渡部 潤一/著 -- 筑摩書房 -- 2021.8 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /440.2/5065/2021 7114613410 配架図 Digital BookShelf
2021/11/26 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68407-3
ISBN13桁 978-4-480-68407-3
タイトル 古代文明と星空の謎
タイトルカナ コダイ ブンメイ ト ホシゾラ ノ ナゾ
著者名 渡部 潤一 /著
著者名典拠番号

110002037830000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2021.8
ページ数 210p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 382
シリーズ番号読み 382
価格 ¥840
内容紹介 古代人は星空から精密な方角や暦を導き出しているが、どの星を頼りに計測し、何をつくりあげてきたのか? 歴史上の遺跡や古記録を天文学で読み解く「古天文学」の面白さを伝える。
書誌・年譜・年表 文献:p209~210
学習件名 天文,考古学,ストーンヘンジ,古代エジプト,マヤ文明,ポリネシア,キトラ古墳
学習件名カナ テンモン,コウコガク,ストーンヘンジ,コダイ/エジプト,マヤ/ブンメイ,ポリネシア,キトラ/コフン
一般件名 天文学-歴史 , 考古学
一般件名カナ テンモンガク-レキシ,コウコガク
一般件名典拠番号

511201710080000 , 510776900000000

分類:都立NDC10版 440.2
資料情報1 『古代文明と星空の謎』(ちくまプリマー新書 382) 渡部 潤一/著  筑摩書房 2021.8(所蔵館:多摩  請求記号:/440.2/5065/2021  資料コード:7114613410)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153858170

目次 閉じる

はじめに
  天文学が考古学の研究を進める/古天文学の三つの分類
第一章 巨石文化は何を示しているのか?
1 ストーンヘンジは天文学の事象を予測していた?
  古天文学と巨石文化/巨大遺跡の四つの分類/ストーンヘンジについて
2 遺跡を科学的に考察するための天文知識
  位置天文学とは何か/天球と二つの座標/地平座標/赤道座標/日周運動/南中と天体の出没方位/太陽の動き(黄道)と季節/季節や緯度で日没のようすが変わる/月の話 白道とは/出没方位図とスタンドスティル/月の出入りと遺跡の関係/地球の歳差運動とは
3 古天文学の視点で巨石遺跡を見る
  ストーンヘンジの分析/ストーンヘンジはアナログ・コンピュータだった?/メジャー・スタンドスティルと二つの巨石遺跡/日本の巨石遺跡/巨石文化と天体観測
第二章 太陽信仰とピラミッド
1 ピラミッドはどこを向いているか
  ミューオンで進んだピラミッドの研究/階段ピラミッド/屈折ピラミッド/真正ピラミッド/三大ピラミッド/ピラミッドの方位は歳差でずれている/天の北極を定める二つの説/建造年で微妙にずれるピラミッドの向き/北極星は何時に真北になるのか/太陽を使って「南」を計測する/エジプトの太陽信仰とは
2 暦はどうして生まれたのか
  暦はなぜ必要か/春分や秋分でも昼の方が長い/曜日の起源は太陽系の惑星/「月」は月齢に因んでつくられた
3 エジプトの暦と天体の関係
  月の満ち欠けをもとにした太陰暦/季節に合わせた太陰太陽暦/なぜエジプトで太陽暦が生まれたのか/360日に5日が加わった神話/ユリウス暦とグレゴリオ暦/3000年で1日ずれる
第三章 暦とマヤ文明
1 ピラミッドが暦をあらわしている
  マヤ文明とは/マヤ文明の歴史 先古典期/マヤ文明の歴史 古典期/チチェン・イッツァ/暦のピラミッド/春分にうねる蛇/チチェン・イッツァの天文台と球技場/マヤ文明の衰退
2 天体観測をしていた!
  マヤ文明の特徴 宇宙観と数字/太陽暦と優秀な天体観測技術/太陽暦と儀礼暦のカレンダーラウンド/金星の光でも影ができる/地球と金星の会合周期/太陽暦と儀礼暦と金星/長期暦
第四章 広大な海とポリネシア
1 海を渡るために発展したポリネシアの天文学
  オセアニアの三つの地域/メラネシアとミクロネシア/ポリネシア/天測暦/灯台守はいなくなった/太陽を用いた方位の確認/季節ごとに目印となる四つのグループ/冬の目印の星と星座/春の目印の星と星座/夏の目印の星と星座/秋の目印の星と星座/航海のための星
2 星にまつわる物語
  星の民話/ホクレア号/ポリネシアを西欧に知らしめた人物と天文現象/西欧にポリネシアを紹介したキャプテン・クック/金星の太陽面通過の観測/ビーナス・ポイントで見たグリーンフラッシュ/日本にも来た金星の太陽面通過の観測隊
第五章 世界最古の天文図、キトラ古墳
1 日本の古天文学はどうなっているか
  日本の古天文学の研究対象「キトラ古墳」/キトラ古墳の調査/天文図の重要な五つの要素/古代中国星座の基本は28宿と4神/中国と西洋の星座のちがい/正距方位図法で描かれた星座/星や星座が沈まない内規/見ることのできない外規
2 キトラ古墳に描かれた星図はいつのもの?
  キトラ古墳の古天文学の二つの研究/描き込まれた赤道、黄道、内規、外規/赤道と内規の半径の比で緯度がわかる/星宿図の原図の観測年代は?/28宿の五つの星から観測年代を推測/六つの星から内規の緯度を推定して作成地域も特定
あとがき
参考文献