松村 淳/著 -- 晃洋書房 -- 2021.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /520.9/5406/2021 7114124687 配架図 Digital BookShelf
2021/04/27 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-3475-4
ISBN13桁 978-4-7710-3475-4
タイトル 建築家として生きる
タイトルカナ ケンチクカ ト シテ イキル
タイトル関連情報 職業としての建築家の社会学
タイトル関連情報読み ショクギョウ ト シテ ノ ケンチクカ ノ シャカイガク
著者名 松村 淳 /著
著者名典拠番号

110007830300000

並列タイトル Life as an Architect:Sociology of Professional Architects
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2021.3
ページ数 9, 287, 15p
大きさ 22cm
シリーズ名 関西学院大学研究叢書
シリーズ名のルビ等 カンセイ ガクイン ダイガク ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 第222編
シリーズ番号読み 222
価格 ¥2700
内容紹介 日本の建築家はいかにつくられ、継承されてきたのか。現場の建築家たちはこの職業とどう向き合い、実践してきたのか。さまざまな建築家の姿を、背景にある時代性とともに考察し、その輪郭を描きだす。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p9~15
一般件名 建築家-日本-ndlsh-00975942
一般件名 建築家
一般件名カナ ケンチクカ
一般件名典拠番号

510717500000000

分類:都立NDC10版 520.9
書評掲載紙 朝日新聞  2021/06/12  2214 
書評掲載紙2 読売新聞  2021/06/27   
資料情報1 『建築家として生きる 職業としての建築家の社会学』(関西学院大学研究叢書 第222編) 松村 淳/著  晃洋書房 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/520.9/5406/2021  資料コード:7114124687)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153795163

目次 閉じる

序章 建築家の分析枠組み
  1 問題の所在
  2 分析視角
  3 本書の課題、対象・研究方法
  4 後期近代という視点
  5 本書の構成
第Ⅰ部 建築家の生成と変容をめぐって
第1章 職能の確立と消費社会との関連性
  1 本章の目的
  2 戦後復興期における建築家の役割
  3 芸術としての住宅
  4 商品化住宅の成熟
  5 まとめ
第2章 「スター文化人」としての建築家の誕生
  1 現代版ルネサンス的万能人としての建築家
  2 野武士の時代
  3 安藤忠雄の卓越化の方法
  4 二極化していく建築家-一九九〇年代以降の状況
  5 まとめ
第Ⅱ部 「建築家のエートス」と職業としての建築家
第3章 「建築家のエートス」を涵養する場としての大学
  1 本章の目的
  2 基礎教育を通した支配的ハビトゥスの形成
  3 講評会という教育装置
  4 建築家のエートスと大学教育
  5 まとめ
第4章 建築家になる
  1 本章の目的
  2 建築家の自認と建築設計者のカテゴリー
  3 建築士の業務
  4 建築家へのファーストステップ
  5 建築家を名乗る
  6 まとめ
第5章 建築家として生きていく
  1 本章の目的
  2 建築家のマネタイズ
  3 文学界の機序と建築家のとるべき戦略
  4 短期的な生産周期の事業としての下請け仕事
  5 長期的な生産周期の事業への取り組み
  6 変えるところと変えないところ
  7 地方におけるキャリアの達成
  8 まとめ
第6章 建築家ではない設計者たちの職業世界
  1 本章の目的
  2 住宅会社の「設計士」-住宅産業界の機序とハビトゥス
  3 住宅会社の建築士の住宅観と報酬に対する考え方
  4 建築家のハビトゥスは、他の業界でどのように作用するか
  5 設備設計士の職業世界
  6 まとめ
補論 建築士受験のセルフエスノグラフィ
  1 はじめに
  2 一級建築士を目指す
  3 一級建築士への挑戦
  4 一級建築士の設計製図問題をどう解くのか
  5 一級建築士製図二年目
  6 資格学校の面々
  7 そして最後の本番
  8 リスク社会としての後期近代と資格
第Ⅲ部 後期近代と建築家の変容
第7章 脱埋め込み化の進行と建築家の役割の変容
  1 はじめに-脱埋め込みの進行
  2 「個」としての建築家の後景化
  3 外観が消えたハコとしてのショッピングモール
  4 創造的復興と脱埋め込み-阪神・淡路大震災をめぐって
  5 再埋め込みフェーズと「顔の見える専門家」
  6 まとめ
第8章 コンピュータ・テクノロジーの進展と建築家の職能の変容
  1 本章の目的
  2 CADはどのように建築家の仕事を変えたのか
  3 手描きからCADへの移行がもたらしたもの
  4 建築家と工学
  5 CAD時代の建築家の職能の信頼構造
  6 一方向的な信頼から双方向的な共感へ
  7 まとめ-リスクを共有する信頼構造
第9章 「脱エートス」の建築家像と後期近代
  1 本章の目的
  2 研究対象・方法
  3 建築家の職能拡張をめぐって
  4 施工業との兼業禁止という規範と建築家のエートス
  5 正統性の調達と行動を可能にする規範
  6 「まち医者的建築家」の職業実践
  7 新しい職能で報酬を得ることの難しさ
  8 まとめ-「脱エートス」の建築家像と後期近代
終章 後期近代と建築家のゆくえ
  1 日本における建築家
  2 職業としての建築家-再埋め込みプロセスと「プラスのプロフェッション」
  3 今後の課題