者の光学という思考法
第二章 ニーチェによる意志の心理学
  第一節 外なき内を生きる肉体
  第二節 新しい霊魂論としてのニーチェ心理学
  第三節 一九世紀心理学とニーチェの意志の心理学
第三章 意志と解釈としての世界
  第一節 なぜ「権力への意志」でなければならないのか
  第二節 外なき内としての生の否定
  第三節 外なき内としての生の肯定
結論
附論Ⅰ ニーチェによる価値転換の思想
  第一節 「神の死」と価値の多元性
  第二節 ニーチェは新しい価値を創造したのか
  第三節 生の肯定としての「価値の創造」
附論Ⅱ デリダの死刑論とニーチェ
  第一節 『道徳の系譜学』はいかなる書物か
  第二節 デリダ・カント・ニーチェ
  第三節 「ニーチェ的身振り」が暴き出すもの
  第四節 認識者の自己認識の困難をめぐって