桑嶋 晋平/著 -- 東京大学出版会 -- 2021.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /371.2/5158/2021 7114124678 配架図 Digital BookShelf
2021/04/27 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-056233-1
ISBN13桁 978-4-13-056233-1
タイトル 勝田守一と京都学派
タイトルカナ カツタ シュイチ ト キョウト ガクハ
タイトル関連情報 初期思考の形成過程と忘却された思想の水脈
タイトル関連情報読み ショキ シコウ ノ ケイセイ カテイ ト ボウキャク サレタ シソウ ノ スイミャク
著者名 桑嶋 晋平 /著
著者名典拠番号

110007829240000

出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.3
ページ数 8, 289, 25p
大きさ 22cm
価格 ¥6400
内容紹介 日本の戦後教育学を主導した勝田守一は、京都学派の哲学的土壌からなにを思索したのか。初期勝田守一の思考のなりたちとその内実を、思想的背景および歴史的・時代的状況とのかかわりのなかで跡付ける。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p13~25
個人件名 勝田, 守一, 1908-1969-entity-00028487
個人件名カナ カツタ, シュイチ
個人件名 勝田 守一
個人件名カナ カツタ シュイチ
個人件名典拠番号 110000268900000
一般件名 教育哲学-ndlsh-00567174
一般件名 教育学 , 日本思想
一般件名カナ キョウイクガク,ニホン シソウ
一般件名典拠番号

510663000000000 , 510395500000000

分類:都立NDC10版 371.21
資料情報1 『勝田守一と京都学派 初期思考の形成過程と忘却された思想の水脈』 桑嶋 晋平/著  東京大学出版会 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/371.2/5158/2021  資料コード:7114124678)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153795162

目次 閉じる

序章 若王子の勝田守一
  1節 はじめに
  2節 若王子の勝田守一-「京都的なもの」への郷愁
  3節 勝田の思考をめぐる研究の諸相と初期の思考への視座
  4節 京都学派の思想圏
  5節 本書の構成
第1章 二つのみやことそのあいだで
  1節 はじめに
  2節 東京から京都へ
  3節 京都帝国大学文学部哲学科
  4節 シェリング研究
  5節 京都から松本へ
  6節 生の哲学、科学・技術論、「われら」の哲学
  7節 時局の動揺と「近代の超克」をめぐる問題
  8節 松本から東京へ
  9節 伝統と近代化
第2章 シェリング研究における「非合理的なもの」をめぐる思考
  1節 はじめに
  2節 初期勝田における「非合理的なもの」
  3節 勝田のはじまりの問い-「自由論」の地平
  4節 「存在への問い」と「非合理的なもの」
  5節 シェリング哲学を語りなおすこと
  6節 「歴史悪」への視座と<教育悪>への洞察の可能性
  7節 おわりに-未発の契機としての「非合理的なもの」をめぐる思想
第3章 京都学派の思想圏における思考形成
  1節 はじめに
  2節 はじまりとしての三木清-「新しい歴史的思考」と京都への誘い
  3節 非合理性と行為-勝田・田邊・シェリング
  4節 「西田・田邊論争」と昭和一〇年度哲学概論講義における西田哲学評価
  5節 京都学派という文脈における「自覚的なる行」
  6節 「水平性と垂直性との交錯」-自覚論と他者論
  7節 「われとわれら」と昭和一五年度哲学概論講義
  8節 おわりに
第4章 戦前・戦中期における他者あるいは他者と共にあることをめぐる問題
  1節 はじめに
  2節 「われとわれら」とその思想的背景
  3節 和辻倫理学とのかさなり
  4節 過ぎ去ったものの回帰をめぐるアポリア
  5節 本来性への回帰がもたらす他者の喪失
  6節 おわりに
第5章 三つの座談会
  1節 はじめに
  2節 「歴史的社会・国家・民族、そして世界史という問題」
  3節 京都学派の「近代の超克」、「世界史の哲学」
  4節 一九三〇年代後半における勝田の「近代の超克」、「世界史の哲学」の定位
  5節 三つの座談会
  6節 科学・技術をめぐる問題
  7節 科学・技術と倫理性
  8節 時局との対峙
  9節 倫理性=存在の歴史性
第6章 戦後道徳教育論争の一断面
  1節 はじめに
  2節 戦後道徳教育論争
  3節 天野貞祐と勝田守一とのかかわり
  4節 天野と勝田の対談をめぐって
  5節 逆向きのカント
  6節 天野における道理の問題
  7節 勝田の道徳教育論
  8節 政治と倫理、あるいは政治と教育-天野と勝田の差異をめぐって(1)
  9節 知と行為-天野と勝田の差異をめぐって(2)
終章 郷愁と回帰