資料詳細

目次

序章 本書の課題と研究史

  一 二つの旧大陸図

  二 近代への転換点としての寛政期

第一部 世界認識の転換

第一章 「加模西葛杜加国風説考」の歴史的意義

  はじめに

  一 「加模西葛杜加国風説考」と「赤蝦夷風説考」

  二 「加模西葛杜加国風説考」成立の背景

  三 「加模西葛杜加国風説考」の内容

  四 「加模西葛杜加国風説考」の受容

  むすびに代えて

第二章 一八世紀後期における北辺認識の展開

  はじめに

  一 世界図

  二 蝦夷図

  むすびに代えて

第三章 世界認識の転換と日本の自意識

  はじめに

  一 ロシアの出現

  二 世界認識の転換

  三 新しい日本の自画像

  むすびに代えて

第二部 ヨーロッパとの対峙

第一章 松平定信と「鎖国」

  はじめに

  一 「国法書」再読

  二 「国法書」の歴史的位置

  三 定信の「鎖国」

  むすびに代えて

第二章 寛政改革期の蝦夷地政策

  はじめに

  一 幕府直轄論の浮上

  二 松前藩の再編

  三 松前委任・幕府直轄併存論の浮上

  むすびに代えて

第三章 異国船打ち払いの国法の陥穽

  はじめに

  一 寛政三年令の歴史的位置

  二 異国船打ち払いの国法と蝦夷地の外部性

  三 異国船打ち払いの国法と外国人上陸問題

  むすびに代えて

終章 再び、鎖国および「鎖国論」について

  はじめに

  一 「鎖国論」成立の経緯

  二 「鎖国論」の歴史的意義

  むすびに代えて

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