井上 厚史/著 -- ぺりかん社 -- 2021.3 --

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中央 3階C 一般図書 /129.1/5018/2021 7114148553 配架図 Digital BookShelf
2021/05/12 可能 利用可   0
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ISBN 4-8315-1586-5
ISBN13桁 978-4-8315-1586-5
タイトル 愛民の朝鮮儒教
タイトルカナ アイミン ノ チョウセン ジュキョウ
著者名 井上 厚史 /著
著者名典拠番号

110002884970000

出版地 東京
出版者 ぺりかん社
出版者カナ ペリカンシャ
出版年 2021.3
ページ数 414p
大きさ 22cm
価格 ¥6200
内容紹介 建国当初から「民を愛する=愛民」が重視されていた朝鮮。「愛民」を基軸に、朝鮮儒教の内包(心学)と外延(ナショナリズム)を追究し、丸山眞男の政治思想史研究以来の呪縛を解く「可能性としての朝鮮儒教」を描き出す。
一般件名 儒学-朝鮮-歴史-ndlsh-01223354
一般件名 儒学-歴史
一般件名カナ ジュガク-レキシ
一般件名典拠番号

510909510010000

分類:都立NDC10版 129.1
資料情報1 『愛民の朝鮮儒教』 井上 厚史/著  ぺりかん社 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/129.1/5018/2021  資料コード:7114148553)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153798264

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序章 封印された朝鮮儒教
  一 日本人と朝鮮儒教
  二 日本における朝鮮儒教研究の始まり
  三 朝鮮にはなぜ一人の仁斎も徂徠もいないのか?
  四 朝鮮儒教は低級なる朱子学史か?
  五 朝鮮儒教は無意味な党争の繰り返しか?
  結語
第一章 井上哲次郎の儒教解釈と武士道
  はじめに
  一 精神と武士道
  二 儒教三部作と武士道
  結語
第二章 なぜ丸山理論は朝鮮儒教に当てはまらないのか
  はじめに
  「朱子学的思惟方法」の問題点
  結語
第三章 朝鮮儒教のルーツを求めて
  はじめに
  一 『性理大全』に収録された元朝儒教
  二 『四書大全』『四書輯訳』『四書章図纂釈』に収録された元朝儒教の特徴
  三 許衡と朝鮮王朝
  結語
第四章 朝鮮儒学における「心学」の位相
  一 朝鮮儒学の三つの捉え方-性理学、実学、心学
  二 朱子後学における宋学(程朱学)の「心学」化
  三 朝鮮で受容された「心学」関連テキスト
  四 「敬」を主とする「心学」
  五 「朝鮮心学」の特徴
第五章 李退渓の「誠」と王陽明の「誠」
  一 二つの「誠」
  二 「天即理」
  三 「四端」と「敬」
  四 「心」
  五 「誠」
  結語
第六章 鄭霞谷の「心」の解釈
  一 朝鮮陽明学と朝鮮心学
  二 鄭霞谷『心経集義』の特徴
  三 鄭霞谷と李退渓
  結語
第七章 「愛民」と「安民」の政治学
  一 朝鮮儒教の社会統治論
  二 「愛民」と「安民」
  三 「愛民」と「政治の発見」
  四 朝鮮儒学者と日本儒学者の「民」の解釈
  五 「愛民」の政治学的意味
  六 「愛民」と社倉論
  七 「愛民」と近代化
  結語
第八章 「天」観念の変容と韓日両国のナショナリズム
  はじめに
  一 朝鮮儒学における「天」の解釈
  二 日本儒学における「天」の解釈
  三 近代化と「儒学史」
  結語
第九章 愛国啓蒙運動と張志淵
  一 大韓帝国の保護国化と反発
  二 愛国啓蒙運動の展開と梁啓超
  三 張志淵における伝統と近代の相剋
  四 張志淵と高橋亨の論争
  五 晩年とその評価
第一〇章 儒教は「東アジア共同体」の紐帯となりうるか
  一 戦後日本人のアジア認識と儒教
  二 日本における「東アジア共同体」論と儒教
  三 儒教と「他者認識」
  結語
終章 「愛民」と君主論