鈴木 大介/著 -- 筑摩書房 -- 2021.6 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /493.73/5369/2021 7114370690 配架図 Digital BookShelf
2021/10/06 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-480-68402-8
ISBN13桁 978-4-480-68402-8
タイトル 壊れた脳と生きる
タイトルカナ コワレタ ノウ ト イキル
タイトル関連情報 高次脳機能障害「名もなき苦しみ」の理解と支援
タイトル関連情報読み コウジ ノウキノウ ショウガイ ナ モ ナキ クルシミ ノ リカイ ト シエン
著者名 鈴木 大介 /著, 鈴木 匡子 /著
著者名典拠番号

110005393630000 , 110001918260000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2021.6
ページ数 287p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 376
シリーズ番号読み 376
価格 ¥920
内容紹介 脳が「壊れ」て、病前のようにできなくなった辛さ、しんどさをわかってほしいー。脳に傷を負った当事者と、高次脳機能障害を専門とする医師が「見えない障害」を語りつくす。2019年に行われた講演会をもとに書籍化。
書誌・年譜・年表 文献:p286~287
学習件名 脳・神経の病気
学習件名カナ ノウ/シンケイ/ノ/ビョウキ
一般件名 高次脳機能障害-ndlsh-01132813
一般件名 高次脳機能障害
一般件名カナ コウジ ノウキノウ ショウガイ
一般件名典拠番号

511785600000000

分類:都立NDC10版 493.73
書評掲載紙 日本経済新聞  2021/07/31   
資料情報1 『壊れた脳と生きる 高次脳機能障害「名もなき苦しみ」の理解と支援』(ちくまプリマー新書 376) 鈴木 大介/著, 鈴木 匡子/著  筑摩書房 2021.6(所蔵館:多摩  請求記号:/493.73/5369/2021  資料コード:7114370690)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153828159

目次 閉じる

はじめに 支援職と当事者の歩み寄りを求めて=鈴木大介
第1章 人生を左右するお困りごと
  「心の苦しさ」という迷宮/言葉の障害/最大の「苦しさ」は何か?/脳のキャパシティ問題/嫌な記憶ほど引き剝がせない/ひとつの入力にひとつの出力/できないことも、全肯定してください!/理解のなさへの絶望/発語の困難さ/障害って何?/記憶のモンダイ/「去年に比べればいい」と考える/心の中のキャパシティ/「分かっていてもコントロールできない」のが苦しい/その人との「チューニング」がコミュニケーションの肝/これだけは言ってくれるな!!/時間と回復/なぜ情動を制御できないのか/情動の暴走への対処法/これができたら自信になる!/高次脳機能障害は一言では表現できない
第2章 名もなき苦しみに、名前をください!
  高次脳機能障害からの回復はリノベーション/刺激のシャワーに耐えられない!/会話のダイナミズム/「自分勝手」レッテルの誤解/マニュアルのない治療/脳のスペックが落ちる/元のパーソナリティが強まる傾向/障害の個性がはっきりしてくる/「現実感がない」ホラー状態/「左側に嫌なものがいる」/失語症と談話障害の違い/言葉の理解のオンラインが途切れる/破局反応/心理・感情の問題/「山菜採りのプロ」とは/「依存」って何?/相手の「苦しい」にとにかく気づいて!/脳の8割が高次脳機能に関わる
第3章 自己理解の支え
  「自分は病気だ」と気づいているかどうか/「障害」って、どんな状態?-患者の立場と医療者の立場/「できる」の基準を変える/「大丈夫」の意味/病気を認めるかどうか、リハビリがうまくいくかどうか/神経心理学的検査の意味/復帰後のフォローアップ-理想と現実/目標をどこに設定するか/苦しさを軽減するための工夫-環境調整/自分の中のパラダイムシフトをどう起こすか/家族の心構えも環境の一つ/「中の人」は変わらない!/高次脳機能障害の当事者同士の集まり/仕事への復帰あれこれ
第4章 あなたの隣の当事者さん-支援の仕方を考えよう
  「ちょっと変」「なんか変」に気づいてあげる/病前記憶、病前習慣/障害の受容/「障害者」アレルギー?/自己理解の入り口/「病前」を考慮するという大前提/お困りごとの洗い出し/「できない」ことをどう知るか/カミングアウトをどうするか/病後の人間関係・悲喜こもごも/安全基地をつくる/認知症も似ている/病後だからこその人生観/有限性を知る/脳は壊れても人生は続く/「積極的に人に頼る」という戦略/支援者の支援/「生きやすさ」のためのワンチーム
当事者を代表してのお願い-対談を終えて=鈴木大介
おわりに 「個性」に合わせた支援をめざして=鈴木匡子
参考文献