資料詳細

目次

序章 日本古代の環境への心性史論

第一章 日本古代の心性史と環境史

  はじめに

  一 主観的な環世界

  二 環境への心性史の拡がり

  三 地域差、階層差、時代差と史料

  おわりに

第二章 九世紀陸奥海溝地震・津波と環境への心性史

  はじめに

  一 九世紀陸奥海溝地震・津波と清和天皇

  二 菅原道真と地震

  三 「末の松山」の歌

  おわりに

第三章 古代の人々と化身

  はじめに

  一 『今昔物語集』の化身譚

  二 化身の時間

  三 『古事記』『日本書紀』『風土記』の化身譚

  おわりに

第四章 古代の人々の心性とまなざし

  はじめに

  一 現世の人々の多様なまなざし

  二 異界・異類を見るまなざし

  おわりに

第五章 古代の視覚

  はじめに

  一 現世へのまなざし

  二 異類独自のまなざし

  三 天狗と野猪

  おわりに

第六章 古代の仏像の世界

  はじめに

  一 仏像の不思議

  二 仏像の異界性と神々の世界

  おわりに

第七章 『今昔物語集』と環境への心性史

  一 浜辺と大木

  二 もう一人の小野篁

  三 安義橋の鬼

  四 黒山と千引石

終章 雪を感じる

  はじめに

  一 雪

  二 雪への心性

  おわりに

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