教育目標・評価学会/編 -- 日本標準 -- 2021.8 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /370.4/5708/2021 7114627176 配架図 Digital BookShelf
2021/09/03 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-8208-0711-7
ISBN13桁 978-4-8208-0711-7
タイトル <つながる・はたらく・おさめる>の教育学
タイトルカナ ツナガル ハタラク オサメル ノ キョウイクガク
タイトル関連情報 社会変動と教育目標
タイトル関連情報読み シャカイ ヘンドウ ト キョウイク モクヒョウ
著者名 教育目標・評価学会 /編
著者名典拠番号

210001319210000

出版地 東京
出版者 日本標準
出版者カナ ニホン ヒョウジュン
出版年 2021.8
ページ数 8, 266p
大きさ 21cm
価格 ¥2800
内容紹介 人類史的な大きな社会変動のなか、教育は何を教えるか。<つながる><はたらく><おさめる>という3つのカテゴリーを設定してアプローチし、それに基づいた教育目標研究の課題の把握と展望を示す。
一般件名 教育目標-ndlsh-001158101,社会変動-ndlsh-00571852
一般件名 教育学
一般件名カナ キョウイクガク
一般件名典拠番号

510663000000000

分類:都立NDC10版 370.4
資料情報1 『<つながる・はたらく・おさめる>の教育学 社会変動と教育目標』 教育目標・評価学会/編  日本標準 2021.8(所蔵館:中央  請求記号:/370.4/5708/2021  資料コード:7114627176)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153858956

目次 閉じる

序章 <つながる・はたらく・おさめる>の教育学の問題構制
  1.本書の立脚点とめざすもの
  2.社会理論から見る問題構制の意味
  3.今,目標づくりを問うことの意味-教育目標・評価論という分析視角
第Ⅰ部 <つながる>ことをめぐる教育目標
  第Ⅰ部への招待
第1章 生活世界における<つながる>ことと人間関係
  1.前近代の「共同体」的な生活世界における<つながる>ことと人間形成
  2.近代化に伴う<つながる>ことと人間形成の変容
  3.近代社会の揺らぎと,<つながる>ことと人間形成の現段階
第2章 多文化社会メキシコの教育政策の変遷と格差社会を生き抜く先住民
  1.格差が広がるメキシコ社会
  2.公教育拡大とそれにともなう課題
  3.先住民言語と文化をめぐる教育政策
  4.グローバル化と先住民教育
第3章 「つながり」の希薄化・グローバル化が進む地域社会に学校はどうかかわるか
  1.地域の内実
  2.地域の人間形成の大切さとその消失
  3.地域の人間形成をめぐる政策的動き
  4.地域と学校がかかわることで期待される人間像
  5.学校が地域に向かう際の目標と新しい課題
第4章 編集室としての教室
  1.教室のなかのメディア
  2.学級の「安心」を求めて
  3.学級文集というメディア
  4.「安心」を編み直す
第5章 学校カリキュラムにおける「つながり」の危機と再生
  1.カリキュラムにおける「つながり」をどのように考えるか
  2.つながりの形成をめぐって解明すべき教育実践上の問題
  第Ⅰ部の小括 <つながる>ことと人間形成,その目標
  1.<つながる>ことと人間形成の過去・現在
  2.<つながる>ことと人間形成は,今後どうありえ,どうあるべきか
第Ⅱ部 <はたらく>ことをめぐる教育目標
  第Ⅱ部への招待
第6章 <はたらく>ことから教育目標を考える
  1.<はたらく>ことから教育目標を考えるのはなぜか
  2.ポスト産業社会の公教育政策と<はたらく>こと,<まなぶ>こと
  3.教育学における<はたらく>ことの再定義-「能力主義」をどう超えていくか
  4.<はたらく>こと<まなぶ>ことの関係をめぐる変化
  5.教育目標の捉えなおしへ
第7章 職業教育論の戦後史
  1.単線的教育システムのなかの職業教育論
  2.単線的教育システムの誕生と複線的進路構造
  3.高校教育機会の拡大と単線的教育システムの確立
  4.単線的教育システムにおける排除と抗い
  5.単線的教育システムの融解と再編
第8章 スウェーデン「万人のための高校」における教育と職業
  1.スウェーデンにおける労働
  2.学校と職業
  3.イントロダクション・プログラムの教育
  4.社会的包摂の実現をめざして
第9章 学びの場から<はたらく>ことを問い直す
  1.<はたらく>ことの教育をめぐる論点
  2.世界や地域とつながり,働くことの理解を深め,自分をつくる
  3.専門性をみがく-職業教育における「逆向き設計」
  4.学びの場・働く場から労働を問い直す
  5.到達点と残された課題
  第Ⅱ部の小括 教育目標論がつなぐ<はたらく>ことと<まなぶ>こと
  1.3つの問い
  2.各章からの示唆
  3.今後に向けて
第Ⅲ部 <おさめる>ことをめぐる教育目標
  第Ⅲ部への招待
第10章 <おさめる>ことをめぐる戦後教育史
  1.戦後民主主義理念を実現する「主体形成」の模索
  2.日常意識に根づきをもつ政治主体形成の系譜にみられる実践
  3.「主権者を育てる」安井俊夫の教育実践の意義
  4.<おさめる>ことの教育目標論への歴史的示唆
第11章 新自由主義イデオロギーに対抗する政治主体形成の教育実践
  1.新自由主義の教育目標・内容への浸透
  2.上野山小百合の授業から
  3.草分京子の授業から
  4.平井敦子の授業から
  5.対抗する実践が示唆するもの
第12章 現代の社会科教育にみる政治主体形成の実践
  1.社会科教育における「政治主体」と「市民的資質」
  2.従来の社会科における市民的資質育成に関する論点
  3.多様な声を聴くことで自己と社会を考える社会科授業-山口実践
  4.他者との対話を踏まえ社会から自己を振り返る社会科授業-佐藤実践
  5.学問知を用いて自己の判断基準を振り返り,社会を構想する社会科授業-阿部実践
  6.3実践が示唆する今後の政治主体形成のあり方
第13章 持続可能な社会づくりをめざす教育活動の教育目標
  1.持続可能な社会づくりの実現に向けた教育活動の役割
  2.個々の学習者が高めるべき力量に関する教育目標のあり方
  3.学習環境づくりに関する教育目標のあり方
  4.持続可能な社会づくりをめざす教育活動における教育目標の射程
第14章 「労働と福祉」をめぐる社会運動から教育目標の構想へ
  1.「おさめる主体の人づくり」としての社会運動
  2.「新しい労働運動」の特徴
  3.「新しい労働運動」における人づくり
  4.労働や福祉分野における「人づくり」と能力
  5.新たな福祉社会を展望した知識の共有
  6.連帯のために「力のある知識」を教育目標にすること
  第Ⅲ部の小括 <おさめる>ことの課題と学校の教育目標
  1.<おさめる>ことの意義と学校の役割
  2.現代における人間の生活・生存の基本的なニーズを主題化する
終章 <つながる・はたらく・おさめる>の教育学の地平
  1.<つながる・はたらく・おさめる>の教育目標-能力論の観点から
  2.教育目標の論点と課題-教えることの立脚点