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倉石 一郎/著 -- 明石書店 -- 2021.6 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /371.3/5246/2021 7114399867 配架図 Digital BookShelf
2021/07/09 可能 利用可   0
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ISBN 4-7503-5220-6
ISBN13桁 978-4-7503-5220-6
タイトル 教育福祉の社会学
タイトルカナ キョウイク フクシ ノ シャカイガク
タイトル関連情報 <包摂と排除>を超えるメタ理論
タイトル関連情報読み ホウセツ ト ハイジョ オ コエル メタ リロン
著者名 倉石 一郎 /著
著者名典拠番号

110003717700000

出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2021.6
ページ数 208p
大きさ 22cm
価格 ¥2300
内容紹介 教育を通じて貧困や排除の克服をはかる「教育福祉」の歴史・実践を検証し、その理論を社会学的に再構築する。教育現場を取り上げた映像作品も参照しつつ、<包摂と排除>の対概念を超えるメタ理論の構築をめざす。
書誌・年譜・年表 文献:p197~204
一般件名 教育と社会-ndlsh-00567180,社会的包摂-ndlsh-01177394,社会的排除-ndlsh-01177383
一般件名 教育と社会 , 社会的包摂
一般件名カナ キョウイク ト シャカイ,シャカイテキ ホウセツ
一般件名典拠番号

510661800000000 , 511819100000000

分類:都立NDC10版 371.3
資料情報1 『教育福祉の社会学 <包摂と排除>を超えるメタ理論』 倉石 一郎/著  明石書店 2021.6(所蔵館:中央  請求記号:/371.3/5246/2021  資料コード:7114399867)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153830212

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序章 出発点
  1.本書のはじめに
  2.同心円モデルが帰結する二つのアプローチ-社会移動モデルと純包摂モデル
  3.「練習問題」としてのビジティング・ティーチャー、福祉教員
  4.本書の構成
第1章 包摂と排除の「入れ子構造」論
  1.本章のはじめに-同心円モデルの何が問題なのか
  2.在日朝鮮人教育にみる「入れ子構造」
  3.障害児の就学猶予・就学免除制度にみる入れ子構造
  4.中間考察
  5.「福祉教員」の事例にみる包摂と排除
  6.本章のおわりに
第2章 ルーマンから学ぶ「包摂その一歩手前」の大切さ
  1.本章のはじめに
  2.機能分化・包摂/排除・教育システム
  3.内部転写(re‐entry)が可能にする「平凡でないマシーン」の平凡化
  4.シティズンシップ・就学義務制度・「市民に非ざる者」の排除
  5.<差別=選別の教育>という言説の陥穽
  6.スーパーコードとしての包摂/排除
  7.本章のおわりに
第3章 「包摂の一歩手前」を可視化した貴重な記録
  1.本章のはじめに
  2.この作品とわたし自身、あるいは本章の叙述法
  3.作品のオープニング-誰が至高のナレーターなのか?
  4.登場人物たちと出会いそこねる-1995年12月・神戸
  5.見られることなく見続ける「第二のカメラ」
  6.ジャーナリストの矩を超える-そのとき何が起こったか?
  7.舞台の高校を訪ね、「先生」と会う-1996年9月
  8.心臓部=「教室」へ
  9.ひょんなことから始まった「同窓生たち」とのつきあい-1996年冬~1997年夏
第4章 創発的包摂の教育小史
  1.本章のはじめに
  2.創発的包摂とは何か
  3.議論の補助線-「必要の政治」と「20世紀シティズンシップ」
  4.教科書無償闘争(1961~63年)
  5.金井康治君闘争(1977~1983年)
  6.「民受連」の挑戦(1995年頃~2003年)
  7.本章のおわりに
補章 <宿題>からみた包摂と排除
  1.本章のはじめに
  2.<宿題>への歴史的パースペクティブ
  3.解放教育運動における<宿題>-高知県の闘争を中心に
  4.「効果のある宿題」ともう一つの「自己完結不可能性」-大阪・松原の事例から
  5.本章のおわりに
第5章 創発的包摂を生きる主体の肖像
  1.本章のはじめに
  2.奇跡としての包摂-本作品の基本情報と背景
  3.プレシャス一家の暮らしぶり・親子関係とその変容
  4.ワイス氏-「成長する」狭義の包摂の忠実な担い手
  5.レイン先生-創発的包摂の支え手として
  6.本章のおわりに
第6章 公私融合の混迷状況で読み解く<包摂と排除>
  1.本章のはじめに
  2.前提となる議論
  3.20世紀後半のリベラリズム秩序と戦後教育学という「知恵」
  4.21世紀の「教育福祉」が抱え込んだ不幸な条件
  5.本章のおわりに-「不幸な状況」を脱する道は?
終章 蟷螂の斧をふりかざす
  1.創発的包摂への逆風?-専門家と非専門家の関係性
  2.「社会保障モデルの時代」への逆行か
  3.労働力の商品化、然らずんば死なのか?
  4.本書のおわりに-あとがきに代えて