堀 正嗣/著 -- 明石書店 -- 2021.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /369.27/5957/2021 7114137424 配架図 Digital BookShelf
2021/04/30 可能 利用可   0

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ISBN 4-7503-5175-9
ISBN13桁 978-4-7503-5175-9
タイトル 障害学は共生社会をつくれるか
タイトルカナ ショウガイガク ワ キョウセイ シャカイ オ ツクレルカ
タイトル関連情報 人間解放を求める知的実践
タイトル関連情報読み ニンゲン カイホウ オ モトメル チテキ ジッセン
著者名 堀 正嗣 /著
著者名典拠番号

110001899580000

出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2021.3
ページ数 258p
大きさ 22cm
シリーズ名 熊本学園大学付属社会福祉研究所社会福祉叢書
シリーズ名のルビ等 クマモト ガクエン ダイガク フゾク シャカイ フクシ ケンキュウジョ シャカイ フクシ ソウショ
シリーズ番号 30
シリーズ番号読み 30
価格 ¥4300
内容紹介 日本の障害者解放運動と障害学の関係、共生のとらえ方、「共生の障害学」の立脚点、共生社会をめぐる政策動向、障害児の権利等を考察する。著者が取り組んできた障害学に関わる近年の主要な論文をもとに、加筆修正を加え編集。
書誌・年譜・年表 文献:p245~258
一般件名 障害者福祉-ndlsh-01018187,社会的包摂-ndlsh-01177394
一般件名 障害者福祉 , 社会的包摂
一般件名カナ ショウガイシャ フクシ,シャカイテキ ホウセツ
一般件名典拠番号

511691200000000 , 511819100000000

分類:都立NDC10版 369.27
資料情報1 『障害学は共生社会をつくれるか 人間解放を求める知的実践』(熊本学園大学付属社会福祉研究所社会福祉叢書 30) 堀 正嗣/著  明石書店 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/369.27/5957/2021  資料コード:7114137424)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153798021

目次 閉じる

序章 私たちはどこにいるのか
  1 「共生の障害学」を求めて
  2 障害者差別の本質
  3 「生きる権利」が脅かされる社会で
  4 格差と貧困の深刻化
  5 コロナ禍での生命と尊厳の危機
  6 優生思想と資本主義
  7 「解放の障害学」と「共生の障害学」
第1章 障害の社会モデルとは
  1 障害の表記をとらえる視点
  2 障害の表記をどう考えるか
  3 「障害の社会モデル」の原点
  4 「障害の社会モデル」の理論化と発展
  5 障害の社会モデルの意義
  6 障害の社会モデルへの批判と発展
  7 イギリス障害学とアメリカ障害学
第2章 当事者学としての障害学
  1 「当事者学としての障害学」とは
  2 当事者とは誰か
  3 健常者は障害学研究の主体になり得るか
  4 当事者主導の重要性
第3章 障害学の研究方法
  1 従来の障害研究の問題点
  2 解放論的障害研究の意義
  3 障害学研究における「立ち位置」の重要性
  4 厳格な研究方法の重要性
  5 障害学における参加型研究の意義
第4章 共生の障害学の地平
  1 障害者運動の目的としての共生
  2 障害学の課題としての共生
  3 英米の障害学をどうとらえるか
  4 新自由主義と「共生の障害学」
  5 自立を欠いた共生概念の抑圧性
  6 関係性としての共生
  7 根源としての自然との共生
第5章 共生社会政策の超克
  1 ソーシャルインクルージョンの2つの源流
  2 ソーシャルエクスクルージョン概念の意義
  3 ソーシャルインクルージョン概念への批判
  4 欧州におけるソーシャルインクルージョン政策の問題点
  5 日本における共生社会政策の問題点
  6 自立支援と共生社会政策
  7 地域共生社会政策の問題点
  8 地域共生社会政策の超克
第6章 合理的配慮を問い直す
  1 合理的配慮の意義と陥穽
  2 「機会平等」に潜む能力主義とその批判
  3 障害者運動の2つの目標
  4 共生共育の論理
  5 分離教育としてのインクルーシブ教育システム
  6 機会平等としての教育における合理的配慮の意義
  7 機会平等としての教育における合理的配慮の限界と「共に生きる権利」
  8 「差別の責任」を問う合理的配慮概念の深化を
第7章 障害児の権利とは
  1 障害者差別と子ども差別
  2 障害児の権利の位置づけ
  3 障害者権利条約における障害児の権利
  4 第7条(障害のある子ども)の解釈と評価
  5 第24条(教育)の解釈と評価
  6 第1回日本政府報告の障害児の権利認識の問題点
  7 第7条(障害のある子ども)についての報告の評価と日本の課題
  8 第24条(教育)についての報告の評価と日本の課題
  9 障害児の意見表明権と必要な支援
第8章 教育におけるディスアビリティの克服
  1 イギリス障害学における教育研究から学ぶ
  2 『ウォーノック報告』と1981年教育法をめぐる問題
  3 イギリスの教育制度と障害児教育
  4 インテグレーションからインクルージョンへ
  5 障害者運動が求めるインクルーシブ教育
  6 障害学における教育研究の視点
  7 日本への示唆
第9章 自立生活運動におけるピアカウンセリングの意義
  1 日本におけるピアカウンセリングの導入と広がり
  2 専門家による支配から相互援助へ
  3 自立生活運動の根底としてのピアカウンセリング
  4 ピアサポートとしてのピアカウンセリング
  5 心理的援助としてのピアカウンセリング
  6 ピアカウンセリングをめぐる論点
  7 自立生活センターの2つの側面
  8 ピアカウンセリングにおける対等性と専門性
  9 ピアカウンセリングの基礎としての再評価カウンセリングの意味
第10章 CILによる地域移行支援がめざすもの
  1 自立生活運動における地域移行支援の始まり
  2 調査の対象・方法・倫理的配慮
  3 調査協力団体の現況
  4 施設訪問・地域移行支援の経過
  5 地域移行支援の概要
  6 CILによる地域移行支援のプロセス
  7 意識覚醒期における支援内容と特徴
  8 地域移行期における支援内容と特徴
  9 自立生活期における支援内容と特徴
終章 障害学はどこに向かうのか
  1 イギリス社会モデル批判の論点
  2 イギリス社会モデルをとらえ直す
  3 マルクス主義障害学の定立に向けて
  4 障害学は生存学に解消されるか
  5 障害者を肯定する倫理
  6 財の分配のあり方
  7 障害学はどこに向かうのか