角山 朋子/著 -- 彩流社 -- 2021.7 --

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中央 3階B 一般図書 /757.0/5419/2021 7114648050 配架図 Digital BookShelf
2021/09/10 可能 利用可   0
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ISBN 4-7791-2743-4
ISBN13桁 978-4-7791-2743-4
タイトル ウィーン工房
タイトルカナ ウィーン コウボウ
タイトル関連情報 帝都のブランド誕生にみるオーストリア近代デザイン運動史
タイトル関連情報読み テイト ノ ブランド タンジョウ ニ ミル オーストリア キンダイ デザイン ウンドウシ
著者名 角山 朋子 /著
著者名典拠番号

110007888770000

出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2021.7
ページ数 360, 70p
大きさ 22cm
価格 ¥4800
内容紹介 家具、食器、テキスタイル等、美しい日用品の数々を生み出した「ウィーン工房」。19世紀末から20世紀初頭の政治や社会情勢を視野に入れ、ウィーン工房デザイナーの活動を作品、言説、歴史的事実から精緻に検証する。
書誌・年譜・年表 関連年表:巻末p45~50 文献:巻末p51~68
一般件名 工芸美術-オーストリア-ウィーン-歴史-ndlsh-031656791
一般件名 デザイン-歴史 , ウィーン工房
一般件名カナ デザイン-レキシ,ウィーン コウボウ
一般件名典拠番号

510307710080000 , 210001630550000

分類:都立NDC10版 757.02346067
資料情報1 『ウィーン工房 帝都のブランド誕生にみるオーストリア近代デザイン運動史』 角山 朋子/著  彩流社 2021.7(所蔵館:中央  請求記号:/757.0/5419/2021  資料コード:7114648050)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153861540

目次 閉じる

序論
  1 ウィーンのウィーン工房
  2 オーストリア・デザイン史の展望
  3 先行研究の問題点
  4 研究の方法、構成
第一章 オーストリア近代デザイン運動の胎動
  1 英国アーツ・アンド・クラフツ運動-二〇世紀初頭までの変遷
  2 ウィーンへのアーツ・アンド・クラフツ運動の伝播
  3 第一期デザイン改革-アイテルベルガーと帝国立オーストリア芸術産業博物館
  4 第二期デザイン改革-ウィーン分離派による芸術刷新
第二章 ウィーン工房誕生の布石
  1 一九〇〇年以前のクンストゲヴェルベシューレにおける工芸教育の変遷
  2 芸術産業博物館の近代化-クンストゲヴェルベシューレ改革の素地
  3 ウィーン分離派によるクンストゲヴェルベシューレ改革
第三章 設立構想と初期理念
  1 ウィーン工房設立までの出来事
  2 ウィーン工房の組織形態
  3 幾何学的ユーゲントシュティール
第四章 理想と経営のはざまで
  1 ウィーン工房の経営体質(一九〇三-三二)
  2 一九〇七年の経営危機とモーザーの離脱
  3 一九〇七年の大転換-デザインに見る経営戦略
第五章 「ウィーン工房」のブランド確立へ
  1 ウィーン分離派の決裂(一九〇五)-芸術様式と商業性をめぐる立場の相違
  2 <クンストシャウ一九〇八>にみる「総合芸術」の新たな展開
  3 「国家的理由から」-オーストリア工作連盟の設立(一九一二)
  4 「ウィーンらしさ」への立脚-一九一〇年代前半の産業活性化の理想と実態
  5 オーストリアのアイデンティティとは-ケルンでの工作連盟展(一九一四)
第六章 第一次世界大戦下の活動
  1 「芸術家工房」(一九一六)における美的工芸品生産
  2 モード領域の成長-テキスタイル部門、モード部門での女性メンバーの活動
  3 女性デザイナーの養成拠点-ホフマンとチゼックによるデザイン教育の意義
  4 国家協力と経営努力
第七章 一九二〇年代から終焉まで
  1 新共和国のデザインの方向性をめぐる混乱と対立
  2 終戦直後のウィーン工房再建過程-ドイツへの接近と企業的性格の強化
  3 現代産業装飾芸術国際博覧会(一九二五)への参加
  4 ブランド・イメージとしての装飾
  5 最後の五年間-芸術性の維持と経営合理化
結論
  1 オーストリア近代デザイン運動の基盤-産業・芸術・国家の近代化
  2 デザイン企業への転換-デザインの商品価値
  3 ブランドへの変容
  4 ウィーン工房と「装飾」
  5 デザイン史上の意義と今日性