岸・ツグラッゲン エヴェリン/著 -- 鳥影社 -- 2021.5 --

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中央 3階C 一般図書 /940.2/ゲ1/634 7114674069 配架図 Digital BookShelf
2021/10/26 可能 利用可   0
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ISBN 4-86265-891-3
ISBN13桁 978-4-86265-891-3
タイトル ゲーテにおける生命哲学の研究
タイトルカナ ゲーテ ニ オケル セイメイ テツガク ノ ケンキュウ
著者名 岸・ツグラッゲン エヴェリン /著
著者名典拠番号

110007855680000

並列タイトル Studien zur Lebensphilosophie Johann Wolfgang von Goethes
出版地 東京
出版者 鳥影社
出版者カナ チョウエイシャ
出版年 2021.5
ページ数 324p
大きさ 21cm
価格 ¥2200
内容紹介 詩人ゲーテは、あらゆる哲学から輪廻思想を知り、生涯にわたって自身の輪廻概念と霊魂概念を形成してきた。西洋のみならず、仏教やヒンズー教など東洋の輪廻思想との関連を論じ、ゲーテの生命哲学の核心を読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p287~300
個人件名 Goethe, Johann Wolfgang von, 1749-1832-entity-00441109
個人件名カナ ゲーテ ヨハン・ヴォルフガング・フォン
個人件名原綴 Goethe,Johann Wolfgang von
個人件名典拠番号 120000105480000
一般件名 哲学-ndlsh-00572945
分類:都立NDC10版 940.268
資料情報1 『ゲーテにおける生命哲学の研究』 岸・ツグラッゲン エヴェリン/著  鳥影社 2021.5(所蔵館:中央  請求記号:/940.2/ゲ1/634  資料コード:7114674069)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153819698

目次 閉じる

序章 概念の定義と時代背景
  第1節 ゲーテ独文の和訳の課題
  第2節 概念の定義(翻訳)
  第3節 時代背景
第1部 ゲーテの「生命哲学」
第1章 ゲーテの「自然詩文」における「生命哲学」
  第1節 ゲーテの詩学
  第2節 ゲーテの「自然詩文」における「生命哲学」
  第3節 「自然詩文」における詩人の振る舞い
  第4節 自由と前進する生
  第5節 「自然詩文」と「世界文学」
  章のまとめ
第2章 「生の哲学」の由来及び詩文・スピノザ論争・ゲーテとの関係
  第1節 「生の哲学」の由来(「生命哲学」の第1定義)
  第2節 「生の哲学」とスピノザ論争とゲーテとの関係
  章のまとめ
  部のむすび
第2部 ゲーテの「生命哲学」の根底にあるスピノザ哲学
第1章 ゲーテのスピノザ受容と研究時期
  第1節 スピノザについての第1の研究時期(1770年に初めての言及)
  第2節 スピノザについての第2の研究時期(1773-74年)
  第3節 スピノザについての第3の研究時期(1784-85年)
  第4節 スピノザについての第4の研究時期(1811-13年)
  章のまとめ
第2章 スピノザ『エチカ』がゲーテの「生命哲学」に及ぼした影響
  第1節 スピノザ『エチカ』のゲーテへの影響
  第2節 ゲーテのスピノザに対する直接及び間接的表現(「生命哲学」の第3定義)
  第3節 詩歌と宗教-作品に統合された宗教概念と宗教についての考察(「生命哲学」の第3定義)
  章のまとめ
  部のむすび
第3部 ゲーテの「輪廻」概念と「霊魂」概念(西洋思想における)
第1章 ゲーテの生涯における「輪廻」概念の進展
  第1節 若きゲーテの輪廻思想の研究(プラトンなど)
  第2節 輪廻についての最初の対話と詩など
  第3節 60代のゲーテの「輪廻」概念(ファルクとの対話・モナド・霊魂不滅)
  第4節 ゲーテの晩年と最晩年の「輪廻」概念
  章のまとめ
第2章 ゲーテの「霊魂」概念-オルフェウス教の影響を中心に-
  第1節 ゲーテのオルフェウス教についての記述・発言
  第2節 ゲーテが探求したオルフェウス教など
  第3節 ゲーテの「霊魂」の概念
  第4節 「エンテレヒー的モナド」・「太陽」・「精神」
  章のまとめ
  部のむすび
第4部 ゲーテの「輪廻」概念と「行為」の概念(東洋思想・仏教における)
第1章 ワイマール文学者に影響を与えたケンペルの『日本誌』
  第1節 ドイツ人医師の活躍と影響
  第2節 ゲーテへの影響
  第3節 ヘルダーが得た日本と日本仏教の情報
  第4節 日本の仏教・輪廻とドイツの輪廻論争
  章のまとめ
第2章 ゲーテに影響を与えた仏教思想
  第1節 ケンペルと日本仏教思想
  第2節 シュロッサーと仏教思想
  第3節 ヘルダーと東洋思想
  章のまとめ
  部のむすび
第5部 ゲーテの「輪廻」概念とその作品への影響(東洋思想・ヒンズー教における)
第1章 ゲーテとヒンズー教
  第1節 ヒンズー教、『マハーバーラタ』、『バガヴァッド・ギーター』の西洋への広がり
  第2節 ゲーテが生きていたヨーロッパでの梵学の始まり
  第3節 ゲーテが生活していたドイツでのインド研究の始まり
  第4節 ゲーテと『ギーター』
  第5節 ゲーテと『マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』、『ヴェーダ』
  第6節 ゲーテと『マハーバーラタ』
  第7節 ゲーテと『ラーマーヤナ』
  第8節 ゲーテのインドの神話学・多神教についての考察
  第9節 ゲーテのインドのカースト制度についての考察
第2章 ヒンズー教の思想がゲーテの輪廻観と作品に与えた影響について
  第1節 ゲーテとヒンズー教の思想
  第2節 ゲーテとヒンズー教における輪廻観
  第3節 「パーリア」における輪廻概念
  第4節 『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』-「マカーリエ」の本質
  第5節 『ファウスト』第2部-「ホムンクルス」の本質
  第6節 輝く魂
  章のまとめ
  部のむすび
終章 ゲーテの「生命哲学」のエッセンス