金子 晴勇/著 -- 知泉書館 -- 2021.6 --

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中央 3階C 一般図書 /198.3/5379/2021 7114421046 配架図 Digital BookShelf
2021/07/20 可能 利用可   0
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ISBN 4-86285-339-4
ISBN13桁 978-4-86285-339-4
タイトル 宗教改革的認識とは何か
タイトルカナ シュウキョウ カイカクテキ ニンシキ トワ ナニカ
タイトル関連情報 ルター『ローマ書講義』を読む
タイトル関連情報読み ルター ローマショ コウギ オ ヨム
著者名 金子 晴勇 /著
著者名典拠番号

110000283330000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2021.6
ページ数 14, 323p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 1515年11月から1516年9月までヴィッテンベルク大学で行われたルターの「ローマ書講義」。「良心概念」「フミリタス概念」「義人にして同時に罪人」「愛の秩序」など主要テーマに光を当て、その意義を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p319~323
個人件名 Luther, Martin, 1483-1546-entity-00448237
個人件名カナ ルター マルティン
個人件名原綴 Luther,Martin
個人件名典拠番号 120000182620000
一般件名 ローマ人への手紙-ndlna-01081686
一般件名 聖書-新約-ロマ書
一般件名カナ セイショ-シンヤク-ロマショ
一般件名典拠番号

530212410160000

分類:都立NDC10版 198.3852
資料情報1 『宗教改革的認識とは何か ルター『ローマ書講義』を読む』 金子 晴勇/著  知泉書館 2021.6(所蔵館:中央  請求記号:/198.3/5379/2021  資料コード:7114421046)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153834104

目次 閉じる

Ⅰ 初期ルター神学の確立
  1 後期中世スコラ神学の二つの方法
  2 ルターの精神的な苦闘
  3 初期の聖書講義とオッカム主義
  4 ルターによるベルナールの神秘思想の受容
  5 『キリスト者の自由』におけるルター神学の方法
  6 信仰と神秘主義
Ⅱ オッカム主義の克服
  1 ガブリエル・ビールの救済論
  2 意志の問題について
  3 自然的能力としての自由意志
  4 オッカム主義の超克
  5 豚のような神学者
Ⅲ 信仰義認論
  1 義認のための準備
  2 アウグスティヌスとルターの義認論
  3 神の受動的義とは何か
  4 ルターはアウグスティヌス『霊と文字』をどのように受容したか
Ⅳ 『ローマ書講義』の神秘思想
  1 『第一回詩編講義』の神秘思想
  2 『ローマ書講義』の神秘思想
  3 「霊」概念と聖霊との関係
  4 神秘主義的「拉致」体験
  5 タウラーの影響とconformitas Christi
  6 ディオニシオス・アレオパギテース批判
  7 同時期の説教と神秘思想
Ⅴ 人間学の区分法と信仰論
  1 『ローマ書講解』における人間学的三区分
  2 内的人間と外的人間,「外的義」の三様の意義
  3 信仰の受容作用と変容作用
Ⅵ 『ローマ書講義』の良心概念
  1 シンテレーシス概念の受容と変容
  2 良心概念の定義と意義
  3 『ローマ書講義』における教義と良心の相関
  4 福音的生の倫理と良心
Ⅶ フミリタスの概念
  はじめに
  1 『第一回詩編講義』におけるフミリタス
  2 「信仰の謙虚」
  3 フミリタスと自己の「無」の自覚
  4 フミリタスと神の憐れみ
  5 フミリタスと倫理的実践
Ⅷ 「義人にして同時に罪人」の確立
  はじめに
  1 パウロにおける義人と罪人との関係
  2 アウグスティヌスにおける「義人にして同時に罪人」の理解
  3 『第一回詩編講義』における神の審判と義との同時性
  4 『ローマ書講義』における「義人にして同時に罪人」の定式の確立
Ⅸ 試練を受けた良心の神学
  1 青年時代の「憂愁の試練」
  2 『第一回詩編講義』(1513-16年)
  3 『ローマ書講義』(1515-16年)
  4 信仰者の試練の意義
  5 良心の危機と信仰の原風景
  6 「憂愁」や「悲嘆」の意義
  7 憂愁が試練となって攻撃する
Ⅹ 愛の秩序と倫理思想
  1 ルターとスコラ神学
  2 「愛の秩序」の解釈
  3 「愛の秩序」の批判
  4 自己愛と隣人愛との関係
  5 「愛の秩序」の否定と「愛」の解釈
  6 諸秩序(Ordines)について
  付論1 神秘主義を表わすテキスト
  付論2 ルターの『ローマ書講義』との出合い