稙田 誠/著 -- 戎光祥出版 -- 2021.4 --

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中央 3階C 一般図書 /162.1/5188/2021 7114468042 配架図 Digital BookShelf
2021/08/17 可能 利用可   0
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ISBN 4-86403-384-8
ISBN13桁 978-4-86403-384-8
タイトル 中世の寺社焼き討ちと神仏冒瀆
タイトルカナ チュウセイ ノ ジシャ ヤキウチ ト シンブツ ボウトク
著者名 稙田 誠 /著
著者名典拠番号

110007838220000

出版地 東京
出版者 戎光祥出版
出版者カナ エビス コウショウ シュッパン
出版年 2021.4
ページ数 287, 20p
大きさ 22cm
シリーズ名 戎光祥研究叢書
シリーズ名のルビ等 エビス コウショウ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 21
シリーズ番号読み 21
価格 ¥8400
内容紹介 日本の中世全体を宗教・神仏の強い影響下にあった時代と見立てたうえで、そうした時代のなか様々な「神威超克」の動きが背中合わせのように展開したせめぎあいの様相を、神仏と中世人の関係性を基軸に議論する。
一般件名 宗教-日本-歴史-中世-ndlsh-00568350,宗教-日本-歴史-安土桃山時代-ndlsh-031449073
一般件名 宗教-日本 , 日本-歴史-中世
一般件名カナ シュウキョウ-ニホン,ニホン-レキシ-チュウセイ
一般件名典拠番号

510913920380000 , 520103814550000

分類:都立NDC10版 162.1
資料情報1 『中世の寺社焼き討ちと神仏冒瀆』(戎光祥研究叢書 21) 稙田 誠/著  戎光祥出版 2021.4(所蔵館:中央  請求記号:/162.1/5188/2021  資料コード:7114468042)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153805160

目次 閉じる

序章 中世宗教史研究の達成・課題と本書の構成
  第一節 研究史と問題の所在
  第二節 本書の構成と概要
第Ⅰ部 神威超克の実態と正当化の論理
第一章 中世における寺社焼き討ちの実態と神威超克の論理
  はじめに
  第一節 南北朝時代における寺社焼き討ちの実態
  第二節 平安時代後期~鎌倉時代における寺社焼き討ちの実態
  第三節 神威超克の論理
  おわりに
第二章 寺院中核焼き討ち考
  はじめに
  第一節 本堂焼き討ちについて
  第二節 本尊焼き討ちについて
  おわりに
第三章 寺社焼き討ち正当化の方便の思想史的考察
  はじめに
  第一節 「罪業本ヨリ所有ナシ。妄想顚倒ヨリ起ル。心性源清ケレバ、衆生即仏也」という方便について
  第二節 「焼いた堂舎は再建すればよい」という方便について
  第三節 「焼かれた堂社は再建すればよい」という方便について
  第四節 「焼かれた堂社は再建すればよい」という方便形成の背景について
  おわりに
第四章 墓の聖性とその破壊・冒瀆
  はじめに
  第一節 墓の聖性について
  第二節 墓を破壊すること
  第三節 墓を冒瀆すること
  おわりに
第Ⅱ部 神仏と中世人の角逐
第一章 参籠祈願の場における神仏恫喝について
  はじめに
  第一節 『曽我物語』に見る参籠祈願の実態
  第二節 『曽我物語』に見る神仏恫喝の実態
  第三節 諸史料に見る参籠祈願と神仏恫喝
  第四節 神仏恫喝の背景と中世人の心性
  おわりに
第二章 戦国時代における神仏唾棄について
  はじめに
  第一節 神仏唾棄の実態
  第二節 「自分を裏切った(約束を破った)神仏は唾棄してもよい」という方便について
  第三節 「力のない神仏は唾棄してもよい」という方便について
  おわりに
第三章 織田信長の信心・不信心の様相
  はじめに
  第一節 信長の信心について
  第二節 信長の不信心の契機について
  第三節 信長の不信心の実態
  おわりに
第四章 信仰秘匿の実態とその思想的背景
  はじめに
  第一節 キリシタンにおける信仰秘匿の実態
  第二節 中世日蓮宗における信仰秘匿の実態
  第三節 中世真宗における信仰秘匿の実態
  第四節 信仰秘匿の思想的背景
  おわりに
終章 まとめと課題・展望