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深川 宏樹/著 -- 風響社 -- 2021.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /382.7/5059/2021 7114314458 配架図 Digital BookShelf
2021/07/20 可能 利用可   0
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ISBN 4-89489-290-3
ISBN13桁 978-4-89489-290-3
タイトル 社会的身体の民族誌
タイトルカナ シャカイテキ シンタイ ノ ミンゾクシ
タイトル関連情報 ニューギニア高地における人格論と社会性の人類学
タイトル関連情報読み ニューギニア コウチ ニ オケル ジンカクロン ト シャカイセイ ノ ジンルイガク
著者名 深川 宏樹 /著
著者名典拠番号

110006255900000

出版地 東京
出版者 風響社
出版者カナ フウキョウシャ
出版年 2021.3
ページ数 444p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 パプアニューギニアの高地に位置するエンガ州の村で行ったフィールドワークに基づき、人間の変容可能性を展望する民族誌。人々のひしめきの総体を、贈与論、人格論、社会的身体論の理論から描き出す。
書誌・年譜・年表 文献:p413~429
一般件名 民族-パプアニューギニア-ndlsh-00614175,人格-ndlsh-00574771,人類学-ndlsh-00574809
一般件名 パプアニューギニア
一般件名カナ パプアニューギニア
一般件名典拠番号

520067300000000

分類:都立NDC10版 382.736
資料情報1 『社会的身体の民族誌 ニューギニア高地における人格論と社会性の人類学』 深川 宏樹/著  風響社 2021.3(所蔵館:中央  請求記号:/382.7/5059/2021  資料コード:7114314458)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153807703

目次 閉じる

第一章 序論-人格論と社会性の人類学
  一 愛のマリノフスキー
  二 変容可能性
  三 時計の針を巻き戻す
  四 あらゆる人々の創造性を解き放つ
  五 切断=拡張する思考
  六 本書の目的と構成
第二章 人格と贈与
  一 人格贈与の人類学
  二 フィールドライフ
  三 異文化への道
第三章 身体に内在する社会性と「人格の拡大」
  一 人類学の人格論
  二 身体と血縁の理論
  三 身体と感情の理論
  四 「重みを置く」
  五 考察-関係の非生産へと向かう人格
第四章 狂気と賭けられた生
  一 人類学の人格論、再論
  二 エンガ州サカ谷における狂気の理論
  三 「重みで気が狂う」
  三 考察-関係の連鎖の外部にはじかれた人格が穿つ「裂け目」
第五章 調査地の日常
  一 パプアニューギニアの概要
  二 ニューギニア高地エンガ州サカ谷の概要
第六章 「白人」になる
  一 白人性研究
  二 植民地統治から独立へ
  三 植民地統治と白人性の希求
  四 キリスト教の実践による白人性の獲得
  五 考察-革新の行為、慣習の拡張
第七章 血縁とサブスタンス
  一 サブスタンス論
  二 クラン間の「母親」と「息子」
  三 人生と血縁
  四 キリスト教による母方親族への贈与の否定
  五 葬儀における「母親」と「息子」の長い語り
  六 事例考察Ⅲ-切断から生まれる関係性
第八章 敵と結婚する
  一 戦争の論理
  二 婚姻と戦争
  三 紛争の拡大性
  四 クラン間の紛争と仲裁
  五 考察-姻族・母方親族の関係が「覆い隠される」とき
第九章 感情の仲裁
  一 感情の仲裁
  二 争いの処理方法
  三 「重み」が返っていく
  四 親密な血縁者との争いのゆくえ
  五 次への通過点
第十章 村落裁判による競合
  一 村落裁判導入の歴史
  二 村落裁判の特徴
  三 村落裁判に訴える
  四 「外部」権威による血縁者間の競合の正当化
  五 考察-仲裁と村落裁判の相互包含的な関係
第十一章 考察-社会的身体
  一 内在的な社会性
  二 社会的身体