小井沼 広嗣/著 -- 法政大学出版局 -- 2021.4 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
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中央 3階C 一般図書 /134.4/5111/2021 7114198564 配架図 Digital BookShelf
2021/05/24 可能 利用可   0

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ISBN 4-588-15118-7
ISBN13桁 978-4-588-15118-7
タイトル ヘーゲルの実践哲学構想
タイトルカナ ヘーゲル ノ ジッセン テツガク コウソウ
タイトル関連情報 精神の生成と自律の実現
タイトル関連情報読み セイシン ノ セイセイ ト ジリツ ノ ジツゲン
著者名 小井沼 広嗣 /著
著者名典拠番号

110006220060000

出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2021.4
ページ数 11, 358, 20p
大きさ 22cm
価格 ¥5200
内容紹介 ヘーゲルがイェーナ後期に執筆した「イェーナ体系構想Ⅲ」「精神現象学」で展開されている実践哲学的な思索の意義を、ルソー、カント、フィヒテの提示した「自律」思想の批判的継承という視角から論究する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p9~20
個人件名 Hegel, Georg Wilhelm Friedrich, 1770-1831-entity-00442872
個人件名カナ ヘーゲル ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ
個人件名原綴 Hegel,Georg Wilhelm Friedrich
個人件名典拠番号 120000127350000
分類:都立NDC10版 134.4
資料情報1 『ヘーゲルの実践哲学構想 精神の生成と自律の実現』 小井沼 広嗣/著  法政大学出版局 2021.4(所蔵館:中央  請求記号:/134.4/5111/2021  資料コード:7114198564)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153804670

目次 閉じる

序章
  第一節 本書の狙い
  第二節 問題の所在、および本書の基本スタンス
  第三節 取り上げるテキストについて
  第四節 各章の概要
第一部 『イェーナ体系構想Ⅲ』における意志論と人倫構想
第一章 意志論と衝動の陶冶
  はじめに
  第一節 フィヒテの実践的知識学における衝動論
  第二節 イェーナ前期におけるフィヒテ批判とその克服の試み
  第三節 イェーナ後期における意志論の形成
  第四節 《衝動の陶冶》の過程-自己外化を介した自己認証
  小括
第二章 陶冶論と普遍意志の構成
  はじめに
  第一節 ルソーによる《自由人の共同体》の構想
  第二節 ヘーゲルによる「普遍意志の構成」の意味
  第三節 「承認された状態」を具体化するものとしての普遍意志
  第四節 国家創設期における強制と陶冶
  小括
第二部 『精神現象学』における精神の生成
第三章 カントとフィヒテにおける自我論と共同主観性の問題
  はじめに
  第一節 カントの統覚論
  第二節 フィヒテの自我論
  第三節 カント哲学における《共同主観性》の萌芽
  第四節 フィヒテによる《共同主観性》の主題化
  小括
第四章 無限性と欲望
  はじめに
  第一節 自己意識の基本構造
  第二節 「自己意識は欲望一般である」というテーゼの解釈をめぐって
  第三節 悟性に潜在する自己意識と欲望
  第四節 《意識は本質的に自己意識である》というテーゼの意義と射程
  小括
第五章 否定性を介した《共同主観性》の生成過程
  はじめに
  第一節 生命と自己意識-自覚なき類と自覚的な類
  第二節 「直接的な欲望」から「承認」へ
  第三節 《承認をめぐる闘争》の意義と制約
  第四節 《主人と奴隷の弁証法》の意味するもの
  第五節 「思考する」自己意識の成立とその展開
  小括
第六章 「統覚の統一」から「精神」へ
  はじめに
  第一節 カントの統覚論とヘーゲルによる両義的評価
  第二節 カテゴリーの基本構造とその展開の到達点-「無限性」と「精神」
  第三節 「観察する理性」、「行為する理性」の特質とその制約
  第四節 カテゴリーの充実態としての「事そのもの」
  第五節 カント的な実践理性の克服と精神の成立
  第六節 精神の基本構造とその自律性
  小括
第三部 『精神現象学』における道徳性とカント批判
第七章 幸福の問題
  はじめに
  第一節 カントの実践哲学における「幸福」概念ならびに「最高善」
  第二節 青年期のヘーゲルにおける歴史認識と幸福の問題
  第三節 『精神現象学』における「幸福」達成の理路
  第四節 《道徳と幸福の一致》の帰趨
  小括
第八章 道徳的行為主体における悪とその克服
  はじめに
  第一節 カントにおける《悪の克服》の問題
  第二節 良心において再燃する二元論
  第三節 二つの良心間の対立と「偽善」
  第四節 良心間における相互承認の成立
  第五節 「事そのもの」の「主体」化としての良心
  小括
終章
  第一節 本書の歩み
  第二節 自律を精神のもとで把握したことの意義
  第三節 今後の課題と展望